森の学校

　そろそろ紅葉も終わり、森は寂しくなってきた。

日曜日、この季節にしては、いい天気だったので松之山の通称「美人林」に行ってきた。美人林とは、ブナ林の美林である。県外ナンバーの観光バスも何台か来ていて、その人気の高さがうかがえる。地元のひとの話では、新緑や紅葉のシーズンはカメラマンが大挙してやってくるとのこと。カメラマンが地域を活性化に貢献するのは、とてもいいことだと思う。

　美人林のとなりに里山科学館「森の学校、キョロロ」がある。里山の自然や暮らしの展示がされている施設である。そこで、佐藤一善氏の松之山の風景写真が展示されていた。松之山に育った佐藤氏が撮った写真は、やはり、どこか思いいれの強さが感じられて、いい感じだった。