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アマワラビ採り 2 アマワラビ伝説

『アマワラビ』伝説(資料抜粋)

* 長野県野辺山の伝説
   武田信玄が佐久へ攻め入った時、
   野辺山のワラビを採って灰汁を抜かずに汁の実として食べました。
   ワラビが苦かったので、信玄が声を荒げて怒ると、
   ワラビの灰汁が抜けて、それ以来苦くないワラビが生えるようになりました。

* 弘法大師の岩手県江刺市根津場伝説
   弘法大師が根津場に着いた時、空腹で
   残りご飯とおいしい蕨汁をご馳走になりました。
   蕨は灰汁抜きが大変手間のかかるものだと聞いて
   お礼に、周辺の蕨を灰汁抜きしないで食べられる蕨にしました。

* 岩手県一関市萩荘甘蕨の地名の起こりに関する民話
   貧しい夫婦の家に旅の僧が訪れ、一夜の宿を頼み、夫婦は快く泊めました。
   しかし もてなす食べ物が無く、僧が自分であまいワラビを採って来ました。
   翌日、僧は旅立ちましたが、それ以来あまいワラビが生えるようになりました。

蕨と言えども、このような伝説があるとは
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