田舎の村には 一店だけ、電気屋さんがありました。
木造の、小さなお店でした。
50年余り前の、昭和の町村合併 以前の、昔のことです。
電球や懐中電灯、乾電池、ヒューズなどを買いに行った記憶があります。
もちろん、ラジオも有ったでしょうが、特派員には高嶺の花でした。
電気屋さんと言えば、ナショナルのお店しか 知らなかった頃のことです。
中学校へ通う頃には、町に、ナショナルのほか、日立、東芝、三洋の電気屋さんがあることを 知りました。
その後は、携帯ラジオ、テレビ、ラジカセ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ…と、自分の成長と共に、購入する品物も 大きく・高額なものになりました。
しかし、最近は、郊外型の家電量販店が 相次いでオープンし、町の電気屋さんは 大いに打撃を受けていたことと思います。
そんな折、Nationalブランドが無くなるとの報道がありました。
今後は、並列的に使われていたPanasonicに絞られるようで、「♪明るい…」 のCMソングも聞かれなくなると思うと、寂しさが込み上げてくる 特派員です。
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