
「ワン・ツー・スリー・フォー ワン・ツー・スリー・フォー ウルトラセブン♪」入り口に近付いた際、耳に飛び込んで来たのは懐かしい「ULTRA SEVEN」のコーラス(試聴)。「明らかに、我々おっさん世代を”も”ターゲットにしたイベントだな。」と痛感させられた一瞬。
初開催から今年で17回目を迎えるという「ウルトラマンフェスティバル2007」に初めて足を運んでみた。今年が「ウルトラセブン」の放送開始から40周年という事でウルトラセブンと、そして今春迄放送されていた「ウルトラマンメビウス」をメインに据えたイベントというのだから、「これは実際に見ない訳にはいかないぞ。」と思い立ったのだ。流石におっさん一人で行くのも勇気が要るので、”昭和の香り”を愛するおねえちゃんを拝み倒して同行を願った次第。
入り口を潜って直ぐは、ウルトラマンメビウスとの撮影場所。おっさんがメビウスと一緒に写真を撮るというのも気が引けたので此処はスルーし、セブンに登場した宇宙人達が展示されているコーナーへと向かう。ゴドラ星人
やフック星人
等が居並ぶ空間は実に壮観。「フック星人が登場した第47話『あなたはだぁれ?』には、”おやっさん”(乃至は”ムラマツ・キャップ”)が出ていたっけ。」等と思い出に浸り乍ら歩を進める。
ウルトラセブンの乗り物
が陳列されていたのには意表を突かれた。自分等の頃はセブンでは無く、Aの乗り物がデパートの屋上に置かれており、何度か乗った記憶が在る。
セブン関連の資料(脚本や設定書、セブンの特集が組まれた当時の少年誌等)や映像、セブンのマスク(タイプ別)等の小道具類と並んで、ウルトラ警備隊の面々に因んだグッズも陳列されていた。ウルトラ警備隊作戦室の再現や実物大とされるアイスラッガー
も。
そしてアンヌ隊員の制服やソガ隊員のシューズ等が陳列されているのも嬉しかったが、何と言っても感激したのはキリヤマ隊長の制服
を間近で見られた事。想像していたよりも小さなサイズの制服を眼前にし、キリヤマ隊長の精悍な姿を暫し思い浮かべてしまった。キリヤマ隊長とソガ隊員が、この世を去ってしまった中で迎えたセブンの40周年・・・。
会場の半分位を占めていたセブン・コーナーを過ぎるとウルトラ戦士達
、そしてバードン
等のウルトラ・シリーズに登場した怪獣達が待ち受けていた。怪獣達の名前のみならず、登場したシリーズやストーリーがスラスラと頭に浮かんでしまう自分が怖い。
ライブ・ステージが開かれていたり、かなりの種類のウルトラ・グッズが販売されているスペースが在ったりと、なかなか工夫は凝らされているが、大人料金が1人1,800円(当日券)というのは少々高過ぎる気もした。個人的には1,000円強位が適正ではないかと思うのだが、それでも会場は子供や大人で溢れ返っていたのだから、ウルトラ・シリーズの人気は未だ未だ高いと言えるのだろう。
真夏の一日、童心に返って楽しく過ごす事が出来た。
初開催から今年で17回目を迎えるという「ウルトラマンフェスティバル2007」に初めて足を運んでみた。今年が「ウルトラセブン」の放送開始から40周年という事でウルトラセブンと、そして今春迄放送されていた「ウルトラマンメビウス」をメインに据えたイベントというのだから、「これは実際に見ない訳にはいかないぞ。」と思い立ったのだ。流石におっさん一人で行くのも勇気が要るので、”昭和の香り”を愛するおねえちゃんを拝み倒して同行を願った次第。
入り口を潜って直ぐは、ウルトラマンメビウスとの撮影場所。おっさんがメビウスと一緒に写真を撮るというのも気が引けたので此処はスルーし、セブンに登場した宇宙人達が展示されているコーナーへと向かう。ゴドラ星人


ウルトラセブンの乗り物

セブン関連の資料(脚本や設定書、セブンの特集が組まれた当時の少年誌等)や映像、セブンのマスク(タイプ別)等の小道具類と並んで、ウルトラ警備隊の面々に因んだグッズも陳列されていた。ウルトラ警備隊作戦室の再現や実物大とされるアイスラッガー

