~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
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6月のアゲハアパート ~part 3~

2022年06月26日 12時18分00秒 | アゲハチョウ
突然とんでもない暑さになっている関東ですが、
皆様如何お過ごしでしょうか?

あれ?まだ梅雨明けしていない…はず?
と思ってしまう程の夏空です。

さて、本日はアゲハアパート管理人

久々に写真を交えて書き記していきたいと思います。
…が、今回は色々大変なことが起きており、閲覧注意お写真もありますので、苦手な方は確実に回れ右でお願い致します…
これは似たような状況になった方に残せれば…と思っております。




6月18日(土)
クロアゲハ4号がじーっとしています。
もう脱走…のはず…!



6月19日(日)
クロアゲハ4号がいつの間にか大脱走…!
でも…行方不明です…!!

ナミアゲハ1号、2号は元気に活動中。
そして違う木にいるナミアゲハの黒い子は、終齢脱皮前で緑色になり始めていました。
これは明日に終齢になっている予感です。



6月20日(月)
朝一でナミアゲハの1匹が終齢になっていました。
ナミアゲハ3号と、呼ぼうと思います。
気が付けば午後には、もう1匹終齢になったナミアゲハ4号。

相変わらずクロアゲハ4号は見つからず…

そんな最中、クロアゲハ2号に事件が…?!
何と真っ逆さまになっているではありませんか?!
輪っかの方の糸が剥がれてしまいお尻だけがくっついている状態に…
蛹もまだ動い…動いている?(お尻をフリフリ)
問題は真っ逆さまな点です。

お尻分の糸を剥がして入院させても良いのですが、今回は輪の部分も大丈夫そうだったのでセロハンテープで糸束を固定し直しました。

…その後、入院させた方が良かったと後悔することになるのですが…



6月21日(火)
12:35
ん?下痢?!
と慌ててレモンの木を見ると、正に今ダッシュを始めたナミアゲハ1号に遭遇!

そして相変わらず植木鉢トラップ。
植木鉢の縁をぐるぐる周回開始です。
暫くしてぐるぐるしてたら良い感じのところへ移動しようかしら…とか考えていたら行方不明になりました…

クロアゲハ蛹:3匹
ナミアゲハ終齢前:8匹
ナミアゲハ終齢:4→3匹

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹



6月22日(水)
朝一で見てみると、何とナミアゲハ2号がいません。
昨日葉を噛っていたような気がするのですが大脱走したのでしょうか?

ここ数日心配なことが…
クロアゲハ3号の緑色の蛹が何だかおかしいような気が…
少々奥まったところにいる為、まじまじと観察することが出来ないのですが、何だか色が変です。
最初の3~4日は綺麗な緑色のまま変化はなかったように見えたのですが、ここ数日前側の口や脚のパーツ部分を除いて、蛹がちょっと変な茶色になってきた気がします…



因みに昨年まで、我が家では蛹がお亡くなりになったケースは事故以外ほぼありません。

唯一、1件だけ過去に空っぽのクロアゲハの蛹を発見したことがありましたが…
完全に乾いている状態での発見だったので、途中で何が起きたのかは分かりませんでした。
(でも殻は寄生虫の脱出跡も全くなく綺麗なものであった為、個体の寿命だったのではないかと推測しています)



6月23日(木)
本日は色々大忙し、ナミアゲハの終齢が増えて、レモンの木は葉っぱがすかすかに…
もう少し持ちこたえて…!!とフルフルしているアゲハアパート管理人です。
そんな本日はナミアゲハ3号が脱走し、何と、狭いネットの中に入り込んでしまいました。
羽化時は宜しくないという状況で前蛹になってしまい動かせません。
今年の春型の子は、それが原因で羽根が…
同じ轍は踏まぬ…!
と言うことで、この子は蛹になり4日以上経過したら、環境を整備する予定です。
でも…まさかここに入ってしまうとは…
羽化時の足場としては最高なのですが…



6月24日(金)
本日は昨日のネットナミアゲハさん終齢なりたてが1匹。

そして悲報…
クロアゲハ2号と3号の色が変色…
2号は先日糸が外れてしまい逆さまになって動いていた子ですが、まさかのここに来て体液が漏れた痕跡が…
何事?!と焦りました…
細い糸のように漏れた跡があ…るけれど、下に溜まっている様子は…ない…?
でも中は空のような感覚…

細い糸のよう…小さい穴から漏れたような…穴…

まさか…

急いで心当たりを調べてみると、ありました…カメムシの名…!

カメムシは、幼虫の体液を吸うとのことで、以前から警戒はしていたのですが(結構そこらを歩いていました)、まさか蛹も対象になるとは今回調べて初めて知りました。

クロアゲハ3号ですが、こちらは徐々に緑色の蛹が下の方から茶色に変色、湿っぽい感じになってきていたので、ヤドリバエの可能性が…
となると…被害はこの1匹だけではないかもしれません…
衝撃です…

この先、少々心の準備が必要な写真を1枚載せますのでご注意下さい…

クロアゲハ3号はかなり奥まったところにおり、最大まで拡大して撮影した関係で少々画像が粗くなっています。
(寧ろ粗くて良かった…のかもしれません…)

元々若干普通の正常な蛹と比べると、いびつな蛹ではありました。
下の写真をご覧頂けると分かると思うのですが、正面右側目の下辺りに、まるで鎖骨のように外側へ曲がっているところが…
反対側は何だか液体のようなものが光っています…


そして気になるところとして、正面左側の脚(?)部分。何故か上にずれたような形で固まっているように見えます…

最後にお顔と脚部分以外の体の色合い…

明らかに正常な蛹の色合いではありません…
一体何が中から出てくるのか…
写真に収める勇気はないですが、もし確認が出来たら事後報告させて頂きます。
(因みに蛹の右下にくっついているのは脱皮後の皮です)

こうしてクロアゲハ4匹中、無事が確認出来ているのは1号ただ1匹だけとなりました。
クロアゲハだから…?
それとも今年レモンの葉っぱに虫か何かが付いたのでしょうか?

クロアゲハ蛹:3匹→恐らく2号と3号はお亡くなりに…
ナミアゲハ終齢前:5匹
ナミアゲハ終齢:4匹
ナミアゲハ前蛹:1匹
ナミアゲハ蛹:1匹(?)

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹


朝観察していると、終齢に脱皮しそうば色合いの子が2匹居たのですが、そのうち1匹は目の前で体を左右にゆさゆさ振り始めました。
これはそろそろ脱ぐのかも?と側で待つことに。

しかしちょっと時間が掛かりそうだったので離れました。

そして気が付けば無事に脱皮が終了しー…
夕方には殆どのナミアゲハさん達が一気に終齢に…?!?!

クロアゲハ蛹:3匹→恐らく2号と3号はお亡くなりに…
ナミアゲハ終齢前:0匹
ナミアゲハ終齢:8匹
ナミアゲハ前蛹:0匹
ナミアゲハ蛹:3匹

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹



6月25日(土)
あぁ、今日はなかなかハードな日です…
クロアゲハ2号は完全に空っぽになって無惨な姿になっていました…
カメムシかと思いましたが、寄生虫にやられたという可能性もありそうですね…
(前日まで湿っぽい感じになったりはしていなかったので、ヤドリバエではなさそうと考えてはいるのですが)
流石に写真は控えさせて頂きます…

そして新たに昨日前蛹、本日蛹になったと思われる緑色のナミアゲハ4号…
まだ動いているのですが、まさかの黒ずみあり…


右の真ん中辺りと、左の少し下辺りに1ヶ所ずつ、計2ヶ所…

そう、寄生虫にやられた様子…
アオムシコマユバチでしょうか?
この黒ずみはアゲハの体液が出て固まったもの。
一度穴が空いたという証拠です…(落下で傷ついたりしても同じように黒っぽくなることがあります)
数匹の幼虫であれば、手術という形で助けることも出来るという動画を見たことがありますが、アオムシコマユバチだと100単位の卵になるので絶望的です。
精密ピンセットと液体絆創膏買ってこようかしら…(液体絆創膏は手術後に傷口を塞ぐのに使用している方がいらっしゃいました)

現在のアゲハアパート
クロアゲハ蛹:1匹
ナミアゲハ終齢前:0匹
ナミアゲハ終齢:7匹
ナミアゲハ前蛹:0匹
ナミアゲハ蛹:3匹

行方不明
クロアゲハ:1匹
ナミアゲハ:1匹

お亡くなり
クロアゲハ:2匹

…今年はいつもより早いアゲハ到来だったこともあり、偶々今まで難を逃れていたのが当たってしまったのか、それとも昨年と環境が変わって危険度が上がってしまったのか…
非常に残念です。

何はともあれナミアゲハ4号の蛹をどうするかが課題ですね…
救えない場合、アオムシコマユバチだったら早めに隔離しないと他にも被害が広がりますので…

2022年のアゲハアパートは大波乱です。

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