FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-02-20 19:47:37 | クライミングレッスン報告
2月10日(金) メンバー:ヒカリ(中3)

たまたまいつも金曜に来ている子どもたちの都合がつかず、マンツーマンとなった。
「今日は高校受験だった」とのことでかなりお疲れの様子
今日は本人の「やる気」に従って内容を決めて行くことにしよう。

運動嫌いのヒカリが唯一続ける気になっているのが、このクライミング。

クライミングは実に不思議なスポーツで、
体育会系の雰囲気が嫌いな子どもたちにも受け入れられることが多々ある。
全体主義的な雰囲気がなく、クライミングという行為そのものに知的要素や繊細な部分を感じ取れるからかもしれない。
また、クライミングが好きな子の中で、絵を描くことが好きな子の割合がとても高いことも面白い特徴の一つだ。
そう言えば、このヒカリも絵を描くことが好きな一人であるが…。

さて、ヒカリにはこのクライミング活動を通じて体を動かす楽しさを感じてもらうとともに、
自己決定と自己責任を徹底して身につけてもらいたいと考えている。
この2つは、まさにクライミングの根本であり、ひいては人生の規定となることであると
私は考えている。

自己決定と自己責任。
この2つが人生の心構えとしてしっかりと身についていれば、
将来どの道を選んだところで
困難に立ち向かいながら自分の足で歩いて行けることだろう。


今日は彼が自分で「これをやります」と決めたルートを3本登った。
ボルダー課題も自分の体の状態と相談しながら、自分で選んで決めてトライしていた



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