MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



初回のプレイでは全く気付きませんでしたが,かなり序盤から様々な「伏線」が張り巡らされていて,自分の行動によって,終盤の自分に課される「選択肢」が変化してきたり,場合によっては,ルートが大きく分岐したりするシステムになっているのが判ってきました。瞬間の判断のみでルートが分岐するだけの単純なゲームではないということですね。実際,シナリオの途中から再プレイしても,どうしても通過できないシナリオルートがいくつもあります。自分の場合,ある程度納得感のあるエンディングを達成しても,全くオープンされていない異なるエンディングへのシナリオルートが大きく残されていたりするので,主人公たちにもっと「違った経験」をさせないと,そちらには分岐しないということのようです。

何も考えずにプレイしていると,無意識に同じような「選択」をしてしまいがちになるので,エンディングも似たような展開になっちゃいます。ルート分岐を発生させる要因は場所によって様々ですが,判りやすいところでは「逃げた」ところを,逃げずに「戦う」とか,「助けた」ところを,助けずに「見捨てる」とか,「好き」だったのに,突然「拒む」とか,自分の選択と真逆のことを意識的にやっていけば間違いなくルートが変わると思います。まあ・・・このゲームの場合,違った選択をしようとすると,精神的にえらいストレスがかかるのが特徴でもあるので,映画を観て感情移入しやすい人には,辛いシーンが多いです。

特に「カーラ編」は,終盤に向かうほど辛さが倍増。(´・ω・`)

カーラと連れの女の子「アリス」は,ただ「安全」な場所に逃れたいと思っているだけなのに,めちゃめちゃ酷い目に遭います。生き延びるよりも撃たれて死んじゃうルートの方がよっぽど楽。個人的には,このゲーム最大の「究極の選択」は,カーラ編に詰まっていると思っていて,それが終盤にラッシュで押し寄せてきます。この究極の選択をどうクリアしたか。プレイした人たちに聞いてまわりたいです。カーラ編については前回記事に,1周目は戦闘から逃げる時に死亡。2周目は最後の最後で・・・半分だけ成功。と書きましたが,3周目は戦闘から逃げる際に敵に捕まって,収容所送りにされて撃たれたけど,辛うじて脱出して生還,というルートでした。2周目とは全然違ったストーリー展開からの生還ルートが終盤に仕込まれていたのはちょっと驚きました。

いや~・・・「DETROIT: BECOME HUMAN」最高です。だいぶ楽しませてもらいました。
海外の連続ドラマが好きな人には絶対的にお薦めです。

また,PlayStation4 Proの性能を最大限に発揮できるソフトでもあるので,
PS4 Proユーザーにもお薦めしたい作品です。

ボーナスコンテンツとして,メイキング映像やキャストインタビュー映像なども入っていて,まるで映画のソフトを買ってきたような感じ。本作の「プレミアムエディション」のパッケージには,「The ESSENTIAL」という 90ページにも及ぶオールカラーの冊子が付いていて,監督であるデヴィット・ケイジ氏のロングインタビューを読むことができます。その他,ゲーム中のアートワークや登場キャラクタの紹介などが掲載されていて,巻末には「攻殻機動隊」のアニメで監督をしていた神山健治氏のスペシャルインタビューも入っています。まるで映画のパンフレットのような内容。プレイする映画ってのは伊達じゃないです。

もうちょっと楽しもうと思ってますが,blog記事は一旦おしまい。
世間がネタバレで溢れた頃に,もう一度,振り返りを書こうかと思っています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )