ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

職場の嫌な人

2023-08-27 21:57:04 | 仕事
職場に嫌な人がいる。席は私の隣で逃げ場がない。

ストレスが大きいので転職を考えているが、今の仕事は好きだし条件もよいので、その人のためだけに今の職場を去るのは悔しい。それによく考えたらこれまでのどの職場にも嫌な人はいたので、転職してもまたそこで嫌な人がいるかもしれない。

という訳でまずは今の職場で何とかやっていくことにした。

今までの経験を総動員して考えるに、職場に嫌な人がいるときの対処法は次の3つだ。

・相手の性格を変えようとしない
 働きかけるだけ無駄。むしろ自由に泳がせて行く先々で嫌われてくれた方が被害者仲間が増えてよい。一見、敵が仲良く職場に適応しているように見えても、実は嫌われていたと後から分かることは今までに何度もあった。私が嫌だと思う人は他の人も嫌なのだ。私が率先して制裁を加える必要はないのだ。

・仲良くしようとしない
 これまでの人生で嫌な人と後々仲良くなった例は一度もない。そういう逆転劇はドラマの中でしか起こらない。嫌な奴のために媚びる必要はない。媚びても敵の態度が軟化することはなく、こちらの屈辱が深くなるだけである。

・その人のためにリソースを割かない
 その人自体も嫌だが、(こうやって記事を書いている今もそうだが)嫌なのは「嫌だ」と思っている自分の気持ちであることの方が多い。嫌な人のために自分の時間と能力を浪費しないようにする。嫌な思いを心の中でリプレイして恨みを増幅させることもできる限り避けたい。楽しいことに従事してその人のことを忘れる時間を増やそう。

さあ、嫌な気持ちになったときはこの記事を何度も読み返すことにして、明日からまた頑張ろう。
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友達の話

2023-08-20 16:46:56 | 雑感
高校時代の友達に久し振りに会った。

言葉には出さなかったが、私は友達が急にお婆さんになったように見えて泣きそうになった。
ほうれい線がくっきりと出ていて、頬がたるんでいた。
肌は黒くくすみ、シミが浮いていた。
努めて笑顔で話したけど、内心、「老けたな〜」と思った。

しばらくすると遠くから太って派手なお婆さんがやってきて、それがもう一人の友達だった。

話しながらひしひしと感じていたことは、私も例に漏れず老けており、友達二人もそれを感じているに違いないということだった。

三婆で楽しくおしゃべりをした。友達の老いもしばらくすると見慣れてそれ程気にならなくなった。

なんだかんだで楽しく過ごせるのもあと20年くらいではないかと思うとしんみりした。

知り合った頃はお互い想像もつかなかったけれど、終わりが見えてくる歳になった。人生は永遠に続くものではないのだ。

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シルバーシートの神様

2023-05-16 21:26:49 | 仕事
仕事帰りの電車で、席をお爺さんに譲ったら、
「これもなにかのご縁ですから」と言われて
折り紙の犬とウサギをいただいた。
手のひらサイズの小さな犬とウサギだった。

「小さい子達に折ってあげているんです」とのこと。
私はお礼を言って電車を降りた。

最近、私は自分が与えた親切の量ほどには
感謝されたり丁寧に扱ってもらえていない気がして
消耗していたけど、
今日、お爺さんから折り紙の犬とウサギをいただいて
神様に慰めてもらえたように感じた。

神様はちゃんと見ていてくれるんだなと思った。

犬とウサギは職場の机に飾って
お守りにしようと思う。
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ルールズ再読

2023-05-07 16:37:44 | 片思い
久し振りに昔の恋愛指南本である「ルールズ」を読んだ。
失恋して苦しんでいたときに
知り合いから勧められて読んだところ
目からウロコが落ちるとともに
この本に書いてあることを素直に実践したら
とんとん拍子に夫との結婚が決まった。
私に大切なことを教えてくれた本である。

改めて読むと、この本は
自分に興味を持って近付いてくる人を焦らして夢中にさせるテクニックに過ぎず
決して、自分に興味がない人を振り向かせるテクニックについて書かれたものではないということだ。

皆が知りたいのは、後者の方だと思うが、
ルールズによれば、自分に興味がない人にあれこれ関わろうとするのは「時間の無駄」と切り捨てられている。

メールの返信を敢えて遅らせるとか
こちらからは誘わないとか
あざとくてバカバカしいと思う方法も多い。

ただ、「他人に媚びず、自分を大切にする」というコンセプトには大いに共感できた。

恋人に限らず、親でも友達でも上司でも
(そして私の場合、クライエントでも)
関わることで自分が苦しくなってしまう人とは
こちらから機嫌をとるような形で付き合わなくてもいいのではと思えた。

自分を大切にしてくれない人に、
自分の気持ちを捧げる必要はない。
自分が笑顔でいられるような関係を大切にして、
同時に相手にも幸せを感じてもらえばいいんだと思うことができた。

自分が苦しくなってしまう関係を
無理して維持しなくてもいいんだ。
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キジバトのシャワー

2022-07-02 11:43:29 | 
我が家の庭にはここ7~8年くらい、
キジバトが毎朝遊びに来るようになっていて、
キジバトの姿を眺めるのが貴重な癒しの時間になっています。

今朝、庭に水を撒いていたら、
いつものキジバトがやってきて、
(違う個体かもしれないけれど見分けがつかない…笑)
枝に止まって、私が水を撒く様子を見ていました。

私はそのまま水を撒いていましたが、
何を思ったのか、急にキジバトが水に向かって羽ばたいてきて、
ホースの先から噴き出す水にザっと打たれたのでした。

私はびっくりしてこの話を夫にしたところ、
「それをやると気持ちがいいいんだ!!!」
と、まるで自分がハトになったかのように力説されました。

私は常々、自分の夫はどことなく鳥っぽいなと思っていましたが
今日、この瞬間、私は夫の前世がハトだったことを確信しました。

それはともかく、夫の話によれば、
夫は庭に水を撒くとき、
ホースの口を上にして、水が柔らかい雨のように
地面に降り注ぐようにするのだそうです。

そうすると、キジバトがその雨の中に入って、
冷たい水のシャワーを浴びることができるようになるそうです。

私はその話を聞いて、
枝に止まっていたキジバトはきっと、
シャワーで水浴びをするのを楽しみに待っていたのだと思いました。

私は植物に水をやることばかり考えていましたが
キジバトもシャワーを心待ちにしていたと思うと
これからはキジバトにも貴重な水を楽しんでもらおうと思いました。

また、私はキジバトとの交流を密かに楽しんでいましたが
夫も夫で、キジバトとの絆を密かに育んでいたのだと知り、
ほほえましく思ったのでした。


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