米ちゃん、行方不明になる!

2019-12-26 07:30:25 | 日記
米ちゃんが失踪した事件(?)がありました。


それは。。。
部署の仲間達とチーフの家で飲んだ時の事です。

その日は、みんなでチーフの家に泊まる予定の長丁場になりそうな飲み会でした。

米ちゃんは、嬉しそう!
だって、大好きなお酒を浴びるほど飲める上に、大好きな米田君と朝まで一緒なんですから。

米ちゃんのテンションはスタートからMAXでした。

その日は、普段あまり飲まないタイプの米田君も早い時間からハイスピードでお酒を飲み、早い時間から酔い初めていた。

米田君の隣の座席をキープし続ける米ちゃんも、かなりご機嫌。

その日の米田君は、お酒のせいなのか、いつもと様子が違う💦

米ちゃんの『米田君、好き好きビーム❤』を受けて、

『OK!OK!僕もだよ~💕』ビームを送り返す💦

「おい、米田💦米を本気にさせちまうぞ💦…大丈夫か💦」と、周囲のみんなもチーフも心配になって声を掛ける。

案の定、米ちゃんは、米田君の「OK!OK!僕もだよ~💕」のお返しビームを浴びて、

今だかつて見た事が無い“乙女の顔❤”になってる💦

実は、米田君も、お酒の量の限度を越すと意外に酒癖が悪くなる事を仲間達はその日初めて知った。(普段は、そんなになるまで飲まない人だったんですね)

すっかり意気投合(?)した米田&米コンビは肩を組んで“愛の歌”を歌っている。

絶対に米田君の愛の告白は、酔った勢いでの事で、酔いが醒めたら“大変な事”になる…と、周囲はドキドキです。

米&米コンビは更に暴走し、“結婚式の仲人”をチーフに頼んでいる。
チーフも、呆れ顔で「はいはい…」と適当に返事する。

しかもしかも、泥酔した二人は、軽くチューをした💋

さすがにマズイと思ったのか、チーフは、
「よし、もう終わり‼」と二人の間に無理矢理割って座り、暴走を止めに入った。

…と、なんと、米田くんの、驚いた事に、チーフに邪魔された事で米ちゃんが遠ざかった為に、今度は左隣の8歳年上の女の先輩に
「先輩って、いつも綺麗です‼」と告白💦(かなり、酒癖悪かったんですね、米田君💦)

先輩は、酔ってる米田君を適当にあしらって、「はいはい…」と受け流す…。

その現場を見た米ちゃんからみるみる笑顔が消える。


『米ちゃん愛の劇場』は、短い間に愛の告白→愛の成就→幸せな二人→三角関係へ。。。

そして…、米田君の関心は、一気に米ちゃんから別の事へ…。
米ちゃんがもう一度、米田君の隣に座って『ラブラブビーム』を送っても、『OK!OK!僕もだよ~!』ビームは返って来なくなってしまった。

米ちゃんは、ショックを受け、耐え切れず、チーフの家を飛び出した。

夜も遅いし、土地勘も無い米ちゃんは、帰って来れないかも知れない…と言うので、急遽チーフ命令で、若者達は、米ちゃん捜索に…。

ただならぬ気配を察して、チーフの愛犬が吠えだす。

しばらく、近所の公園やお店などを捜索。
しかし、いくら捜せど、米ちゃんが見つからない。


不安を残し、とりあえず、一時チーフの自宅へ戻った。
米ちゃん疾走事件の原因を作った米田君は、酔い潰れて寝ている。
いい気なモノだ…。

「チーフ、僕、もう少し探しますよ」同僚のコがボソッとつぶやく。

「大丈夫だろ、そのうちに帰って来るよ」
…と言いながらも、チーフも心配を隠せない。

すると、先輩の一人が「居た~‼」と叫ぶ。

なんと、米ちゃん、チーフの愛犬の犬小屋に寝てる。(大型犬なんです)
さっきから犬が吠えてたのは、見知らぬ酔っ払いに自宅を乗っ取られたから、

「こいつを何とかしてくれ💢」と吠えてたんですね。

翌朝、結局、米&米コンビは夕べの醜態&大迷惑は一斉覚えておらず、いつも通りの二人…。

まぁ、ある意味、“めでたし、めでたし”かも知れません😅

しかし、米ちゃんが犬小屋から引きずり出された時、
「チーフ、ワンちゃんのエサ、もっと美味しいモノにしてあげて下さい」と、つぶやいたのを、私達は聞き逃さなかった…。
米ちゃん、チーフの愛犬の自宅を乗っ取っただけじゃなく、ワンちゃんのご飯までご馳走になってたみたいですね…😅



米ちゃん、泥棒と対面する!

