FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドア日誌>中級&チームFCC アウトドア

2010-06-23 15:43:21 | クライミングレッスン報告
6月6日(日)

先月に引き続き、エリアは秋川の天王岩。
メンバーはユイちゃん(中2)、りんちゃん(中1)、ユイト(中1)、ゴローちゃん(小6)、コーヘイ(小5)の5人。
いつもは下の岩場でアップするのだが、今日は上で。下のエリアと違って上は下地が良いのでビレイもしやすい。
そこで、エリアのほぼ中央部にある簡単なルートをメンバー同士で組んで登る。
先ずはトップロープ、次にトップロープでの補助輪付き(通称トップリード)、そして最後にリードの順で練習。だいぶ慣れて来たようだ

次にクラックジョイ。こちらは全員がリードした。男の子は全員マスタースタイルで。なので、一人が登ったら、ヌンチャクも自分で回収だ
今まで「怖い~」と尻込みをしていたりんちゃんも初リード。少しずつだけれど怖い気持ちをコントロールして、やるべきことは出来るようになってきた 確実に成長しているよ。

次に、以前から必ずトライしている「涅槃の風」10b。今日は全員がトップロープで完登 りんちゃんも粘りに粘ってついに完登 でかしたぞ 怖がりのりんちゃんはこの段階で大満足 他のメンバーはさらにリードでのレッドポイントをもくろみ、見事達成 実力がついてきている証拠だ。残りの時間で隣の「蝉時雨」10bもトライ。男子は全員がトップロープで完登し、コーヘイはリードでも登った

私は、リードでトライするルートは初登のスタイルは守ってほしいと思っている。なのでむやみなプリクリップ(事前にクリップして確保しておくこと)はなるべく控えたい。そのためにトップロープでのリハーサルを行っているのだから。そのパートがこなせないのであれば、「そのルートはまだ実力が届かない」ということなのだから取りつくべきではない。それがたとえ子供であっても、クライマーとして看做すのであれば守るべきだろう。今日子供たちは、始めは「1本目まで怖い」と言っていたが、プリクリップすることなしに冷静にこなしていた

 

最後に少しだけみんなの大好きなボルダー。ところがバスの時刻表が変わっていて、バスは行ってしまった うわ~、済まない~ 仕方がないので十里木までみんなで歩く 子供たちも最後のほうはバテたようだが、よく頑張った。でも、体力作りにはこれもありだな~。バス停に着いたら、さっそく「始めの一歩」で盛り上がっていた子供たち。・・・結構元気じゃん