〝浮き雲〟田舎で ぼちぼち と!?〟

気の向くままに書き込んで、読み返すと…
70歳台後半の自分が見える、か、な?。
📷〝写真〟も載せてみます。👴

入院中は、スイカ(西瓜)を買ってもらえなかった 子どもの頃… (明日は、スイカの日)

2009年07月26日 23時21分18秒 | 振り返ると

小学3年生のとき、大きな手術を受けて、長期入院した〝夏〟のことです。

真夏の7~8月は、術後の安静を要する頃で、子ども心にも、一番 辛かったです。

包帯を兼ねた 分厚い腹巻きをしていて、とにかく暑いのです。

ガーゼ交換も、辛かったです。

昭和30年頃、病室に 冷房は無く、扇風機も…記憶にはありません。

 

食事が、普通食に戻った頃、小さな 一切れのスイカが…病院食に出たことがありました。

スイカ大好きな 子どもだった 特派員は、大喜びでした。

 

術後は、毎週の休日に 見舞いに通ってくれた〝お袋さん〟に、その嬉しさを話したのだと思います。

次の休みの日、スイカを下げた〝お袋さん〟が、来てくれました。

電車を乗り継いで、片道1時間以上掛かる 道のりを、です。

 

家が貧しかったので、病院の真ん前にあるお店では、スイカを買えなかったのです。

田舎の 家の周りは農家で、〝お袋さん〟の実家も近かったので、畑から分けてもらって、運んでくれたようです。

暑さの中を持ってきたので、冷たくはありません。 でも、病室の人たちの分も切り分けて、美味しく食べた…スイカの思い出です。

 

今では、冷蔵庫でよく冷えた、甘~いスイカが食べられます。

幸せな時代に〝感謝〟です。 辛かった頃があって、ことさらにです。

 

 


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