昨日で4月も終了。プロ野球に目を向ければ、セ・パ共に開幕から1ヶ月以上過ぎた事になる。パ・リーグでは、一気に抜け出す事を予想していたホークスとマリーンズがよもやの苦戦を喫し続けていたが、4月を終わってみれば首位ライオンズに僅かのゲーム差で2&3位という状況。5位のバファローズでも、首位との差が3ゲーム(4位のファイターズは2.5ゲーム差。)しかない。最下位のゴールデンイーグルスが唯1チーム借金を背負っているのは残念で、何とか奮起して貰いたい所だが、今季のパ・リーグは混戦模様と言えるのかもしれない。
そしてセ・リーグに目を移すと、順位予想で5位&最下位としたスワローズとカープ(ファンの方ゴメンなさい!
)が4位&5位という状況は想定内で在ったが、優勝争いに加わるのではないかと期待していた(2位予想の)ベイスターズが.318という低勝率で最下位というのは全く想定外の事だった。
もっと想定外だったのは、我がジャイアンツの独走ぶり。最終順位は良くて3位だろうと思っていたので、これは嬉しい誤算で在ったが、唯このままスンナリ独走出来るとは思っていない。先日も書いたが、開幕当初とは異なり、一貫性の無い雑な攻め方が時折見られるからだ。それに一昨年からずっと言い続けている事なのだが、嘗ての桑田真澄投手ならいざ知らず、ここ数年の彼にローテーション・ピッチャーの一角を担わせるのは危険だと思っている。大好きな選手だからこそ敢えて厳しい事を言わせて貰うが、彼を起用する位なら若手投手に先発の機会をもっと与えるべき。彼に過度な期待を賭け、先発投手起用に固執し続けていると、チームに大きな歪みを生じさせ兼ねないし、その事が快進撃の大ブレーキになるのではないかと懸念している。
2位のドラゴンズは爆発的な力を感じさせないものの、嘗てのカープの様な粘っこい強さが在る。又、自称”冷めたタイガース・ファン”の後輩は「今季のタイガースは優勝出来ません。」と早くも白旗を揚げているが、これはとんだ誤りだと思っている。チーム打率2割9分4厘は12チームでナンバー1、チーム防御率3.05もファイターズ(3.01)に次いで2位と、これ迄はたまたま投打の噛み合わせが悪かっただけで、間違いなく優勝争いに加わるチームと確信している。
ところで今日は、以前からずっと他の野球ファンに聞いてみたかった事をテーマとして取り上げたい。「ジャイアンツの選手で、『こいつは本当に嫌な選手だ。』と思うのは誰ですか?」という事。この「嫌な選手」というのは、人間的に好きじゃないという事では無く、ジャイアンツ以外のチームのファンの方にとって、「この選手が出て来たら、とんでもない活躍をされそうで嫌だ。」と思ってしまうジャイアンツ選手を投打一人ずつ挙げて戴きたいのだ。ジャイアンツ・ファンの方で在れば、もし他チームのファンだったらという観点から挙げて貰えると嬉しい。
自分の場合で言えば、「OB」と「現役」では次の様になる。
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[OB部門]
投手: 桑田真澄選手(現役選手で在るが、自分の中では残念ながらもう”終わってしまった”存在となっている。だからこそ、敢えて「OB部門」に彼を選んだ。全盛期の彼は本当に頼もしかった。)
打者: 王貞治氏(当時はその凄さを全く感じていなかった”青い稲妻”こと松本匡史氏や、”曲者”こと元木大介氏、”ジャイアンツ史上最強の外国人打者”と思っているウォーレン・クロマティ氏等、幾人もの名前が浮かぶが、やはり思い入れの深さで王氏を選びたい。)
[現役部門]
投手: 上原浩治選手(ジャイアンツのエースとして大舞台で力を発揮し続け、もし自分が相手チームのファンだったならば、彼が登板したら「今日は勝てないな。」と思ってしまうだろう。ゴタゴタは在ったものの、それでも大好きな選手の一人で在る事には全く変わりが無い。)
打者: 矢野謙次選手(「俊足で掻き回すいやらしさ。」から鈴木尚広選手、「チャンスに滅法強い。」事から阿部慎之助選手等も挙げたい所だが、「走・攻・守で相手に強烈なダメージを与えている。」という事から、矢野選手を選びたい。昨年からずっと応援していたので、今季の大活躍は本当に嬉しい。)
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では改めてズバリ聞きます。「ジャイアンツの選手で、嫌な選手は誰ですか?」
そしてセ・リーグに目を移すと、順位予想で5位&最下位としたスワローズとカープ(ファンの方ゴメンなさい!

