五月のさわやかな1日だった。桜は終わってしまったが、ツツジやフジの花が満開だ。
新潟市の西大畑町界隈には、旧日本銀行支店長公舎の砂丘館、會津八一記念館、旧新潟市長公舎の「安吾 風の館」と三つも記念館が建っている。
砂丘館と會津八一記念館は、何度か写真関連の展示で、入館したことがあるが、・・・・「安吾 風の館」には、今日が初入館だった。
安吾とは、もちろん新潟出身の作家、坂口安吾さんのこと。
安吾作品 「桜の森の満開の下」の世界展開催中(7月28日迄、入場無料)
「桜の森の満開の下」とは、安吾さんの幻想的な短編小説。
初めて読んだときは、不思議な世界に、ついつい引き込まれてしまった。変わった小説だったと思う。
ちょっと興味が引かれた展示は、1975年に篠田正浩監督が映画化した時のスチール写真と近藤ようかさんの漫画。
展示場とは別に、安吾さんのご子息、坂口綱男さんの写真「桜・さくら」 の展示も有り。
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