今年も富山の桜ヶ池クライミングセンターで、JOCジュニアオリンピックカップが開催された。
日本全国から集まった1997年生まれ(10歳)から1988年生まれ(19歳)までの子どもたちが熱戦を繰り広げる。

FCCに来てくれている子供たちの中では今年は2名の子どもたちがエントリーした。
8月10日、大会運営関係者の方の車で現地へ。会場の近くのおすし屋さんでお昼を食べたが、期待はずれでちょっとがっかり
おいしいお魚が食べられると思ったのになぁ~
午後からは大会の準備。ルートの試登要員が足らないとのことで登らせられるが、暑さでよれよれ。「これでも今日は涼しいよ」とのセッター陣のお言葉に先が思いやられる。
その後アイソレーション会場の設置やらなにやら。本当に運営側は大変なのね。。。
8月11日
、男子予選。今年は102人という参加者の多さのため、2ルートで準決勝進出者を決める。
今日はR君がAルートで出場。
私はビレイヤーの補助係だ。
男子予選Aルートは下部から少しづつ悪く、気が抜けない。
ユースBのR君は8番目と早めの出走だ。途中ラインが左に寄ったところで足が側壁に。注意されてそれは直したが、今度は次のホールドを取りに行く時に壁のふちに足が触れた・・・
うーん、これはバウンダリだ・・・
やっぱり緊張していたかな?それでも結構良いところまで高度をかせぎ、上部でパンプして落ちた。高度的には予選通過できそうなのだが・・・。本人にもバウンダリの可能性が高いことを告げた。かわいそうだが仕方が無い。高い授業料を払ったと思おう。
すっかり覚悟を決めていたが、バウンダリの疑いの厳重注意の上R君何とか予選通過
。命拾いしたね
R君のあともバウンダリの疑いの高いケースが続いたことも注意ですんだ要因の一つかもしれない。
ジュニアオリンピックは国内のジュニア大会の最高峰の一つだが、まだ大会に慣れていない子どもたちの参加者が多い。こうしたルールの遵守をどう扱っていくかは今後の課題だろう。あるいは各地での予選会などが行われるようになり、子どもたちが大会に参加するチャンスが増えれば、こうした課題も解消されて行くのかも知れない。
8月12日
、今日は開会式に続いて女子予選、アンダーユースB&キッズ準決、そして男子準決と盛りだくさん。
9時開会式。まだ朝の時間帯なのにもうかなりの暑さだ。

女子とアンダーユースB&キッズは舞台右半分の2面で同時進行。12~13歳のアンダーユースBと10歳~11歳のキッズは同ルート。ただし、キッズはトップロープでのトライ。みぽりんはトップロープでチャレンジすることになる。
さて、女子に続いて10歳~13歳の子供たちもオブザベに登場。

そしてオブザベ開始。みんなそれぞれ思い思いに相談しながらルートを観察
。みぽりん、何だかおとなしいなぁ


競技開始。コールゾーンで神妙な顔のみぽりん。「頑張ってね~」と声をかけると、「頑張れないよ~っ
」なーんか変だぞ。
いよいよみぽりん登場。

動きが、変。がちごちだ。いつもならふつーにこなしているはずのクロスムーヴも今日はもう落ちちゃいそう
ハラハラしながら見守る。何とか上部までたどり着くが、完登はできずにフォール。でも予選は通過できそうだから、明日は思い切り登ってほしいな
さて、キッズは全部で20人。アンダーユースBは男子21人女子21人で、全部合わせると62人。かなりの人数だ。
当然途中でクリーニングタイム。この人だーれ?

女子予選、キッズ&アンダーユースB準決勝終了後、男子準決勝。
予選は26人が通過。予選参加者が99人であることを考えるとなかなかの狭き門だ。

約半分ほどが競技を終えたあたりでR君登場。

しかし、どうも挙動不振。
おやおや・・・
と思っていたら、下部でポロッと落ちた
あらあら。可愛そうに。
本人曰く、「何で落ちたか、自分でも分からない。気が付いたら落ちてた
」
それが、コンペなんだよ。
原因は一つじゃないはず。メンタルな部分が微妙に影響する、意外とデリケートなものなのだ。
でも、この大きな大会初出場で準決進出。
良く頑張ったよ
8月13日
今日も暑い
今日はみぽりんが決勝に残っている。キッズ&アンダーユースの競技時間が大幅に変更され、ちょっと心配するが当のみぽりんはちょっとほっとした様子
キッズ&アンダーユースがアイソレーションに隔離。昨日、「アップできなかった
」と言っていたのが気になって、様子を見に行く。・・・と、ボルダールームの奥に隔離され、ちんまりと座っている子どもたち。彼らが使えそうな壁は・・・どっ被り。これではアップできないね
担当の人に確認し、他の壁も使って良いよ、と伝える。
さて、決勝。みぽりんは昨日とは打って変わってとても良いクライミングを見せた。持てる力を出し切っていた。これは思い切り褒めてあげたい。実は、キッズ&アンダーユースBの決勝のグレードは12c。
耐えるクライミングで高度を稼ぎ、みぽりんは堂々の2位となった。