2019-12-25 07:21:30 | 日記
米ちゃんエピソード、第3段です。


多分、季節は12月か1月の寒い頃の話しだったと思います。

ある日、米ちゃんは、風邪をひいてしまったので、仕事を休みました。

決して。。。
「あまりに寒かったので…」とか、
「寒い上に雨が降ってたので…」
のズル休みではない…とは思うのですが。。。

天気の悪い寒い日に、仕事を休んで、こたつに入ってぬくぬく…。いいですよね~❄️
あ、決してズル休みではない…と思います。
…たぶん💦


しかも、米ちゃん曰く、
「酒でも飲まないと、昼間っから眠れない」
…と言う理由で、昼頃に寮を抜け出して、
めいっぱい缶ビールを買い込んで来ました。
(ご丁寧におつまみまで)

風邪で休んだと言うのに、こっそり昼間から、一人で酒盛りをしていた訳です。
…しつこい様ですが、風邪で休んだと言うのに…です。

そんな米ちゃんが、酔い潰れていい気分で昼間っからウトウト…とすると、
ふっと人の気配を感じて目を覚ました。

「え?え?え?何?何?何?」

なんと、見知らぬ男性が米ちゃんの部屋に‼

女子寮でなくたって、見知らぬ男性が突然部屋に居たら事件です‼

普通なら、ここで『ギャー‼』となるかと思いますが…、

泥酔してしまった米ちゃんの脳はすっかり麻痺していて、
なかなか状況が理解出来ず、しばらくボ・ン・ヤ・リ…。

そして、とりあえず出た言葉は、
「何?」

男は
「トイレどこですか?」
と聞いたらしいです。

米ちゃんは、
「左の突き当たり…」
とだけ言うと、男は
「すみません」
と、トイレへ。

麻痺した米ちゃんの脳は、とりあえず、誰も居なくなった部屋を見回して
『夢?』という判断を下して、寝なおした訳です。

(普通は、そんな有り得ない状況に、恐怖で酔いも醒めると思うのですが
…そこが、人とは違う米ちゃん)


しかし、恐怖が襲ったのは、酔いが醒めたその日の夕方です。

なんと、米ちゃんの部屋に見覚えの無い大きな軍手が…!しかも、片方だけ。
それを見た米ちゃんが、恐怖に怯えながら、色々と記憶の整理をした。
すると、さっき、自分の部屋に見知らぬ男が居た事を思い出した。

『ギャー!!!!』

と言うのが普通の人ですが、
呼吸を整えた米ちゃんは、
何を思ったか…、とりあえず、軍手を隠した。

テーブルの上の散乱した空の缶ビールとおつまみ達も隠した。

『ヤバイところを見られた。。。』

サボり酒盛りの現場を見知らぬ男に見られた!…と思ったのか…、
(う~ん、そこがわからん。。。💦)

「罰があたった…!」と思ったかどうかはわかりませんが、
とにかく、サボり飲酒がバレたらマズい!!

…謎の男に“ヤバイ飲酒現場”を見られて、証拠を握られた(?)…と思ったらしい。
(何度も言いますが、普通の人なら、“なぜ、そんな解釈になるのか不思議”ですが、米ちゃんの頭の回路は、決して不思議ではないんです)


