〝浮き雲〟田舎で ぼちぼち と!?〟

気の向くままに書き込んで、読み返すと…
70歳台後半の自分が見える、か、な?。
📷〝写真〟も載せてみます。👴

父親の顔…

2008年01月10日 10時52分02秒 | 振り返ると

病気で臥せったまま、35歳で逝った父。

特派員が、小学校へ入る年の 2月だった。

遊んでもらった記憶は、全く 無い。

 

何故か、背もたれのある ふんわりした椅子に座り、キャラメルの箱を手にした 自分が思い出される。

それも、極めて 断片的に。

後ろ向きに膝で座り、背もたれの上で 箱を滑らせていた…ことも。

昔、NHKラジオの「私は誰でしょう」に出場した 父。 「第二ヒントで正解した」と、大きくなってから 母に聞かされた。

多分、そのときの、待っている間の 記憶のようだ。

ラジオを聞いているときの 父は、いつも 第一ヒントで当てていたらしいく、きっと、自信があったのだろう。

 

僅かに残された モノクロームの写真が、「父の顔を覚えている」と、錯覚させている。

50回忌には、その中から選んだもので、額装の写真を作った。

特派員が、五十路の半ばになったときだ。

今、その写真は、座敷の壁の高いところに掛けてある。

祖父の それと並んで、見守ってくれているのだ。

 


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