R君も決勝を応援に来ていた。来年こそは、と心に決めていたに違いない。志を同じくする仲間もできた

二人とも実りある大会だったようだね
1つの目標に向かってひたむきに努力したこと、いろいろなハードルを乗り越えて競技に臨んだこと、ここから得たものは大きかったはず。また少し、強くなったね。



日本全国から集まった1997年生まれ(10歳)から1988年生まれ(19歳)までの子どもたちが熱戦を繰り広げる。

FCCに来てくれている子供たちの中では今年は2名の子どもたちがエントリーした。
8月10日、大会運営関係者の方の車で現地へ。会場の近くのおすし屋さんでお昼を食べたが、期待はずれでちょっとがっかり


午後からは大会の準備。ルートの試登要員が足らないとのことで登らせられるが、暑さでよれよれ。「これでも今日は涼しいよ」とのセッター陣のお言葉に先が思いやられる。
その後アイソレーション会場の設置やらなにやら。本当に運営側は大変なのね。。。
8月11日

今日はR君がAルートで出場。
私はビレイヤーの補助係だ。
男子予選Aルートは下部から少しづつ悪く、気が抜けない。
ユースBのR君は8番目と早めの出走だ。途中ラインが左に寄ったところで足が側壁に。注意されてそれは直したが、今度は次のホールドを取りに行く時に壁のふちに足が触れた・・・


すっかり覚悟を決めていたが、バウンダリの疑いの厳重注意の上R君何とか予選通過


ジュニアオリンピックは国内のジュニア大会の最高峰の一つだが、まだ大会に慣れていない子どもたちの参加者が多い。こうしたルールの遵守をどう扱っていくかは今後の課題だろう。あるいは各地での予選会などが行われるようになり、子どもたちが大会に参加するチャンスが増えれば、こうした課題も解消されて行くのかも知れない。
8月12日

9時開会式。まだ朝の時間帯なのにもうかなりの暑さだ。


女子とアンダーユースB&キッズは舞台右半分の2面で同時進行。12~13歳のアンダーユースBと10歳~11歳のキッズは同ルート。ただし、キッズはトップロープでのトライ。みぽりんはトップロープでチャレンジすることになる。
さて、女子に続いて10歳~13歳の子供たちもオブザベに登場。

そしてオブザベ開始。みんなそれぞれ思い思いに相談しながらルートを観察




競技開始。コールゾーンで神妙な顔のみぽりん。「頑張ってね~」と声をかけると、「頑張れないよ~っ

いよいよみぽりん登場。

動きが、変。がちごちだ。いつもならふつーにこなしているはずのクロスムーヴも今日はもう落ちちゃいそう


さて、キッズは全部で20人。アンダーユースBは男子21人女子21人で、全部合わせると62人。かなりの人数だ。
当然途中でクリーニングタイム。この人だーれ?

女子予選、キッズ&アンダーユースB準決勝終了後、男子準決勝。
予選は26人が通過。予選参加者が99人であることを考えるとなかなかの狭き門だ。

約半分ほどが競技を終えたあたりでR君登場。

しかし、どうも挙動不振。
おやおや・・・


あらあら。可愛そうに。
本人曰く、「何で落ちたか、自分でも分からない。気が付いたら落ちてた

それが、コンペなんだよ。
原因は一つじゃないはず。メンタルな部分が微妙に影響する、意外とデリケートなものなのだ。
でも、この大きな大会初出場で準決進出。
良く頑張ったよ

8月13日

今日も暑い


キッズ&アンダーユースがアイソレーションに隔離。昨日、「アップできなかった


さて、決勝。みぽりんは昨日とは打って変わってとても良いクライミングを見せた。持てる力を出し切っていた。これは思い切り褒めてあげたい。実は、キッズ&アンダーユースBの決勝のグレードは12c。
耐えるクライミングで高度を稼ぎ、みぽりんは堂々の2位となった。


R君も決勝を応援に来ていた。来年こそは、と心に決めていたに違いない。志を同じくする仲間もできた


二人とも実りある大会だったようだね




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