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こんにちは。
保育士向上委員会ブログです!
今回は、以前ミスチルが名プロデューサーから卒業した時に書いた、ちょうど10年前の記事のアップデート版です。
今回もちょっと保育からは離れますが、読んで頂けると嬉しい限りです☺
『REFLECTION』のリリースから数年が経ち、Mr.Childrenはセルフプロデュースという新たなステージへと踏み出した。それまでの彼らを支えてきたのは、小林武史という名プロデューサーの存在だった。
小林武史さんは、まるで学校の先生のような存在だった。彼のもとで学び、指示通りに進めれば、80点以上は必ず取れる。そんな確実な環境の中で、Mr.Childrenは日本の音楽シーンを牽引し続けた。その音楽は、メンバー自身の活動の基盤となり、関係者の生活を支え、そして私たちファンの心の支えでもあった。
しかし、その影響力の大きさゆえに、アーティストとしての独自性が抑えられてしまうこともあったかもしれない。また、Mr.Childrenのファンでありながら、小林武史の存在を常に意識せざるを得ないという、不思議な感覚もあった。「この部分はミスチルそのものなのか? それとも小林さんの色なのか?」と、そんな思いが脳裏をよぎることも少なくなかった。
だからこそ、彼らがセルフプロデュースを決断したことは、非常に大きな一歩だった。あまりにも大きな存在から離れ、自分たちの手で音楽を創り上げていく――。果たして、ファンに受け入れられる作品を生み出せるのか? 曲の変化が良い方向へ進むのか、それとも悪い方向へ向かってしまうのか? そんな不安は、彼ら自身も抱えていたに違いない。
かつて、サザンオールスターズから小林さんが離れた際にも、ファンの間では違和感があった。しかし、時間が経つにつれて「やっぱりサザンらしいね」「桑田さんらしいね」と、その変化は自然なものとして受け入れられた。そしていつの間にか、小林さんがいたころのサザンを懐かしむことすらなくなった。
おそらく、Mr.Childrenの今後の作品にも違和感はつきまとうだろう。しかし、その違和感こそが、新しいMr.Childrenの証であり、彼らの進化の過程なのだ。いずれ、その違和感も溶け込み、「やっぱりミスチルらしいね」「桜井さんらしいね」と、多くのファンが自然に感じるようになる日が来るだろう。
これからのMr.Childrenは、小林武史という先生から卒業した、新たな一歩を踏み出した純粋な姿を見せてくれるはずだ。その未来を思うと、ワクワクせずにはいられない。
最後までミスチル、名プロデューサーからの卒業!をお読みいただき誠にありがとうございました。
もしよろしければリアクションをして頂けると、嬉しい限りです☺
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