FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ちびっこクラブ@pump2 

2012-08-14 12:26:08 | クライミングレッスン報告
7月31日(火) メンバー:リオンくん(小3)、トージ(小2)、ゲンちゃん(小1)

5歳からOKのこのクラス。今は小1~小3の子どもたちが在籍している。
ちびっこたちのクラスだけれど、基本練習はしっかり。
でも、小さい子どもたちでも練習しやすいように内容は少しアレンジしている。


このクラスに参加している子どもたちの中で、急激に上達しているのはゲンちゃんだ。
ハング(かぶった壁)の練習では、ゲンちゃん一人が課題を完登
一番小さいながら、今ではこのクラスのメンバーたちにもちょっと一目おかれる存在となっている
本人も「出来ること」がふえてきているため自信がつき、自己肯定感を得ている様子
どんなことでも良いので、自己肯定感を得られるものを持っている子はブレずに成長していける
クライミングも充分そのツールとなり得るのだ


ルートではみんなで「ダイヤモンド」と言う名前の短い壁を登ることに。
ここならあまり怖さが出ないようで、高いところが苦手な子でも頑張ることができるからだ。
が、トージは短い壁では満足できない。
「高い壁を登りたい」と言うので、ゲンちゃんパパがビレイしてくださり、隣の「100°壁」にチャレンジ
100°ほど前にせり出しているこの壁は、小さい子どもたちには少々困難
今までチャレンジした多くのちびっ子が涙をのんでいる
が、トージは持ち前のガッツと集中力でトップまで駆け上ってしまった
ポテンシャルが実に高いトージ。
この能力を生かすも殺すも、これからの私の指導とご家族の協力にかかっている

高いところが怖くなるリオンくん。
でも、ダイヤモンド壁なら頑張って動くことが出来るようだ
今日も途中で何度も立ち止まりながらもトップまで頑張ることができた
ここで自信をつけて、他の壁でも怖さを乗り越えられるようにしようね。

今日ははや君の誕生会の予定だったが、主役が急にお休みしたため誕生会はお流れとなった。
お菓子なども用意してあったのにな~

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-08-11 19:34:59 | クライミングレッスン報告
7月25日 メンバー:りょーた(小5)、コーヘイ(中1)、タクミ(中1)

午後の時間帯にりょーたとコーヘイ。

りょーたはまだクライミングを始めて日が浅いが、なかなか意欲的でクライミングセンスも良い。
「サマーキャンプに参加したい」と自分から言い出して、ルートのレッスンをしにpumpへ来始めた。
今日はロープを自分で結ぶ項目をクリアしたい。
前回のレッスンで大体覚え、短く切ったロープを家に持ちかえって練習。
今日はそのテストだ
きちんときれいにロープが結べて、見事合格
一つ一つしっかりと技術を身につけているよ

コーヘイはJOCを控え、限界グレードにチャレンジ中
今日はツナミの黄緑■12dに取りつき、2テンでトップアウト。
「これ、行けそう
レッドポイントを狙おうね

夕方からはタクミのレッスン。今日はマンツーマンだ。

ルートの中で核心と易しいパートを意識の中ではっきり区別し、やさしいところはリラックスしてリズミカルに登るよう指導。
素直な彼はしっかり私のアドバイスを聞き、実践。
先ず、「難しくてで登れそうもない」と言っていたショートウエーブの10d(黄色/)を1便目でレッドポイント
気を良くしてもう1本10dにトライすることに。
奥壁の赤↑を選んだ。
1回目は子どもたちにとっての核心である中間部の遠めの飛ばしムーブのところでテンションしたが、1テンでトップアウト。
核心の悪い個所は思い切って動くことを注意し2便目をトライ。
この2便目であっさりレッドポイントした

