我が家は読〇新聞を購読しているのですが、
決まって見るのは家庭欄で、特に「人生案内」を楽しみにしています。
人は色々な悩みを持っているんだな~と思うし、
回答に個性豊かなお人柄が滲み出ているのも面白いです。
少し前ですが、友人の食べ方が汚くて我慢できない、という投稿がありました。
確か70代の女性で、長く付き合ってきた友人なのだけれど、
彼女の食べ方が生理的に受け入れられなくて、付き合いを断とうと思う、という内容だったように記憶しています。
その回答が秀逸でした。
(確か樋口恵子さんだったような)
歳をとるにつれてますます必要とされるのは寛容さだと。
長年の友人との絆を切って孤独を味わうより、
寛容さを身に着けた方がいいのでは、と。
本当にそうだよな・・・
私は今、長年付き合ってきた友人達と次々に距離を置いて、
結局、寂しい人になっている。
いいところ、悪いところ、両方あるのが人間なのだから
悪いところには目をつむる寛容さをもって、付き合っていけばいいのかもしれない。
でも、やっぱり、嫌になることはあるし。
寛容さと上手に距離をとるのと、その塩梅が難しいなあ。
寛容さというのは、きっと、器の大きさでもあるんだろうなあ。
一人の人で全てを満たそうとしないで、
色々な人とちょっとずつ付き合っていくのもいいのかもしれないなあ。