FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>初級 3月③

2014-03-18 11:14:45 | インポート
「カンテ」4級を完登した2人は別の課題へ。
「スラブ」、「凹角」、「カンテ」などの6級の課題に次々にトライ

りょーたはこれらを全制覇
コージンは「スラブ」だけが、抜け口のマントルがどうしても怖くて出来ずに敗退
外岩では「無理をしない」のが鉄則だから、気にしない、気にしない

外岩では、変な落ち方をすれば間違いなく怪我をする。
それを良く体で理解することはクライマーたる者基本中の基本。
「無理をする」ことと「頑張る」ことは別なのだ。
無理をして事故でも起こせば、自分が大変な思いをするばかりか、周囲にも多大な迷惑を掛ける。


次に2人は「ノーズ」2級にチャレンジ
かなり登りやすいうえに、核心が出だしの3手なため安全にムーブの練習が出来るのも大きな魅力の課題だ
両手いっぱいに広げてダイナミックに動く必要があるため、少々リーチが要る。
だから6年生で背の高いりょーたはちょっとお得
ムーブが面白いので、2人はあーだこーだと相談し合いながらトライを重ねる。


2人とも諦めずにトライし続け、ついにりょ―たが完登した
 

一方のコージンはほんのちょっとリーチが足りず、みんなが使っているガバからでは次のガバまで届かない
仕方がないので、ガバの上の甘いカチホールドで飛び出しているのだが、明らかに他の人より難しくなる
でも、文句も言わずに現状を受け容れて、熱心に努力する点がコージンの良いところ

だいぶ安定して飛び出せるようになり、あと少しで次のガバをキャッチできそうなところまで持ちこんだが、今日は残念ながら時間となった

~つづく~