EUフィルムデーズ 2021
欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映するユニークな映画祭で、上映される作品はヨーロッパの映画製作者の幅広い才能を披露するとともに、EUが重視する文化的多様性をさまざまな表現で映し出しています。
19年目となる2021年は26のEU加盟国の作品を紹介します。
19年目となる2021年は26のEU加盟国の作品を紹介します。
東京では 国立映画アーカイブ で6/24(木)- 7/18(日)まで
京都では、京都府京都文化博物館で6/17(木) - 7/4(日)まで開催中。
EU加盟国のアニメ、スリラー、ドキュメンタリー、歴史劇、若者など多彩なジャンルの秀作が
一般520円で一本観れるよ。
一般520円で一本観れるよ。
上映スケジュールはEUフィルムデーズ2021の公式サイトでご確認を。
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オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険
Austria 2 Australia 製作国:オーストリア上映時間:88分
ジャンル:ドキュメンタリー
監督ドミニク・ボヒス アンドレアス・ブチウマン
これなかなか面白かったですよ。
オーストリアからオーストラリアまで男2人で自転車旅!
っていう電波少年案件ですよ。
このアホらしさがいいですね。
僕もいつか「福井→広島」の旅をしたいですよ。
僕もいつか「福井→広島」の旅をしたいですよ。
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こういう自撮りドキュメンタリーの場合、ナルチシズムが邪魔になります。
挫けそうな俺✨
でも立ち上がる俺✨
でも立ち上がる俺✨
ってのをわざわざ自分でカメラに収めなきゃいけない。
このナルチシズムが気持ち悪い場合が多い。
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細面のドミニクがね、ちょっとナル入ってるんですよね。。
オーストリアの荒野の真ん中でハエにたかられて挫けそうになってる自分を
カメラの前でたっぷりと表現するのがちょっと。。
カメラの前でたっぷりと表現するのがちょっと。。
でもナルチシズムがうるさいシーンはこのシーンくらいですし、
特にアンディはなんかずっと淡々としてて客観的で面白いキャラでした。
特にアンディはなんかずっと淡々としてて客観的で面白いキャラでした。
どんどんかっこよくなっていくし。
かなり大変なことも起きるし
過酷な道のりだし
ポエムみたいナレーションも入るんだけど
全体としてはなんか淡々としてる。
過酷な道のりだし
ポエムみたいナレーションも入るんだけど
全体としてはなんか淡々としてる。
演出がうるさくなくてちょうど良かったです。
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ドローンは凄いですね。
個人でも空撮できちゃうんだから。
ロシアとかカザフスタンとかパキスタンとか中国とかのすんごい映像が次々と。
現地の人との交流もわざとらしくなくて
「今美味しい映像撮れてますよっ!」感があんまりない。
絶対そう思ってるはずなんだけど
どういうわけだかこの2人からはそういういやらしい計算高さが感じられない。
どういうわけだかこの2人からはそういういやらしい計算高さが感じられない。
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旅気分が味わえたし
人間っていいな、地球ってすごいなって思えたし
気分が上がる、つまりいい映画でしたよ!