関東は雨で、気温もあまり上がりませんが、暑さが苦手な身としてはホッとする今日この頃です。
さてさて先日、同じように雨の日にお散歩しておりましたら、驚きの場面に出くわしました
その日もそこそこの雨だったのですが、道端にカラスが2羽、何かをつんつんしてみたり、鳴いて仲間を呼んでいるような雰囲気。
丁度通り掛かったので、少し離れたところから見てみると…
…?紐をつんつん?………動いた?
…蛇?!(恐らくアオダイショウ)
そうなのです、直径1cm程と何とも細く、恐らく全長も40cm程度しかないであろう蛇が、カラスにつんつんされていたのです
蛇が大丈夫な私としては、少々微妙な心境に…
カラスとしては、大事なご飯でもあるしむやみに手を出してはいけないだろう…
と思いつつ、気になるので少し離れた所から暫く観察してみることにしました。
傍から見たら完全に変な人です
観察していると、どうもこの2羽のカラス、1羽は興味があるようですが、もう1羽はあまり積極的には近付かない様子。
お腹が空いている訳ではないのか、若くて経験がないからなのかは微妙な所でしたが、尾っぽの方をちょっと嘴でつまんで少し移動させたりするだけで、仕留めようとしている様子は見られませんでした。
蛇もちょこちょこ反撃してはいるようなのですが、尾っぽを引っ張られて自分からは移動できない様子。
人目も気になったので、車が来ない端の方に蛇とカラス達が移動したことを確認し、暫くその場を離れお散歩しておりました。
その後、恐らく30分以上経過してから戻ってみると…
まだカラスも蛇も同じ場所に居るではありませんか
そして、何とカラスは蛇をその場に残して立ち去ってしまいました
え?やっぱり興味本位で遊んでいただけ…?
その場に残された蛇…
近付いてみると、何とパッと見は無傷の状態。
流石に距離が近いと心配なので、持っていた傘でつんつんしてみますと、若干動いたのですが、直ぐに反応なしに。
頭部含め、体が無傷…あの様子では恐らく高い所から落とされたりもしていなさそう…
ということは、恐らくこの子は生きているはずです。
(目もきらりんと綺麗な状態)
蛇は時として死んだ真似をするというのを聞いたことがあり、アオダイショウで調べてもヒットした為、恐らくこの子も逃げられないことを悟り、カラスに対して死んだふり作戦を取ったようです。
なるほど、確かにお腹が空いていない、興味本位だけのカラスであれば有効な手段かもしれません。
ちょっと関心してしまいつつ、傘でぷらーんとさせつつ草むらへ移動させておきました。
その後は確認しておりませんが、きっと急いで何処かへ隠れた…ことを祈っております
まさか蛇と遭遇するとは、本当にびっくり致しました。
そして死んだふり、勉強になりました