FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-01-05 18:49:25 | クライミングレッスン報告
12月16日

メンバー:ヒカリ(中3)、タクミ(小6)、ユキちゃん(小3)

学校の部活動をやめてしまい、何か運動を、ということで再びクライミングに通い始めたヒカリ。
たまに「おっ」という良い動きをすることがあるので、
続けてくれれば結構上手くなりそう
今日はルートで5.7を2本、今の彼の限界グレードの5.8を1本、計3本をトップロープで完登
「運動は痛くなるまで頑張らなくてはいけない」と思い込んでいる彼は、普段は動くのが嫌いらしい。
でも、「気持ち良く体を動かす」、そして「体を動かすと気持ち良い」、という感覚を
先ずはしっかりと味わってくれると良い循環に入っていけると思うのだが。
クライミングは他者と比較することなく、自分自身の目標に向かって行くことが出来るスポーツ。
自分の目標を自分で決め、それに向かって努力すること、
そして安全性の確保も含め、結果は自分で引き受けること。。。つまりは自己責任。
この自己責任の覚悟をしっかり身に付けた者は人生に怖いものなし、と私は思う。
それを学んでくれればありがたいなぁ

タクミは自分の今の目標ルート、タワーの赤↑10dにトライ。
頑張ってガンバって、粘ってネバって…終了点のクリップが出来ずフォール
それにしても良く頑張った
この頑張りが君の宝だよ
時間制限のあるコンペなどではこの長所が裏目に出ることもあるかもしれないけれど、この諦めない気持ちは評価したい。
コンペはコンペなりの登り方を学んでいけば良い。
外岩などでは時間制限がないから、長所を存分に生かせるね

タワーの緑/10bをオンサイト出来たことで自信がつき、落ち着いてトライできるようになったユキちゃんは
今日も10bを1本登り、順調にルートクライミング技術を身につけている

最後にみんなの大好きなボルダー。
ヒカリは簡単なルートを本数を登り、地道に動きの練習
タクミとユキちゃんは5級の課題を楽しそうにセッションしていた