今年の全国高校野球選手権記念大会が開幕した。1915年、計10校のチームの試合で始まった同大会も、今回で100回目。数多の名選手達を生み出して来た。10年前の記事「ミスター高校野球」では、自分がリアル・タイムで見て来た高校球児の中から、「荒木大輔氏(早実)、水野雄仁氏(池田)、清原和博氏(PL学園)、桑田真澄氏(PL学園)、そして松坂大輔氏(横浜)」の5人を“ミスター高校野球”として選んだけれど、今も考えは変わらない。
記念すべき100回目を迎え、今大会では「過去に同大会で活躍した元球児による『甲子園レジェンド始球式』が行われる。」事になっている。初日の今日は星稜OBの松井秀喜氏(第72~74回大会出場)が始球式に登場した(母校・星稜の後輩達が見守る中でというのは、運命的な物を感じた。)、大好きな野球人の1人で在る彼の姿を見られたのは、本当に嬉しかった。
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「甲子園レジェンド始球式」
8月5日:松井秀喜氏(星稜-第72~74回大会出場)
8月12日:本間篤史氏(駒大苫小牧-第87&88回大会出場)
準決勝(1試合目):桑田真澄氏(PL学園-第65~67回大会出場)
決勝:太田幸司氏(三沢-第50&51回大会出場)/井上明氏(松山商-第50&51回大会出場)
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何れも“夏の甲子園”を沸かして来た名選手達。一番若い本間篤史氏は今年30歳で、最も高齢の中西太氏は85歳と、55歳もの開きが在る。100回も続いて来た歴史を感じる。
今年はどんな名勝負が見られるか、本当に楽しみだ。