「怖がらせるための、イタズラかもね…」
N君も怖くなったのか、自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
「でもさ…、なんかこの部屋、気味が悪いね…」
「もう、2階はいいよ。下に降りよう!」
誰も何も言わなかったけど、私たち以外の誰かに見られているような感じがした。
みんなもそれを感じていたのか、必要以上にキョロキョロしていた。
いよいよ謎の光が出現する部屋に向かう。
「後、入ってない部屋は、居間?だよね。」
「うん」
ごくっ…。
また、隊長が唾をのんだ。
昇って来た時よりも、階段が薄暗く感じた。
「ここだ…。」
問題の居間にたどり着くと………。
他の部屋と同じように埃が積もっていて、
やっぱり、何もない…。
探偵団は、慎重に狭い居間を見回した。
畳も家具もない。
壁には過去にここを探検した猛者の落書きと、かつての住人が取り忘れたカレンダーやペナントなどがある程度。
「光りそうなものは何もないね…」
「ここのどこに光の玉が現れるの?」
「外から見て…見えた場所は、この辺だったから…」
…と指さした場所には、太い柱があった。
「これ…」
私が指を指した。
「これじゃない?」
私が指を指す先にあったのは鏡。
「鏡?…確かに光るけど!だけど、どうやって光るの?」
「だって、光が現れる場所に‟怪しいもの”は、これしかないし…」
「コレだよ!」
「後、入ってない部屋は、居間?だよね。」
「うん」
ごくっ…。
また、隊長が唾をのんだ。
昇って来た時よりも、階段が薄暗く感じた。
「ここだ…。」
問題の居間にたどり着くと………。
他の部屋と同じように埃が積もっていて、
やっぱり、何もない…。
探偵団は、慎重に狭い居間を見回した。
畳も家具もない。
壁には過去にここを探検した猛者の落書きと、かつての住人が取り忘れたカレンダーやペナントなどがある程度。
「光りそうなものは何もないね…」
「ここのどこに光の玉が現れるの?」
「外から見て…見えた場所は、この辺だったから…」
…と指さした場所には、太い柱があった。
「これ…」
私が指を指した。
「これじゃない?」
私が指を指す先にあったのは鏡。
「鏡?…確かに光るけど!だけど、どうやって光るの?」
「だって、光が現れる場所に‟怪しいもの”は、これしかないし…」
「コレだよ!」
つづく。。。