大好きだった「なつぞら」が終わり、
続けて「スカーレット」を見ています。
優しくほんわかしていた「なつぞら」と違い
「スカーレット」は大阪局制作らしい、本音炸裂(?)のどぎつさがあり、
これはこれで元気が出るかなと思っています。
ただ、毎回、「ギリギリのところを攻めてるな」と思う演出があります。
・「あんた日本人じゃないやろ?」
・人が作った陶器に「ただのゴミやん」
・「女に学問は要らない」
今日はお父さんが子どもを平手打ちしていました。
周りの人たちが凍りつくことで
「やってはいけないことをした」という演出はありましたが・・・
これでよく炎上しないな・・・と思ってYahooのコメントを見たら
案の定、「児童虐待肯定ドラマ」と騒いでいる人がいました。
あそこはアンチの溜まり場なのでそれを差し引いて理解する必要がありますが
まあ、そう言われても仕方がないんだろうなと思います。
(そこのコメント見て思い出しましたが
女の子同士のキスシーンにもギョッとさせられました)
政治的に正しいコンテンツばかりが世の中に溢れていたらそれはそれで息苦しいですが
「スカーレット」は、それを見越したうえで、ギリギリのところを計算済みで攻めていると私は思います。
今のところ、違和感を上回る面白さがあるので続けて見ていますが
「ああ、私、もうこのドラマだめかも」
と思って離脱するときが来そうな気もしています。
脇に逸れますがもう一つ。
「なつぞら」で、「なつは優しい子」というお爺さんの台詞がありましたが
いやいや、優しいのはなつの周りの人達で、
なつ自身が優しいというエピソードはほとんどないんですが?!
と思っていました。
ただ、今回、喜美子が「ただのゴミやん!」と言い捨てるのを見て
「確かに、なつだったら絶対このような物言いはしないであろう。
やはりなつは優しい子だったのかもしれん・・・」
と思い直しました(--;)