もっと想定外だったのは、我がジャイアンツの独走ぶり。最終順位は良くて3位だろうと思っていたので、これは嬉しい誤算で在ったが、唯このままスンナリ独走出来るとは思っていない。先日も書いたが、開幕当初とは異なり、一貫性の無い雑な攻め方が時折見られるからだ。それに一昨年からずっと言い続けている事なのだが、嘗ての桑田真澄投手ならいざ知らず、ここ数年の彼にローテーション・ピッチャーの一角を担わせるのは危険だと思っている。大好きな選手だからこそ敢えて厳しい事を言わせて貰うが、彼を起用する位なら若手投手に先発の機会をもっと与えるべき。彼に過度な期待を賭け、先発投手起用に固執し続けていると、チームに大きな歪みを生じさせ兼ねないし、その事が快進撃の大ブレーキになるのではないかと懸念している。
2位のドラゴンズは爆発的な力を感じさせないものの、嘗てのカープの様な粘っこい強さが在る。又、自称”冷めたタイガース・ファン”の後輩は「今季のタイガースは優勝出来ません。」と早くも白旗を揚げているが、これはとんだ誤りだと思っている。チーム打率2割9分4厘は12チームでナンバー1、チーム防御率3.05もファイターズ(3.01)に次いで2位と、これ迄はたまたま投打の噛み合わせが悪かっただけで、間違いなく優勝争いに加わるチームと確信している。
ところで今日は、以前からずっと他の野球ファンに聞いてみたかった事をテーマとして取り上げたい。「ジャイアンツの選手で、『こいつは本当に嫌な選手だ。』と思うのは誰ですか?」という事。この「嫌な選手」というのは、人間的に好きじゃないという事では無く、ジャイアンツ以外のチームのファンの方にとって、「この選手が出て来たら、とんでもない活躍をされそうで嫌だ。」と思ってしまうジャイアンツ選手を投打一人ずつ挙げて戴きたいのだ。ジャイアンツ・ファンの方で在れば、もし他チームのファンだったらという観点から挙げて貰えると嬉しい。
自分の場合で言えば、「OB」と「現役」では次の様になる。
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[OB部門]
投手: 桑田真澄選手(現役選手で在るが、自分の中では残念ながらもう”終わってしまった”存在となっている。だからこそ、敢えて「OB部門」に彼を選んだ。全盛期の彼は本当に頼もしかった。)
打者: 王貞治氏(当時はその凄さを全く感じていなかった”青い稲妻”こと松本匡史氏や、”曲者”こと元木大介氏、”ジャイアンツ史上最強の外国人打者”と思っているウォーレン・クロマティ氏等、幾人もの名前が浮かぶが、やはり思い入れの深さで王氏を選びたい。)
[現役部門]
投手: 上原浩治選手(ジャイアンツのエースとして大舞台で力を発揮し続け、もし自分が相手チームのファンだったならば、彼が登板したら「今日は勝てないな。」と思ってしまうだろう。ゴタゴタは在ったものの、それでも大好きな選手の一人で在る事には全く変わりが無い。)
打者: 矢野謙次選手(「俊足で掻き回すいやらしさ。」から鈴木尚広選手、「チャンスに滅法強い。」事から阿部慎之助選手等も挙げたい所だが、「走・攻・守で相手に強烈なダメージを与えている。」という事から、矢野選手を選びたい。昨年からずっと応援していたので、今季の大活躍は本当に嬉しい。)
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では改めてズバリ聞きます。「ジャイアンツの選手で、嫌な選手は誰ですか?」

<OB>
松井秀喜・斉藤雅樹ですね。
松井はひたすらにナゴヤドームで打たれたイメージしかありません。ナゴヤドームで28本のホームランを打たれていますが、ナゴヤドームでのホームラン数は歴代でも5位か6位ぐらいに入り、相手チームでは歴代1位。稀代のホームランバッターというイメージが強すぎて、今の松井はちょっと物足りなかったりします。
