トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)
Top Gun: Maverick
監督 ジョセフ・コシンスキー
出演者 トム・クルーズ マイルズ・テラー ジェニファー・コネリー
Top Gun: Maverick
監督 ジョセフ・コシンスキー
出演者 トム・クルーズ マイルズ・テラー ジェニファー・コネリー
エンタメ映画として
いうてもやっぱ戦争の話なので「デンジャゾッ♪デンジャゾ♪」とスカッと楽しむことはできなかったな。。
ウラン工場の爆破という目的がマクガフィンであることは重々承知。
一貫して「敵」としか説明されない「敵」の実態感のなさ、人間性のなさもエンタメとして必要だったのでしょう。
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創造主としてのトム
戦闘機アクションシーンはそりゃかっこいいので興奮したし
手に汗握ったしハラハラしたし声出して笑った箇所もありましたよ。
手に汗握ったしハラハラしたし声出して笑った箇所もありましたよ。
トム・クルーズは演技自体も素晴らしいし、プロデューサーとしても凄いんだろうし、
俳優やエンターテイナーを超えて、もはや創造主に思えてきましたよ。
俳優やエンターテイナーを超えて、もはや創造主に思えてきましたよ。
あの2つの爆弾でどんだけ人死んでんの
でもですよ。。
「勝手に他国の工場を爆破しちゃうことがそんなにもスッキリとした正義の行為なの??」
というモヤモヤを抱いてしまったし
楽しい映像見たからってこのモヤモヤを捨て去っていいとも思えないし。。
楽しい映像見たからってこのモヤモヤを捨て去っていいとも思えないし。。
大国による侵略戦争が起こってそれを止めることもできず世界中が強く長い影響を受けている状況での公開になってしまったのは運が悪かったと思います。
でも、、予定通りに2年前に公開していたとしても、、
ちょっっと能天気すぎる映画だったのではないでしょうかね。。。。
ちょっっと能天気すぎる映画だったのではないでしょうかね。。。。
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ジェニファー・コネリーは本当に素晴らしい。
主役の男性俳優の「妻」「元妻」「恋人」「元恋人」役を天職となさっている女優さん。
ほんとなら記号的な人物になってしまうところを、ジェニファー・コネリーの存在感や細やかに表情でちゃんと血の通った1人の人間として映画に存在してくれる。
今回の役なんてぜ〜んぶトム・クルーズの思い通りに動いてくれるアレクサみたいな役。
なのにジェニファー・コネリーが演じると逆にすべて彼女の思惑通りだったのでは?
陰の支配者だったのでは?
と思わせる謎の精神力を感じる。
陰の支配者だったのでは?
と思わせる謎の精神力を感じる。
でもこれはジェニファー・コネリーが凄いだけの話ですからね。
脚本としてはどうかと思いますよ。この典型的な元カノ役は。
脚本としてはどうかと思いますよ。この典型的な元カノ役は。
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わからないなぁ…
戦闘機周りのリアリティやアクションやノスタルジーは素晴らしかったし
僕が認知できないレベルですごくこだわっていたシーンもたくさんあるんだとは思いますけど。。。
う〜ん、、わからないなぁ。。。
これが傑作なのですか。。
これが傑作なのですか。。
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コンフィデンスマンJPの世界へようこそ!
『コンフィデンスマンJP』の冒頭で長澤まさみが
「コンフィデンスマンJPの世界へようこそ!」ってカメラ目線で宣言したように、
冒頭のデンジャーゾーンで「これはトップガンの世界ですよ」と教えてくれていたわけですよね。
僕はそもそも前作を見てなくて、
前作はどうやらとてもライトな作りだったようですね。
前作はどうやらとてもライトな作りだったようですね。
ライトな世界ですよ、と宣言していたんですね。