＜コンペに行こう＞オール神奈川・ユースの部 その２

昼食をはさんで2本目。
　　↓雨の中のお昼ごはん


「オール神奈川」は全員が2本登り、その合計点で成績が出る。
予選→決勝の手順を踏むのは「エキスパート」の部のみだ。

子どもたちにとって全員が2本登れる、というのは「登る」練習の意味で良い点である。
が、「決勝」がないのは、少し残念だ。
「決勝」進出への意気込みや、通過した後の気持ちの作り方など、
今後経験して行くであろう「決勝」という「場」の経験は貴重なのだが…。

さて、キッズとユース女子の2本目はフラッシュだ。
フラッシュとは他者の登りを見たり、登った人から意見を聞いて、ルートの情報を得て良い。
タープの下で昼食を食べていたタクミも、2本目の競技が開始されると、
「もっと近くで見たりして来ます」と前のほうに。
だいぶ大会での行動に慣れてきたね

2本目のルートはさすがに厳しそうだ

ユイちゃんは小さい体をいっぱいに使って、なかなか良いクライミングをした
たまに顔を出す気弱な彼女は、今日はなかった。
最大傾斜に入って、2手ほど進んだあたりでユイちゃんとりんちゃんがフォール
2人は仲良く同着で2位となった
2人のポイントより一手下で落ちたタクミは「キッズ」の部で4位
あと少しで表彰に手が届くところだったので、ちょっと悔しかったね
ムーブの組み立てを日ごろからもっと意識して身につけることと、トレーニングをさらに頑張ってパワーをつけ、上位に行けるようにしたい
大会後の彼の感想である。

大会参加は、しっかりした目的意識が大切だと思う。
その目的意識は、単に良い成績を狙う、などというものでなく、
自分自身の問題点の発見・自覚とそれを日々の練習で乗り越えて行くことにつながるものでありたい

そういう意味で、コンペの経験を自分の日常に活かそうとしているタクミは、コンペの参加経験を意義あるものとして
自分の血肉として行くことが出来ていると言える

競技が終わって、みんなで記念撮影。


雨が止まないので、表彰式は室内で行われた。
みんな雨の中ご苦労様でした　良く頑張りました
ユキちゃんも雨の中を応援したりお手伝いしたり。ありがとうね