斉藤雅樹は、子どもの頃の巨人のエース。出てきたら「あー、今日は負けだ」と思ったものでした。
<現役>
清水ですね。守備がどうであろうとあれだけのバッティングセンスはひたすらに怖いです。チャンスで清水は泣きそうになります。毎年のようにベンチから軽視されるのは納得できないというか。きちっとした守備要員を用意するだけの話だと思うんですけどね。
上原も悪くないのですが、「出てきたら負け」とまでは思いません。
この記事をアップした際、[OB部門]に”普通に”桑田投手の名前を挙げておりました。その後読み返してみて、「あ、いかん!桑田投手は未だ現役だった。」と気付き、選択理由に”但し書き”を入れた次第です(^o^;;;。
全盛時の彼を知っているからこそ、今の彼はもう既に終わった選手という印象が強く、だからこそ冗談では無くOBという思い込みが湧いてしまって。次回の登板で又打ち込まれる様でしたら、スパッと現役を引退して欲しいというのが、ずっと彼のファンで在る者としての願いです。
さて、松井秀喜選手に関してはかなり呻吟致しました。嘗てはジャイアンツ選手だったという意味ではOBなのですが、諦めの悪い自分としては又ジャイアンツに戻って来てくれるという思いが在り、OB部門に入れるのは躊躇われ、然りとて”ジャイアンツの”現役選手に選ぶ事も出来ず、泣く泣く彼を外しました。
斎藤雅樹氏も悩ましい所でした。”平成の大エース”で在ったのは間違い無く、彼が登板した場合には自分も九分九厘勝ちを確信していました。でも、あの柔和な雰囲気のせいか、凄みというのが残念ながら感じられなかったんです。ポカの多かった槙原寛己氏に比べると格段頼りになったのですが、でも桑田選手の様に全身から漂う”妖気”・・・では無く(笑)、気迫には劣っていたかなあと。桑田投手を挙げなかったら、確実に斎藤氏を選んでいたと思います。
現役の清水隆行選手を挙げておられるのは納得です。今季は大不調ですが、でも彼のバッティングセンスの素晴らしさは半端じゃないですから。唯、走・攻・守という広い分野で相手にプレッシャーを掛けられるという意味で、自分は矢野選手を選びました。
元阪神ファンですが、彼が登板が判明した試合は「安心して」見ることができました。
投手では斎藤を挙げたいと思います。理由はハムぞー所長と全く同じです(苦笑)
打者は迷いましたが、やはり松井秀でしょうか。もともと阪神ファンだったから、というのもありますが、果たして希望通り阪神に入っていたら、ああも大成できていたかどうか……
(現役部門)
こちらでは逆に投手をどうするか迷いましたが、考えた結果上原にしました。井川-上原の投げ合いでは、イマイチ分が悪そうな感じがありますからね。
打者は清水にします。矢野も考えたのですが、これまでの実績を考えて清水に軍配を上げました。
投手: 槙原寛己投手 昔つきあっていた恋人の妹が熱烈な巨人ファンで、結構野球の話をしていたのだけれど、槙原はあれだけの能力があるのに歯がゆい、と言う度に真意を曲解され口論になっていたのを思い出し。っていうか、パーフェクト出来るんだよ!!槙原は!!と言う話になった後、ほどなくパーフェクトを達成し、それ以来、妹さんと話がスムースに進むようになった記憶。
西武の黄金期、巨人が日本シリーズで槙原中心のローテを組んでたらああも無惨なことにはならなかっただろう、と言うようなことを広岡さんが言っていた記憶も。斉藤雅樹投手とどっちをあげるか迷うところだけれど、日本シリーズ、オールスターの度にパリーグの左の強打者に打たれてた記憶がマイナスポイント。あの頃、セリーグに左の強打者ってそんないなかったしねぇ・・・。うーん・・・、やっぱ、槙原かなぁ。とにもかくにも、全盛期の槙原は身震いするほど完璧な投手だったように思われ。
