昨日まで良いお天気が続いたのですが、今日から一転、GWは雨でスタートした関東です
さてそんな本日は…
春の訪れ昆虫編(笑)です
※今回は蝶の写真がありますので、虫が苦手な方はご注意ください。
先日の朝、何と突然我が家で
揚羽蝶を発見…!!
しかも、羽化した子です…!!!
何と、完全に蛹を見落としていたようで、越冬蛹から満を持して羽化したようです。
あれだけ探したのに…一体何処にいたのでしょうか…
それとも実は天井に居た子がころりん転げて
何処かに居たままだったのでしょうか?
何はともあれ、無事に越冬出来て何よりです。
発見時には口(口吻)もきちんと巻いていて、翅も広がってはいましたが、まだ羽ばたかずにじーっとしている状態。
夏場はかなり短時間で翅を伸ばし、
朝7時台には飛んでいってしまうイメージがあったのですが、まだまだ少し春先は涼しいからかのんびりめ。
他の越冬蛹は10月頭に蛹になったことを思うと、恐らくほぼ7ヶ月も蛹だったのですよね。
夏型であれば通常1週間程度で羽化することを考えてみれば、まだまだ寝ぼけているかもしれません(笑)
綺麗に翅が伸びていて一安心です。
それにしても春型の子は小さいです。
雌雄の見分け方も夏型の子と比較し難しいとのことで、脅かしてしまわないようにそろりそろりと近付くものの、この写真を撮るので精一杯でした。
当日は風もなく、飛び立つには絶好の日。
まだまだ肌寒い日もあり、仲間の数もそこまで多くないでしょうから、心行くまでゆっくり羽(翅)を伸ばして下さいなと見守りました。
(文字通り本当に伸ばしていますね)
その後ちょこちょこ確認しましたが、最初に発見してから2時間経ってもまだ滞在中。
もう既に羽を閉じることは出来る上に、おトイレも一度していましたが、のんびりと羽を広げていたままでした。
気温が20℃くらいだったので、もう少し暖かくなる頃合いを見計らっていたのかもしれませんね。
そう言えば我が家のレモンの蕾は、現在大きく膨らんできてはいるものの、まだ咲いてはいませんでしたが、
幸いにも他に我が家で咲いている花があったので、旅立つ前に是非飲んでいって欲しいなぁと思いつつ見守りました
そしてお昼前、気温が22℃に上がったところで旅立ったようです。
直前に確認していたのですが、気が付いたらもう行ってしまった後で、見送れずちょっぴり残念でしたが、長い冬を越えて(寄生蜂達の襲来もどうにかかわし)無事巣立ってくれたことに胸が熱くなりました。
こちらの写真はおトイレ後、唯一翅を閉じた時の写真です。
ネットに付着している薄い黄色の液体がおトイレです。
(蛹から出てくる時や翅を広げた後等に体から余計な水分を出します)
これでもう行くのかな?と思っていたのですが、この後また翅を広げて2時間滞在しました(笑)
ちょっとだけ翅を動かしているところも…
今年もアゲハ達の季節が始まります。
冬場からアオムシコマユバチをずっと見掛けていたので、今年は特に気を付けたいと思います。
(アオムシコマユバチは寄生蜂の一種で、とても小さいのですが大変厄介な昆虫です。
アゲハの場合には蛹に成り立ての時に狙われます)
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