映画感想(ネタバレもあったり)

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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画) La La Land

2015-09-11 | 映画感想
なるほど。評価が分かれるのもわかる。
予約した時間に予約した席に座って2時間目開けてりゃ感動させてもらえると思った観客は辛いか。

言っても1分間くらいアカデミー賞作品賞を受賞した作品なんだから一応の芸術作品を見る受動の姿勢はないと楽しみ尽くせないかな。

ラララ〜♪とかルルル〜🎶と歌ってる(だけに見える)世界に憧れる若者2人の物語。

その世界(ラ・ラ・ランド?)で生きる覚悟もできず見栄を捨てきれずただ夢だけ見ている自分こそがラララ〜♪とか歌ってるだけのラ・ラ・ランドの住人だと気づくという話、かな。
ほんとのラ・ラ・ランドにいかなきゃ、と。

で、そこから巻き返しが始まる。

冒頭とエンディングのミュージカルシーンだけでも1800円の価値があるよ。

変顔を何度も見せるエマ・ストーンのかわいいこと。
絶世の美女だったら説得力ない役だったし。
全体的に控えめだったライアン・ゴズリングのピアノシーンやびっくりする仕草は良かったねぇ。

全体的には古き良きアメリカ風な画面なんだけど、細部はかなり現代的。
エンディングなんかとくに。


どうか乾杯を 夢追い人に たとえ愚かに見えても
どうか乾杯を 心の痛みに

劇中歌「オーディション」

あと、楽器の音が凄く凄く凄く良かった。
サントラ買わねば。

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