MC68000 Maniacs!
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「EARNEST EVANS(アーネスト・エバンス)」は,1991年12月にウルフチームより発売されたメガCD用横スクロールアクションゲーム。前作にあたる「EL.Viento(エル・ヴィエント)」の 2年前に物語が設定されている作品で,自称探検家の「アーネスト・エバンス」が主人公となっており,アネット・メイヤーは非プレイヤーキャラとして登場するのみとなっています。物語は・・・ペルー奥地の古代神殿を舞台に,探検家アーネスト・エバンスと,アル・カポネ率いるマフィア集団,そして古代の邪教団が,熾烈な戦いを繰り広げる・・・といった感じです。本作はメガCD専用ゲームということで,オープニングやビジュアルシーンはすべてフルボイスで進行。ハードウェアの回転機能をフル活用したゲームとなっています。

主人公が男性というだけで,前作と同じような横スクロールアクション・・・なんですが,自キャラの動きがとにかく特殊。ハードウェアの回転機能を使って(だと思う)手足の関節をバラバラに制御して動きを作っているので,画面のスクロールといまいちマッチしない「マリオネット」のような動きとなっています。また,しゃがみ動作に強烈なクセがあって,立っている状態から「下」を1回押すとしゃがみ状態に,もう1回「下」を押すと伏せ状態となります。伏せ状態で Bボタン(ジャンプ)を押すと「前転」し,伏せ状態に戻ります。伏せ状態から「上」でしゃがみ状態へ,もう1回「上」で立ち状態に戻れます。

この操作のせいで,戦闘中に間違って伏せちゃったりすると,前転でゴロゴロと地面をのた打ち回りながら,敵にボコボコにされる主人公の姿を見ることになります(笑)。前転がキャンセルできない感じなので,一瞬「操作不能で勝手に動いている」感覚に陥って,最初はかなり焦ります。的確に操作できるようになってくると,そんなに悪いゲームではないんですが,この操作性の悪さがゲームの評価をかなり落してしまっているのも確かかなと思います。

せっかくなので,同じメガCD版の「アネット再び」もゲットして,シリーズをコンプしたいところです。
3部作の最後はすっかりギャルゲーになっちゃってますけどね(笑)。


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