安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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税金は本当に必要なのか?税金のあり方を考える

2019-04-15 22:18:10 | 政治
まず最初に
安い税金を切望する我がブログといたしましては、この'税金の役割'を考えることは大切なことだと思うのです
1940年代、Abba Lerner(アバ・ラーナー)という経済学者が発表した論文に「機能的財政と連邦債」というものがあります
これが参考になるのでご紹介したいと思います

このラーナーさんの一番言いたかった論旨は何かといいますと
政府が行う財政支出と課税、そして借り入れ(国債発行)とその償還、新貨幣の投入と回収
これらの政府の機能は全て、「経済にどのような影響があるのか?という観点でのみ見るべきだ」
という考え方です

ちょっとわかりにくいかもしれませんね?もう少し具体的に言うと
普通一般的に税金というものは、国が公共事業や公共投資に使うための原資として集めるもの
という考え方が一般的です
ラーナーはこれを、
「いや、そうじゃない、税金は加熱しすぎた経済を冷やし、インフレを抑制する「機能」として考えるべきだ」
と言っているんです

これ、今の日本ではまず見当たらない、古いですが斬新な考え方です
国にはそもそも、税金でお金を集める理由は「経済調節機能」しかないんだ、と言っているんです
その理由は、
「国家が貨幣の発行元であり、お金を無限に作ることのできる国にお金を借りたり集めたりする必要性はそもそもない」
ということなんですね
あまりにも極端だとお感じになられる方も多いのではないでしょうか?

しかし、この考え方、今現在、とある理論を伴って議論され始めているんです
次回は、こういうことについてさらに考えてみたいと思います

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