ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

2022-06-06 12:41:18 | 仕事
私がカウンセラーになった理由は、わりと単純でして、
一対一で、人と深い話をすることで
人とつながることを望んでいたからでした。

それで寂しさを紛らわせることができる、と思っていたんです。

でも、違いました。
カウンセラーは、相談者の鏡として、
相談者が自分の考えを整理する道具になります。

相談者は、カウンセラーを使って、
自分の内面を覗き込んでいきます。

興味があるのは自分自身であって、
決して、カウンセラーの私には興味を持たないのです。
自分語りを延々と続けるだけなのです。

そこでは、私はただの道具なのです。

寂しさが紛れることはありませんでした。

カウンセリングという仕事とは別のところで、
私は今まで通り、人とのつながりを求めていくほかないようです。

その営為は、仕事が何であれ、変わりがなかった。

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