そしてアンヌ隊員の制服やソガ隊員のシューズ等が陳列されているのも嬉しかったが、何と言っても感激したのはキリヤマ隊長の制服


会場の半分位を占めていたセブン・コーナーを過ぎるとウルトラ戦士達



真夏の一日、童心に返って楽しく過ごす事が出来た。

「ウルトラセブン」放送開始から40周年経っていたとは気づきませんでした。「おやっさん」の小林昭二さんがなくなられたのもつい最近だと思っていたら十年経っていたんですね。
「十年一昔」といいますが私の感覚からだと十年前なんて本当についこの間のことのように感じられ、二十年前の石原裕次郎氏の死去でさえ、昨日のことのように感じるくらい、時間感覚が麻痺しています。
ウルトラシリーズ、本放送時は私は生まれてなくて番組自体は「ウルトラ特集」などで知っていたのですが実際見た記憶があるのは「タロウ」と「80」とこの「セブン」だけ。典型的な第2次ベビーブーマでした。でも、こうしてみていくと確かに懐かしい気分になるのだから時間の感覚とは本当に不思議なものです。
「光陰矢の如し」と申しますが、本当にそうですね。年を重ねる毎に、時が過ぎ行くスピードに加速度が付いて来ている様な感じがし、20代の頃と比べると今は倍位のスピードで時が過ぎて行っている気がします。
”おやっさん”の御葬式には本郷猛(藤岡弘。氏)や風見志郎(宮内洋氏)といった仮面ライダー達、そしてイデ隊員(二瓶正也氏)を始めとする”科特隊”の面々が顔を揃えていたのが印象に残っています。彼等が”おやっさん”の棺を抱えていた時には、もう爆泣きしてしまったし・・・。
仮面ライダー・シリーズは最初からリアル・タイムで見ていたのですが、ウルトラ・シリーズに関してはリアル・タイムで見始めたのは多分「帰ってきたウルトラマン」の途中からだった様に思います。(最初から見始めたのは「ウルトラマンA」から。)ですから「ウルトラセブン」は再放送で見たクチなのですが、とても子供向け番組とは思えない中身の濃さに惹かれ、これ迄に何度も見ております。
でも、もう少し近くでやって欲しいな~。
突然、横からカーロが写真を見て興奮しちゃいました。あまりの煩さに書き込み中断させられそうです。
でも、最後にあのウルトラマンの乗り物、私も乗った覚えがあります。
いつもこちらのブログ拝見させてもらってます。
以前特撮関係の記事でトラバを送らせて頂きました。
ウルフェス行かれたのですね。
今回はセブン誕生40周年で大いに盛り上がったとか。。。
私は「帰ってきたウルトラマン」、正確には「ウルトラファイト」がリアルタイムで観たウルトラでした。
しかしセブンの再放送で観たときの興奮は未だ忘れることはありません。
ウルトラシリーズ屈指の作品ですよね。
いい年して特撮ファンの私ですが今後とも宜しくお願い致します。
ところで秋よりスタートする新番組「ウルトラセブンX」のほうも心待ちにしております。
ウルトラをはじめ、特撮関係の番組を多数流している我等が「ファミリー劇場」。
なんと来週からあの川内康範先生原作の、あのヒーローがやってきます!
それにしてもメビウスの最終回三部作は泣かせる。
年のせいか物凄く涙もろくなってます。
トリヤマ補佐官の「ミライは私のかけがえのない部下だ」で泣いて
カコちゃんが「私はミライの妹だもん」で泣いて
再びトリヤマ補佐官。カコちゃんを大丈夫か?と抱きかかえる。「ありがとう」と答えるカコちゃん。
もう見終わったら号泣でした。5回くらい観たけど泣きぱなし。
ところでgiants-55さま。
>昭和の香り”を愛するおねえちゃん
おやすくないですなあ。なかなか個性的なデートですね。
私がリアルタイムで見たのは「帰ってきたウルトラマン」、「ウルトラマンエース」でした。「ウルトラセブン」は再放送でした。しかし、というかやはり「セブン」のインパクトは他の作品より抜きん出ていますね。
>キリヤマ隊長とソガ隊員が、この世を去ってしまった中で迎えたセブンの40周年・・・
とくにソガ隊員は本当に何といったらいいのか・・(涙)ほかの隊員の方々は長生きしていただきたいです。ああ、今晩はオンデマンドTVでウルトラセブンを見よう・・
「帰ってきたウルトラマン」や「ウルトラマンA」といった他のウルトラ・シリーズにも勿論深いテーマ性が在ったのですが、「ウルトラセブン」の場合は最早「哲学」の領域に達している様な感じが在りましたよね。映像も実験的で斬新な”挑戦”が為されていたし、やはり別格の存在と言えましょう。
人の命には限りが在るという”理屈”は頭で理解しているものの、幼少時より馴染みの深い人々が鬼籍に入ると理屈では無く、堪らない程の不条理さと哀しみを覚えてしまうものですね・・・。
多くの方が指摘されている事ですが、セブンに登場したメカニック類の洗練度はかなりの物。制服もかなり格好良い訳ですが、生で見るとかなり痛みが来ており、40年という月日を感じさせました。
アイスラッガーを投げる真似は、体操服の上を顎の下辺り迄持ち上げて「ジャミラ!」とやるのと同じ位、当時は多くの子供達がしたのではないでしょうか(笑)。(バロム・1のバロム・クロスも同様。)
ウルトラ・シリーズのOPって、インパクトの在る物が多かったですよね。「ウルトラQ」等の「回転して、最後にタイトル文字になる手法。」や、「ウルトラマン」等の「影絵」、「ウルトラマンタロウ」の「テクノっぽい音楽」等、スタッフの遊び心も感じられて良いです。