本日はとんでもない暴風雨に見舞われた関東ですが、皆様如何お過ごしでしたでしょうか?
この激しい雨でハダニも少しは退却してくれたのでは…?と甘い期待をしているアゲハアパート管理人のporukeです。
そんなアゲハチョウ達、卵から孵化してから1週間少々経過致しました。
(今回も幼虫の写真がありますので、苦手な方はご注意下さい、しかも盛り沢山です)
孵化当時から、寒さもそっちのけでバリバリ葉を食べる子、じっとしている子がいるとのお話をしておりました…が、かなり個体差が激しくなって参りました…
もう初日、孵化翌日の脱皮に至るまでの時間からも明確でしたが、同じ木でも葉の硬さ(若葉かどうか)で成長速度が全く違います。
かなり顕著に違いが出たのが、まだまだ草のような小さな木の葉に居た子。
例の密ズのような子達です。
(密ズのご紹介はこちら→無事に孵化しました)
木が小さい理由としてはまだまだ発芽してからの期間が短いということもあるのですが、実は日当たり等の条件がいまいちなことも挙げられます。
恐らく気温も若干違うと思われます。
その積み重ねから、何と…
同じ日に孵化したにも関わらずこのサイズ差…!!!
え?後から孵化した子じゃないの?
と仰る方もいらっしゃるかと思いますが、アゲハアパート管理人が断言致します。
皆様同日孵化です
左の子は密ズの片割れ、右側は何故か卵の数が多く大人気だった木に居た子です。
(レモンの実が付いていた木でした)
結論、やはりお母様(アゲハチョウ)は分かっていらっしゃる…
明らかに成長速度が早い子達が居るところは、元から卵も比較的若葉に密集していました
リスク分散の為、条件が良いところだけではなく、密ズが居たような日当たりがいまいちな木にも産卵していったようですが、そのような子達は本当にまだまだミニミニサイズです
本当であれば、密ズの片割れだけを元の木に残して、もう片割れを大きめの木にお引っ越しさせて、その後の成長速度に影響があるか観察したかったのですが、明らかにこのままだと密ズの木が丸裸になって共倒れになってしまいそうだったので、今回密ズにはお引っ越しをして頂きました。
因みにさっきのお写真でご紹介した2匹の身体測定結果はこちら…
大きい子は恐らく伸びると2~2.5cm
(濡れているのはハダニ関係でお水をかけたものです、幼虫もこのサイズ感になるとちょっとくらいのお水は大丈夫です)
こちらは密ズの片割れ
小さい…!!この子は1cm弱です。
因みにこの写真は孵化した当日を0日目とすると、6日目の写真です。
産卵から約10日あまりで本当に大きくなりました。
そしてこちらがその翌日のお写真。
うっすら緑がかっていることがお分かり頂けますでしょうか?
(比較的白っぽくなってしまっている葉なので、少々他の写真と比較し辛いですが、体の焦げ茶色の部分が薄くなり全体的に緑がかっています)
実はこの子、もう終齡脱皮間近で緑色が強くなり、葉の上でじっとして脱皮の準備中。
そして翌日である昨日、朝には既に終齡への脱皮を終えていました。
体もぐぐんっと大きくなり、ちょっと粒々していた表面も、するんと滑らかなお肌(?)に。
これぞアゲハ!という堂々とした青虫です
でも、ここからが大変。
と申しますのも、終齡は今までの若齢(黒っぽい子)と比べ、食べる量も移動量もとんでもなく増えます。
え?何処に行っちゃった?
あの子はこの子であってる?
と思う程、枝から枝へと渡り歩く為、あっと言う間に周辺の葉を食べ尽くしてしまいます
ここからは更にアゲハアパート管理人の腕(?)が試されてくる時期です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます