MC68000 Maniacs!
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「SKY SHARK」は,1989年9月にタイトーから発売された「NES(海外版ファミコン)」向け縦スクロールシューティングゲーム。東亜プランが開発を担当したアーケードゲーム「飛翔鮫」の移植作品であり,日本国内においては未発売のタイトルになっています。開発は,2002年まで活動していたイギリスのゲーム開発会社「Software Creations」が担当しています。それほどレアなタイトルではなく,中古でも2,500円~3,000円(裸ROM限定,2018年6月時点)程度で入手可能。NESカートリッジ自体があまり入手しやすいものではなく,秋葉原でも数を置いているのは,東京ラジオデパートの「家電のケンちゃん」くらい。今回の「SKY SHARK」も,同店にて購入させていただいたものです。自分は「SKY SHARK」の存在を知らなかったのですが,友人のG藤君より存在を聞き,ずっと探していました。店頭で実物に遭遇できるまで2年もかかっちゃいました(笑)。

「飛翔鮫」は,敵の攻撃を回避するためのパターンが全ステージ通して「一本の線」のように繋がっています。これを破綻させないよう維持しながら,ひたすら周回して点を稼ぐゲームなのですが,敵の出現場所や出現タイミング,攻撃タイミングがちょっとずれただけで,パターンが破綻し,アーケードに「忠実」ではなくなってしまうため,あくまでも個人的には・・・ですが,今までまともな移植版に出会ったことはありません。とはいえ,過去にプレイできたのは X68K版くらい。X68K版があまりにも酷すぎた・・・と言ったほうがいいのかもしれませんね。

で,今回の「SKY SHARK」はというと。

あくまでもファミコン版ですからね。忠実移植なんて絶対無理な話。オリジナルのシューティングゲームとしてはなかなか面白い出来になっているかなと思います。アーケード版の「難所」はファミコンなりに再現してあって,やはり難所は難所のまま。いわゆる「切り返し」で攻略するゲームではなくなっていますが,敵弾が極めて速く,自機の当たり判定も結構大きいので,敵弾をうまく誘導しないと攻略できない点はアーケード版と同じと言えます。コツとしては,戦車や船の「砲台」を動かすように誘導すること。砲台の狙い先をうまく動かしてやると,敵が弾を撃つ間隔が広がります。逆に砲台を動かせないと,敵弾が連射状態になり突破が難しくなります。空中物に関しては,動きが速いうえ,かなり鋭角的に突っ込んでくるので,さっさと破壊するか,大きめに動いて回避するのが良いかと。後ろに逃がすとほぼ確実に弾を撃たれるので注意。中型機は,出現場所を覚えて,撃たれる前に破壊しましょう。アーケード版の出現場所にはだいたい出てきます。

ボンバーは,爆発がちょっと地味になってますが,弾消し能力が高いのでガンガン使うべきです。アーケード版の難所以外にも,ザコ処理に必要となる箇所がいくつかあります。ショットボタン(A)を押したまま,ボンバーボタン(B)を押すと,不発になる(出ない)ことがあるので,ボンバーを使う場合は,ボンバーボタンのみを押すようにすると確実です。

レトロフリークのセーブ機能を使いながら,なんとか1周したので,
次回記事では「名所巡り」をしますよ。(`・ω・´)


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