MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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10年付き合ってきた「PlayStation3」。特に初代機の「CECHA00」は,長期出張先に運搬されたり震災に巻き込まれたりと,かなり苦労をさせた気がします。先日の記事どおり入院暦が2回あるので,動いているとはいえ満身創痍であることに変わりはなく,今後はいつぶっ壊れるか判らない恐怖との戦いになります(笑)。まあ・・・通電状態で放置して殺しちゃうくらいなら引退させちゃった方が良いですよね・・・。いずれにせよ,前回の故障から約4年経過しているので壊れるならそろそろかなと。常にスタンバイ状態にしていましたが,怖いので先日ついに主電源を切りました。

この10年でプレイしたゲームはかなりの本数になります。ゲームを手放してしまってもセーブデータはできるだけ消さずに保存していたので,残っている数を数えてみたら・・・112本(セーブデータが複数あるものは1本としてカウント)ありました。消してしまったものも含めれば120本以上あったと思います。序盤は結構なソフト不足に喘いだ PS3でしたが,結果的にはかなり遊ばせてもらった感じですね。ダウンロード版ソフトを含むとはいえ,年平均で11本は個人的にだいぶ多い印象です。1ヶ月に1本くらい買っている計算ですしね。全部が全部「当たり」だった訳ではないので,中には数日で手放したものも当然ありますが(笑)。逆に極端にハマッたソフトもいくつかあったので,プレイ時間が特別長かったものを中心に紹介します。


○まいにちいっしょ/週刊トロ・ステーション

言わずと知れた PlayStation3の看板タイトル。トロとクロが毎日画面に登場してニュース配信をしてくれる非常にゆるい雰囲気のソフトウェアです。PS3の黎明期から基本無料で配信され続けてきただけに,起動回数だけで言えば一番多かったのはこのソフトかなと。新作ゲームがあまり発売されなかった時期でも,トロステのニュースだけは欠かさず観ていました。途中から有料会員(プラチニャ会員)にもなって隅々まで遊ばせてもらった印象です。PlayStation4でも何らかの形で復活してくれるだろうと思っていましたが,現状ではトロ&クロの姿はなく非常に寂しい限り。

○PlayStation Home

もはや知らない人もいるであろう「PS Home」。3Dのアバターを操作して,バーチャル空間で他のプレイヤーとコミュニケーションを図るのがゲームの主な目的ですが,それ以外にも多くのイベントやミニゲームなどが仕掛けられていました。一番「PS Home」らしいイベントだったと思うのは,初期の頃に実施された「初音ミクライブ」。わざわざアバターの姿で会場に集まって,アバターの姿でライブ開演を待って,アバターの姿で僅か1分少々のライブを観る・・・という,非常に無駄にも思えるイベントでしたが,開演までの時間はなかなかリアルな雰囲気を感じることができたのを覚えています。後期に実施されたアイマスライブやマクロスフロンティアライブは,専用空間に引き込まれてライブが開催されるようになったので,イベントの質はかなり上がりました。ミニゲームとしては「Salt Shooter」が一番ハマッたタイトルですね。ホバータンクを操ってプレイする3Dの「グロブダー」みたいなゲームで,装備のカスタマイズ次第で戦局が大きく変化するのが楽しみのひとつでした。有料コンテンツだったのでデモ版しかやらなかった人も多いと思いますが,有料版は全50面あってミニゲームとは思えないクオリティでした。もうプレイできないのが非常に残念です。

○テラリア

PCからの移植モノですが,とにかくハマッた作品。個人的には,PS3における最高の「2Dアクションシューティングゲーム」だと思っています。サイドビューの世界をひたすら地下へ向かって掘り広げ,様々な鉱石類を集めては,家を建てたり,道具を作ったりしながら「生活」をしていくゲームで,非常にほのぼのとした雰囲気が特徴。ただし,冒険中に遭遇するモンスター類はどれも強力で,巨大なボスキャラが何体も用意されている本格的なアクションシューティングゲームの側面も併せ持っています。アイテムを集めまくる必要があるので「序盤が面倒」だという人が多いですが,そういう人はテラリア向きではないですね。そもそも掘って作ってを繰り返す「序盤が一番楽しい」のですから。このblogでの連載記事は,PS3版で36回。PS4版で15回にもなります。2013年の発売から3年連続で大型アップデートを無料配信している凄いタイトルなので,今後もアップデートの可能性が期待できますよね。

○ドラゴンズクラウン

アトラス(ヴァニラウェア)の2DアクションRPG。懐かしの「ベルトスクロール」スタイルのゲームです。グラフィックの緻密さと動きの繊細さはPS3作品のなかでもトップレベル。王道ファンタジーな設定と淡々と物語を語る「語り部」の存在が,独特な雰囲気を醸し出している名作であります。ゲーム中で拾った「骨」を復活させて「NPC」を増やし,最大3人まで冒険に同行させることができるので,画面中のゴチャゴチャした感じがまるでアーケードゲームのマルチプレイのよう。さらに,豪華声優陣のCVが雰囲気を盛り上げてくれているのも特筆できる点のひとつ。ファイター役に津田健次郎さん,アマゾン役に田中敦子さん,ドワーフ役に石塚運昇さん,エルフ役に今井麻美さん,ウィザード役に安元洋貴さん,ソーサレス役に井上喜久子さんというもの凄い布陣。もっと言えば,語り部を彼ら彼女らの声で演じてもらうことも可能(有料コンテンツ)。自分はもちろん・・・今井さんの語り部でプレイしています。


