ある朝、ゴミを捨てようと、ゴミ収集場所へ。
「おはようございます」
宮本さんだ。
「おはようございます。ここは、収集場所が近くていいですね。」
「そうね。あ、安子さん、これ、今日じゃないよ」
「え?」
「これ、プラスチックだから、明日」
「あ、そうなんですね。」
「なんか、うるさくてごめんなさいね」
「いえいえ、知らなかったので、教えて貰えて良かったです。」
親切に教えて貰って、良かった。
独り暮らしを平穏無事に過ごすのには、こういう細かいトラブルは気を付けた方がいい。
お隣さんが宮本さんで良かった。