しかし…、話しはコレだけでは終わりません。

ある日、女子寮に住む先輩が、夜遅くの寮への帰り道、見知らぬ男にしつこく追いかけられた上にカバンを奪われた…と言う事件がありました💦

警察官が被害者の先輩に事情聴取に寮にまで来て、寮のリビングに女性達を集めて、注意を促す。

米ちゃんは、“あの男だ‼”と、とっさに思ったとか。

「その他、被害に遭った人、または不審者を見た…と言うはいませんか?」

…と言う警察官の質問に、半分だけ手をあげた米ちゃん。

「はい?何かありましたか?」

「あ、いえ、そうではないんですが…。犯人が捕まったら、犯行の一部始終を取り調べるんですか?」

「あ…はい、そうなりますね…。…それが何か?」

「いいえ、いいんです。ソレだけを知りたかっただけです」
警察官は質問の意味がわからずポカンとしたのを覚えています。

米ちゃんは、犯人の犯行そのものより、犯人の様々な自白によって、サボっての白昼の飲酒がバレないか…を心配した訳ですね😅


話しはまだ、続きます。

先輩が被害に遭った事件に怯えつつ、日々の生活を送っていたある日の夜。

仕事を終えた仲間達がそれぞれに寮に戻り、リビングでくつろいでいました。

皆より、少し遅れて米ちゃんが帰宅。

満面の笑みでリビングにいる仲間に「ただいま~!」と一声掛けて自室へ…。

すると、米ちゃんの部屋から悲鳴が‼

米ちゃんは、顔面蒼白でリビングへ駆け込んで来た。

「米ちゃん❗どうしたの⁉」…と私達。
「ど、泥棒~‼」
「え~‼」

皆で恐る恐る米ちゃんの部屋へ…、しかし、誰もいない。

「泥棒はどこ⁉」と先輩。

「テーブルの上に、知らない男物の手袋があって、ベッドの下にしまっておいた貴重品がテーブル横にぶちまけられてる」

「えー‼」

皆は、一斉に怯えた声を出した。(またしても、手袋💦)

「110番しなくちゃ‼」と先輩。

すると、「ちょっと待って!」米ちゃんと一番の仲良しの奈美ちゃんが先輩を止める。


…そして、奈美ちゃんがゆっくりと真実を語り出す…。

米ちゃんは、昨日夜、かなり酔って帰って来た。

酔った勢いで、帰りがけに、米田君の誕生日のプレゼントに手袋を買ったらしい。

…が、米ちゃんは、「地味な包み紙が気に入らない!」と、プレゼントの包みを破いて手袋を出した。

そして、米田君に買った手袋を自分で着けてみて&頬ずりをしてみて、ニヤニヤ…💦

そして、買い置きしていたお気に入りのお洒落な包み紙に包み替えようとして、貴重品入れの中にあるセロテープを探しているうちに…、貴重品達をぶちまけ…、
そして、酔いが回り途中で、爆睡。

そのほとんどを奈美ちゃんが見ていた。

しかも米ちゃん、その夜の記憶は全く無い(手袋を買った事さえ覚えてない💦)

その上、翌朝は遅刻寸前で飛び出して行ったために、テーブルの上の米田君へ手袋と、
散乱した貴重品入れの事は帰って来て初めて見た…わけです💦

米ちゃんの頭の中では、泥棒が置いて行ったかも知れない『軍手』→『男物の手袋』…と、手袋つながりで、何か関連性を感じて、“犯人のメッセージ”みたいに思ったらしいんです😅

結局、米ちゃんがサボり飲酒の日に見た男性は、寮に電気工事に来たお兄さんでした。お兄さんの名誉のために言っておくと、米ちゃんの部屋は開けっ放し…、廊下を通りすぎただけ。
お兄さんも、まさか真昼間から泥酔している女子が居ると思わなかったので、びっくりしたんでしょうね。軍手は確かにお兄さんが落としたのでしょう。


そして、先輩のカバンを取った犯人も無事に捕まりました。

結局、サボり飲酒もみんなにバレて、この事件(?)の一部始終が『笑い話』として、語り継がれる事になったわけです。

私には、米ちゃんの行動すべてが『Legend of米ちゃん!』です。



米ちゃん、全裸暴走事件

2019-12-24 09:47:05 | 日記
米ちゃんシリーズをまた、紹介したいと思います。

米ちゃんとの思い出をどこを切り取っても笑えることばかり。。。

そしてまた、一緒に過ごす事の多い女子寮での米ちゃんの存在は、強烈です。

…と言う事で、寮での
米ちゃんエピソードをひとつ…。

昔々、『チェンジリング』と言う映画がありました。(古すぎて知らない人がほとんどだと思います)←知ってる人いたら教えてね✨


あるヨーロッパの家の浴室に夜な夜な怪奇な音が響き渡り、
ある日、主人公が、かつて殺害された、
浴室の中に沈む子供の亡霊を見てしまう…👻

…というものなのですが、私的には、お風呂が怖くなる内容でした。


さて、米ちゃんの話しですが、

米ちゃんは、その日、この映画を観て、夜遅く寮に帰って来ました。

疲れと飲酒と、映画の余韻の恐怖感と共に入浴する事に👻

"ピカッ…ピカッ…"

こんな時に、よりにもよって、女子寮の浴室の蛍光灯が切れ掛かっている…。
米ちゃんは、“嫌だなぁ…💦”と思ったけど、…気にしないようにして入ったらしいんです。


「誰か入って来ないかなぁ…。」

夜遅い帰宅の入浴なので、広い浴室には一人きり…。

「シャンプー…嫌だなぁ…」

『チェンジリング』のワンシーンで、シャンプーの最中に背後に幽霊が現れる…というシーンがあったんです。

「ふん…ふん♪」

無理やり鼻歌を歌いながらシャンプーをすることに。

『ピタッ…❗』冷たい水滴が一滴、彼女の背中に…💦💦

呼吸が止まった💦

…と、その瞬間。

『ザバーッ‼‼』

米ちゃんの無防備な背中に、大量の冷水が襲い掛かった‼️

「ギャーッ‼‼」

米ちゃんは、全裸で浴室を飛び出し、
皆がくつろぐリビングへ飛び込んできた。

頭はシャンプーの泡にまみれている。

「よっ、米ちゃん、どっ、どうしたの⁉」

リビングでくつろぐ私たちは、一同総立ちです。

「ふ、風呂っ‼‼」

米ちゃんは、息も絶え絶え。


実は浴室の真上にある、もうひとつのリビングでくつろいでいた先輩が、
はしゃいでソファーから床に飛び降りたために、階下の浴室の天井の水滴が一気に落ちたんですね。

一番驚いたのは、リビングでくつろいでいた“寮のお父さん”
(ご夫婦で寮を管理してくれていたので)

人って、シャンプー途中で疾走する時って、泡が飛び散らない様にと、
無意識に頭をおさえるんですね。

隠すところを一切隠さずに“お父さん”の目の前に現れた米ちゃん…。

米ちゃん、お父さんがいるのを知っても、
ず~とおさえる場所は、頭でした💦💦

米ちゃんの好きな人

2019-12-23 05:46:42 | 日記
元気過ぎる米ちゃんは、いつもみんなの人気者。

南海キャンディーズのしずちゃんを少し小さくした様なタイプの女性でした。


米ちゃんは、米田君が大好きなのも有名でしたが、その前にチーム長のチーフマネージャーも大好き。

飲みに行くと、米田君よりもチーフの側が定位置。

「おい、米!」

「ほい!」

「はい!って言え!」

二人の会話は漫才。

絶妙なツッコミが出来るチーフが米ちゃんは大好き。

特にソレは、飲み会で発揮される。

飲むペースが早い米ちゃんに、チーフは、
「おい、ピッチが早いぞ」と言うと、ヨネちゃんは、
チーフの顔の前に指でバッテンを作り
「オーメン」と叫ぶ。

酔って帰る空いた電車の中、
「ひろびろ~~」と叫んで、電車の通路に寝る。
しかも、「チーフも寝てみて~!」と強要する💦
二人は名コンビ。


笑劇の事件は、ある夏の居酒屋で起きた。

早い時間に、ベロベロに酔い潰れた米ちゃんを

「米、これ以上飲んだら、ヤバイなぁ…」と寮に送り届けようとするチーフ。

「米を送り届けたら、またここへ戻ってくるからな。お前ら、ちょっと待ってろ」

寮は、電車で一駅先の下車徒歩7分くらいの場所。

しかし、ベロベロで一人で立つことも出来ない米ちゃんを支え、
電車に乗って送り届けるのは、大変な事💦
店を出るまでに、既に3回転倒してる…💦💦

酒で正体をなくした米ちゃんは、大好きなチーフに抱えられて、店を出て行った。

「チーフ、大丈夫かな?」

「大変だ…💦」

「オレも行けばよかったかな…」(←行く気のないつぶやき)

「スムーズに米ちゃんを送り届けて、30分もあれば戻るんじゃない?」

…と言うことで、残ったメンバーは、
気を取り直して飲みなおすことに。

40分くらい過ぎて…

「チーフ、遅いね…」と女子がつぶやく。

すると、店の扉が勢い良く開いて、
「オーメン💀」
米ちゃんが帰ってきた💦💦

「チーフは?」

「オーメン💀」

外を見ても、チーフの姿がない💦

「オーメン💀」

一人で立てなかった米ちゃんが復活している💦

「米ちゃん、チーフは?」

「女子寮の私の部屋に閉じ込めてきた!」

「えぇ~~💦女子寮だよ❗大騒ぎになってるよ‼」
…と言いながら、必死で笑いを堪える女子。

それから20分後、ヨレヨレになったチーフが帰ってきた。

さっきまで自力で歩けなかったのに、しっかりと自分の足で仁王立ちする米ちゃんを見て、

「お、お前💦居酒屋に帰って来てたのか💦💦」

「チーフが、私を置いてけぼりにしようとした…‼」

「閉じこめて置いてけぼりにしたのはお前だろ💦」

もう、二人のコントに一同、涙を流して笑いを堪える…。

飼えなくなった犬を山奥に捨てに行って、犬が先に帰ってきた…みたいな結末。

しかも、米ちゃん、お金が無くて、電車を使わずに戻ったらしく。

ベロベロに酔った米ちゃんが、物凄い形相で、店に戻る為に走ったのかと想像すると、かなり笑撃でした。

あ、米ちゃんの名誉の為に言いますが、彼女、普段はかなり優秀な社員なんです。


米ちゃん

2019-12-20 09:22:20 | 日記
先日、すごく懐かしい人、米ちゃんの夢を見ました。
私が若かった頃に仕事の仲間だった米ちゃん。(当時、私は、某遊園地に勤めてました)

天真爛漫な面白製造機の米ちゃん。いつも突拍子もなくて目が離せない存在でした。

彼女のことは、2010年頃、もう一つの方のブログでも紹介したのですが、埋もれてしまっているので、もう一度日の目を浴びさせてやりたいなぁ…と思って、あらためて米ちゃん面白エピソードを紹介したいと思います。

コワイ話の後は、面白い話にお付き合いください。

ちなみに、米ちゃんの面白エピソードのひとつを紹介します。

当時、米ちゃんは、米田君という職場のエースが大好きでした。米ちゃんの口癖は「米田米になること!」(米ちゃんも米田君も仮名ですが、実名もこの仮名のようになかなかのネタになりそうな名前デス)

ある日居酒屋で職場の忘年会をしていた時の話。
みんな酔いが回った頃、「じゃんけんで負けたら好きな人を指差そう!」と米ちゃんが言い出した。

忘年会の皆は、米ちゃんのそんなミエミエの提案は慣れているので、気楽に聞き流しています。
…というのも、誰が負けても結局誰もそのルールに従わないので、しびれを切らした米ちゃんが、
「じゃ、しょうがない!私が負けたことにして、罰ゲームするよ!」
と言いながら、米田君を指す。

「じゃ、行くよ~❗じゃんけんポン」

米ちゃんが負けた。

「お、今日は手間が省けていいな!」
と、上司。

皆、爆笑。

「ど~しようかな?」
どこを指差そうか迷うポーズの米ちゃん。
「米田だろ!」

米田米になりたい米ちゃんの夢は有名です。

「じゃ~、はいっ❗」

と、米田君を指差した瞬間、米田君が振り返った。

不幸にも米ちゃんの指が米田君の鼻の穴に💦

「いて~!」
「ごめん~!米田君、ごめん~!」

焦る米ちゃんを見て更に大爆笑のみんな。

「大丈夫だよ💦」

笑いながら米ちゃんをなだめる米田君。

すると、米田くん、鼻血が💦

「血だ~!どうしよ~!」

と叫ぶと、あわてて米田君の鼻血をおしぼりで拭く米ちゃん。

「ちょ、これ!臭いよ!」

つい、さっき、こぼしたラーメンの汁を拭いたおしぼり。

「あ、やばい!どうしよう~!ごめん~!」

よく見ると、ワカメが米田君の顔に。

「ワカメ❗」

「え?」

「米田ワカメ❗今日から『米田ワカメ』に改名します」

「米田ワカメ?なにそれ?」

きょとんとする米田君の顔のワカメをつまんで自分の顔に付けると

「どうも、米田ワカメです❗」

涙を流して笑うみんな。

こんなエピソードは序の口。

本当にみんなから愛された米ちゃんの『LEGEND』なエピソードを紹介しますね。