いささか旧聞で、恐縮ながら、10月28日のシンポジウムの報告をしたい。
シンポジウム「異界との対話-実践としての対話」(旧笹川邸住宅)は、水と土の芸術祭2012の関連行事。
コーディネーターは、写真展「異人 the stranger」を開催中の写真家 石川直樹さん。
パネリストは、民俗学者の赤坂憲雄さんと東京芸術大学教授の伊藤俊治さん。
参加者は、座敷いっぱいで百人以上か。
内容は、秋田のナマハゲのような、仮面や来訪神の儀礼についてから始まり、カメラの写真表現について語っていた。
面白かったのは、「カメラを構えると、仮面したのと同じく、トランス(陶酔状態)になれる」という話。
赤坂さんが言うには「ピンホールカメラは、死んでいるもの(動かないもの)しか写らない。写真には、死を感じる。」
ほかにも「東北の震災で、ゴジラやナウシカのオームを連想した。」などなど
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