ヒトコワな話しです。

2024-03-10 10:05:38 | 日記
私の知人の話しです。

彼女の名前は安子、地方の大学を卒業して、就職を機に、都会に越してきました。

駅からは15分ほど離れた1LDKのマンション。
近くにはコンビニもあって、明るい道のりだし、安全性を一番に考えてそのマンションに決めました。

安子は、昔から都会の生活に憧れていました。やっと叶った都会の生活。

家具を買ったり、台所用品を買い集めたり…と、日々の生活にワクワクしていました。

ヒトコワ

2024-03-06 10:16:49 | 日記
長いお話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。

こわい話しなどを中心に書いてみたいことを気ままに書いていますが、

やはり、心霊もこわいけど、何よりもヒトコワですね。

まだ、続けてみたいなぁ…と、思うので、お暇な時に覗いていただけると嬉しいです。

旅館56

2024-03-03 08:18:39 | 日記
2日後、幹太は驚くほど回復したとして、退院した。

旅館の方は、夏限定だったため、その後closeした。

その後、幹太を含めた4人は衣栄ばあちゃんを訪ねた。

物置小屋に置かれた箱に閉じ込められたお内裏さまは、太郎さん。
そして、防空壕に閉じ込められた白い箱の中のお雛様は、太郎さんが好きだった女性だったんですね。

助け出されたお雛様は、そのまま物置小屋の窓際に飾られたままでいい…と、衣栄ばあちゃんは笑顔で話してくれた。

「衣栄おばあちゃん…、親族って言ってたけど、本当は、あの白い箱の主だったんじゃないかな?」

夕美は、ボソッとつぶやいた。

その後、その旅館は再びオーブンすることはなく、新たに心霊スポットとして、ひっそりと佇んでいるらしい。