MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



先日ついに「PlayStation3の国内出荷完了」がアナウンスされました。

2006年11月に発売されて以来,約10年と半年でその役割を終えることになります。この期間を長いとするか短いとするかはユーザー各々の勝手だと思いますが,既に PlayStation4が世界累計で6,000万台普及している状況もあるので,この世代交代はちょっと遅いくらいかもしれませんね。個人的には,PS3向けソフトウェア資産を引き続き楽しむ方法が提供されないまま,本体が終わってしまうことがかなり残念です。あくまでも「出荷完了」であって「サービス終了」ではないので,現時点ではまだ PlayStation Storeでのコンテンツ購入等は実施可能ですし,フレンドたちの姿も XMB(クロスメディアバー)上にしっかり表示されていますが,近い将来にオンラインサービスが終了となることは,容易に予想できると思います。

オンラインに特化した「ゲームサーバー」的な立ち位置が当時としてはかなり斬新で,某「PSX」を崇拝していた自分にとっては,PS3が「本当のPSX」に見えていて,発売当時かなりテンションが上がっていたのを記憶しています。販売価格がだいぶ高価だったことと,序盤の生産量不足,Cellプロセッサ導入によるソフトウェア開発の困難さなどが連鎖的に響き,先代の PlayStation2と比較してかなり「良くない」ハードというレッテルを貼られてしまいましたが,中盤から終盤にかけてはソフトウェア資産にも恵まれ,世界累計の販売台数も8,500万台くらいまで伸びました。10年活躍してそれなりに会社貢献もしたでしょうから,それなりに成功したハードと思っても良いんじゃないでしょうかね??個人的には,ソニーさんが提唱していた「PS3を中心としたCellサーバー構想」を少しでも実現して欲しかったです。

自宅ではまだまだ現役で動いていますし,引退させるつもりはありません。
最終型の「CECH-4300C」を1台おさえておきたい気もしますが,新品はちょっと手遅れかもしれませんね。
中古の「CECH-4200」なら 10,000円以下で買えそうなので,妥協しちゃおうかしら。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )