気が付けば3月になり
桃の節句も終わった今日この頃
皆様如何お過ごしでしょうか。
何だか長い長い夢をみていたような
でもあっと言う間の1週間を過ごしました。
鮮明に思い出せるような
もうぼやっと霞みかけているような…
あまりこのblogにはこういった内容のことは
書かないようにしてきたのですが、
今回は少し思うところがあったので
書かせて頂きます。
少し淋しいお話になりますがご容赦下さい。
数日前、大事な大事な家族が旅立ちました。
先日もこのblogに登場していた
我が家の大御所様(20歳のお猫様)が大往生致しました。
本当にあっと言う間に旅立ってしまいました。
今回詳細は伏せますが、老衰だったようです。
最後の数日は嘘のように静かで穏やかな時間が流れ、
晴れた春のような暖かい日の午後に
家族に囲まれて腕の中で静かに旅立ちました。
病気で先に旅立った兄弟の時には
こんな穏やかな気持ちにはなれませんでした。
もっと何か出来ることがあったのではないか
そんな気持ちが強くありました。
ですが、今回は大御所様が時間をくれました。
時間にすればあっと言う間ではありましたが、
心の準備をする時間をくれたので
わざわざこの時を選んでくれたのかと感謝です。
全てが出来過ぎている位です。
そして今回とても感じたこと、
それはこのご時世でこそですが
様々な情報があったということ。
専門医(獣医師)によるnetの記事や
個人での愛猫経験をblogに綴ったもの…
その一つ一つが大変有り難かったです。
勇気付けられたものもありましたし
考え得る可能性をあれもこれもと調べる事が出来ました。
自分なりに現状と情報を抽出し
どのような状況に置かれているのか判断するよう努めました。
恐らく冷静でいることが大事だったのだと思います。
今私がこの子に出来る一番のことは何か
人間のように話すことが出来ない動物達
人間はその話せない彼らに代わって
言葉が分からないなりにも最善を尽くす
それで選んだ道ならば、
それは人から何と言われようと
その子に対する愛情で間違いなど無いのだと
改めて感じました。
旅立った後に人間が後悔すれば
何の選択肢があったかも分からない彼等にとって
こんなにも失礼なことはないのではないだろうか
そんな気持ちが途中から生まれてきました。
充分過ぎる位頑張った子達
その全てを否定してしまうようなことはしたくない。
今回この事を書こうと思ったのは、
同じ様な状況に立っている方がいらっしゃった時に
少しでも何かしらお役に立てればと思ったからです。
そして、私が大事な家族を腕で抱きながら
ひたすら片手で情報を調べていた時
自分の考えていた事を肯定してくれる文章と
幾つも出会い勇気付けられました。
その文章を書いて下さった方々への
感謝の気持ちでもあります。
きっと大御所様、
今頃おもいっきり兄弟に甘えている頃でしょう。
いつでもどこでもべったり仲良しな兄弟でしたから。
健康だからと我が家のお守りを1人長期間押し付けられて、酷いじゃないかと文句を言っている違いありません。
だから私も安心です。
いつか私が追い付いたら
その時には私もまた一杯構って頂こうと思います。
何せ我が家の一番の大御所様達ですから。
追伸
…でも、友人に専門医が居たのはちょっと恵まれ過ぎていますよね(笑)
素晴らしいタイミングでの的確なadviceをありがとう。
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