力を込めてしっかり動く核心部と、力をセーブして安定して動くその他のパートをしっかり区別する。
これも技術の一つ。
これが実戦出来たことで成果が出せたねおめでとう

<アウトドアレッスン日誌>初級・中級合同

2012-08-10 11:41:40 | クライミングレッスン報告
7月22日(日) 
場所:十里木ボルダー メンバー:コーヘイ(中1)、タクミ(中1)、りょーた(小5)、たけくん(小3)


夏休みの日帰りアウトドア。長期休みのアウトドアやサマーキャンプは初級・中級合同で行っている。
慣れている子は自分より慣れていない子の面倒も見られるようになってほしい。
「他から受ける」ばかりでなく、「他に与える」作業は重要な経験だと考えるからだ。
また、慣れていない子は自分より技術を身につけている子に刺激を受け、「もっと学びたい練習したい」と思ってほしいな~


少し足場の悪いアプローチ。
中学生たちに小学生たちの面倒をみてもらいながら河原へ下る。

アウトドア初参加の子もいるので、下ったすぐの小さな岩(「エイリアン」と言う名前がついている)でアップ。
そのあと岩場をへつってメインのエリアへ。
春に行っていた初級用のアウトドアエリアは公園など整備された環境の中だったが、今回は違う。
なかなかワイルドだぜぇ~、な感じなのだ。
このアプローチで子どもたちはすでに大喜び

さて、川の入り江にある秘密基地のような今日のエリア。
思い思いに自分の荷物を広げ、すぐにクライミングの準備。
今日のメンバーはモチが高い

トポは充実していないため、ネットでの情報が頼りだ。
先ずは左端の一番低くて簡単なラインを登る。全員OK
次にもう少し高さのあるあるライン。これも全員OK

このあとは難しさはなくても高さのあるラインになるため、小学生は終了点を私が決めてトップアウトせずにそこでゴールとした。
コーヘイだけは小さいころから岩場に通い続け、大分ボルダーでのフォールなども上手に体勢を作れるようになってきているので、課題の完登を目指す。
「十里木ジャンプ」というランジ課題をはじめ、右の5級、「毒ガス」3級などを完登した。
みんな実に良く登り、初参加のりょーたも自分たちで考えた課題を完登した

タクミは右の5級の高さのあるラインをトップアウトしたい、と言う。
外ボルダーの良い練習だと思い、許可。
ものすごく頑張ったが、あと一手のところで怖さが出て手が出せない
登る前深呼吸をしながらの真剣トライを繰り返した。完登は叶わなかったけれど、良い練習が出来たと思うよ

一番年下のたけくんも持ち前の粘り強さを発揮
繰り返し繰り返しトライし続けた。小さい子で飽きずにこれだけ粘れる子はあまりいない。
将来が楽しみだね

川遊びもメニューに入ってるのだけれど、あいにく今日はかなり涼しい。ちょっと寒いくらいだ。
でもせっかくなので、午後少しだけ川に入ることにする。
はじめは「足だけ~」などと言っていた子どもたち。
でも少し遠出して、小さな淵になっているところで遊び始めたら、いつの間にか全身ずぶぬれ。
おまけに岩の上から川へドボン
唇が紫色になるまで水から上がらなかった

基地に戻ってから濡れた服を木の枝に干して乾かしてから、クライミングの続きをし、午後4時ごろ終了。
満喫したね

子どもたちの様子を写真に撮り忘れたため、お昼の写真しかありませんでした。。。あ~残念。








<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2012-08-09 11:50:52 | クライミングレッスン報告
7月21日(土) メンバー:タクミ(中1)、コーヘイ(中1)、しいちゃん(小6)、ユイト(中3)

実技前のミーティング。

クライミングにおいて今自分は何をすべきか、を考えてもらい、文章化して提出してもらう。
自分で考え自主的に動いていくことは、子どもたちにとって大切な練習課題だ。
続いてそれを踏まえて、中学生たちには「部活」と呼んでいる自主練習の活動内容について話し合ってもらった。
学校以外のことに集中的に取り組み、力を伸ばすことのできる時期なので有意義に過ごしてほしいな


実技はJOCを控えている選手がいるので、ルート中心の内容とする。
選手であるユイトとコーヘイは「ツナミ」と呼ばれているメインウォールの課題を攻めてもらう。
二人とも12b紺/のオンサイトトライと12c赤↑のレッドポイントが今日の課題だ。
紺/は12bにしては少し悪目 個人的には12cに近いと感じている。

コーヘイは見事オンサイト 次に赤↑もトライし、レッドポイントした
力を伸ばしているぞ

ユイトは12c赤↑の練習から手をつける。前回のレッスンではトップアウト出来なかったが、今日は終了点まで頑張った
しかしこれで力を使い果たしてしまい、紺/は最大傾斜帯が抜けられなかった
受験との両立は大変だね

大会参加が当分ないメンバーは各自の課題に取り組んでもらう。

このところずっとリードが怖くなってしまった悩みと闘っているたけくん。
何とか払拭したいのだけれど、今日も殻を破ることが叶わず
気分を変えて、登れるルートをリードでたくさん登った。
クライミングの記録には「登れるルートは楽しかった」と書いてあった。
殻が破れる日はいつかな?

努力家のしいちゃんは順調に10dを完登し、進級の規定まであと1本と迫っている 
目下奥壁の赤↑にトライ中。ムーブも固まり、それをつなげてレッドポイントを狙うが、今日は果たせなかった

前回のレッスンでタワーの茶■10dをレッドポイントしたタクミ。
次に選んだのはショートウエーブの黄色/10dだ。
実力的には登れるはずなのだが、ついつい力んでしまうため余計な力が入りすぎて自滅してしまっている。
これを矯正して行けば、もっとグレードが伸びるはずだよ
今日は2テンが最高記録だった






<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-08-01 15:04:11 | クライミングレッスン報告
7月15日(日) メンバー:たけくん(小3)、ことちゃん(小3)、ワタル(小5)

ことちゃんとワタル兄妹が久しぶりにレッスンにやってきた。
3年生だけれど体の大きいことちゃんとワタルは、一緒にレッスンをするとどうやら競争心が刺激されるらしい

ピアノの発表会で忙しかったことちゃんを尻目に、ここのところワタルのほうが少し多くレッスンに参加しており、
真面目な性格も手伝って、基本ムーブの練習などの動きはかなり良い

学習コーナーでは、たけくんにも付き合ってもらってホールドの名前のテスト
壁についている「石」は「ホールド」と呼ばれており、その形状によって名前がついている。
手でつかむ時も、その形状によって有効な持ち方が変わって来るので、ホールドの形状をしっかり識別することは上達の第一歩となる。

二人とも初級で覚えるものはしっかりと覚えていて、見事合格
たまにしか来ないのに、二人ともスゴイ

ルートはことちゃんとワタルがギャラリーの茶色■5.7に挑戦
最初にワタルがチャレンジしたが、数メートル上がったところで動けなくなった
どうしても恐怖心で一手が動けないワタル。
かなり粘ったけれど断念した

次にチャレンジしたことちゃん。
高いところでも躊躇しない彼女は上へ上へと目指し、ギリギリのクライミングでトップまで完登した

「ガーン。。。」とワタル。
練習して、また巻き返そうね

近頃パンプのルートの調子が出ないたけくん。
以前はスイスイ登れた5.8がある個所が越えられなくなった
少し遠くて思い切りよく行かなければならないところが、どうしても手が出せなくなってしまったのだ。

今まで努力を重ねて上手くなり、「自分は頑張れるし、頑張れば上手くなれる」と信じて一生懸命練習してきた。
今、その信念が崩れかけてしまっている。
そんなたけくんをどう救出してあげればよいのか、私も現在手を変え品を変えて思案中だ

しばらくは出来ることをしっかり繰り返して、自信を取り戻して行くべきなのかなぁ