・・・他にもFFXIVとかありますが,明らかに終わらなくなるので却下。
とりあえずこのあたりでおしまい。テラリアとドラゴンズクラウンはマジでお薦めです。


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自宅には,主力である PayStation4の他に,PlayStation3が現在でも稼動可能な状態で「2台」設置されています。そのうち1台は,「torne」で裏番組の録画をしたいがためだけに導入した(笑)バックアップ機「CECH-2100B」。もう1台は,寝室に設置している初代機「CECHA00」であります。現在,普通に稼動させているのは「2100B」のみで「CECHA00」はほとんどスタンバイ状態・・・。最近は,寝ながらテレビを観る際の「nasne」用端末としてしか使用しておらず,あまり活躍していないのが現状です。正直なところ「2100B」を寝室に移してしまえば「CECHA00」は不要なんですよね。2度の故障修理を経験した満身創痍の初代機なので,そろそろ完全引退のタイミングかもしれません。

個人的には,初代機「CECHA00」が一番好きですね。でかくて重くて高価い初代機は,PS2ソフトが動くことが一番プレミアムなところ。「torne」追加でテレビ視聴&録画にも対応したので,やはり「PSX」の進化形が「PS3」だったんだろうなと,今でも勝手に思っています。前述したとおり,過去に2回(2011090920130831)「YLOD(Yellow Light of Death)」状態になった経験があり,「torne」のデータもその都度吹っ飛ばしています(泣)。どちらの場合も所定の手続きにてソニーさんへ入院させ,基板交換にて復帰させていますが,初回は「グランツーリスモ5」,2回目は「FINAL FANTASY XIV」を連日プレイしまくっている最中にぶっ壊れたことからも判るように,どうやらハードワークをさせると故障する宿命を背負ったハードっぽいので,怖くて負荷をかけられません・・・。とはいいつつ,電源を落として起動しなくしてしまうと逆に内部が腐っちゃう気がして,なかなか完全引退を決断できずにいます。

初代機は,震災を共に乗り越えたハードとしてなんだかえらく愛着があるんですよね・・・。
PS2対応のプレミアムがあるとはいえ,普通だったら,さすがに2回も壊れれば新品に買い換えますよね(笑)。

大事にしてきたおかげか,最後の故障から3年と10ヶ月くらい過ぎても特に不具合はおきていません。
いっそぶっ壊れてくれた方が諦めがつくんですけどね。(´・ω・`)


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先日ついに「PlayStation3の国内出荷完了」がアナウンスされました。

2006年11月に発売されて以来,約10年と半年でその役割を終えることになります。この期間を長いとするか短いとするかはユーザー各々の勝手だと思いますが,既に PlayStation4が世界累計で6,000万台普及している状況もあるので,この世代交代はちょっと遅いくらいかもしれませんね。個人的には,PS3向けソフトウェア資産を引き続き楽しむ方法が提供されないまま,本体が終わってしまうことがかなり残念です。あくまでも「出荷完了」であって「サービス終了」ではないので,現時点ではまだ PlayStation Storeでのコンテンツ購入等は実施可能ですし,フレンドたちの姿も XMB(クロスメディアバー)上にしっかり表示されていますが,近い将来にオンラインサービスが終了となることは,容易に予想できると思います。

オンラインに特化した「ゲームサーバー」的な立ち位置が当時としてはかなり斬新で,某「PSX」を崇拝していた自分にとっては,PS3が「本当のPSX」に見えていて,発売当時かなりテンションが上がっていたのを記憶しています。販売価格がだいぶ高価だったことと,序盤の生産量不足,Cellプロセッサ導入によるソフトウェア開発の困難さなどが連鎖的に響き,先代の PlayStation2と比較してかなり「良くない」ハードというレッテルを貼られてしまいましたが,中盤から終盤にかけてはソフトウェア資産にも恵まれ,世界累計の販売台数も8,500万台くらいまで伸びました。10年活躍してそれなりに会社貢献もしたでしょうから,それなりに成功したハードと思っても良いんじゃないでしょうかね??個人的には,ソニーさんが提唱していた「PS3を中心としたCellサーバー構想」を少しでも実現して欲しかったです。

自宅ではまだまだ現役で動いていますし,引退させるつもりはありません。
最終型の「CECH-4300C」を1台おさえておきたい気もしますが,新品はちょっと手遅れかもしれませんね。
中古の「CECH-4200」なら 10,000円以下で買えそうなので,妥協しちゃおうかしら。


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