打者: 吉村 禎章氏 ON世代をリアルタイムで知らないので80年代以降の打者で、ということになるのだけれど、はたと行き詰まる。うーん・・・。篠塚、かなぁ・・・。でも、篠塚もいまいち怖くなかったというか・・・。と、考えていて、ああ、吉村だ、吉村、と迷わず指名。原さんは、怖さはなかったというか。
[現役部門]
投手: 豊田清投手、と今までのパリーグでのライバルを指名したいところですが、まあ、それも面白みのない返事なので、巨人の生え抜きあたりで考えてみるんだけど、さほど嫌な投手っていないかなぁ・・・。上原も顔も見たくないほど嫌な投手ってわけじゃないし・・・。まあ、巨人の選手は正々堂々としてるから、むしろ、上原とやってみたい!!っていう気になるんよね。
打者: のってる時の阿部慎之介選手。巨人の選手は打者の方もすごい打者だな、とは思いつつも、むしろこの打者とうちの投手がやり合ったらどうなるんだろ?というワクワク感の方が強い感じで、今ひとつ、嫌だなぁ・・・、という気になる選手はいないのですが、あえて言えば、「のってる時」の阿部選手。
コンパクトに振る上に、フォロースルーで飛距離は出るわ、タイミングをずらしてもずらしても膝で調整しちゃうわで、どうすんの?この打者??どうすんのよーー!!といううんざり感。こういう感覚に襲われるのは、のってる時の西武のカブレラ、うちの松中、そして、阿部慎之介以外にはちょっといない、かな。
すみません、独り言口調で書いていたので少々失礼な感じです。(^^ゞ
だから、斉藤が中日戦で、ノーヒットノーラン目前での9回、ヒット(確か音だったと思う)で阻止し、その後、落合のサヨナラホームランした時は、泣きました。
元木は、嫌な選手というより増らしい選手といったほうがよいのだろうか?斉藤みたいな、負けても相手を祝福したくなる感情はなかったなぁ~。
僕の好きな巨人の選手は、松井でした。
松井がホームランを打って、中日が勝つ試合が最高でした。
~というわけで、松井は嫌という訳ではありませんでした。
現役では、鈴木 矢野には、がむしゃらな嫌らしさがありますね。
小久保は嫌というより怖いです。
嫌という訳ではなく、高橋VS川上は、とても魅力的ですね。
巨人の選手で嫌だなぁと言う選手ですか
私は巨人ファンですけど 考えてみました
OBでは、
投手 西本 聖投手
気迫が投球に人生に表れていましたね
江川 卓投手と正反対のようです
野手 うーん 青い稲妻 松本 匡史ですかね
塁に出ると困ります。
現役では
投手 残念ながら 該当者なし
野手 うーん・・・
松井 秀喜ですかね
カムバック松井
王さんの記録を破ろうぜ
60本くらい打てるぜ
G+やスカパーに加入しているファンが多いのでは、とかNHKと同時に放送しているからかな、とか勝手な解釈をしているのですが、やはり野球人気を真に回復させるのは大変なことだというひとつの表れのようです。
OB:投手 斉藤選手 調子が悪い時も悪いなりに何とかしてくれる投手でした。
打者:王選手 HRは毎打席打てるものではないとわかっていても、そろそろ打つ頃・・・なんて思わせる大打者でした。
岡崎選手 チャンスに強かったという記憶があります。
現役:嫌だな、という投手はいませんが強いて挙げれば上原投手です。調子が良いときにはなかなか連打できそうにありません。
打者 清水選手。センス抜群で積極的でかつ粘りもあり、足も速い。ランナーがいる時には対戦したくないと思います。(贔屓目はないつもり)
往年の巨人には大変な投手が集まってましたが、一番となると多分斎藤になると思う。ともかくタフな上に負けない、先発の鑑といえる投手でしたから。同じようでも槙原は調子の悪いときが結構あったのでそれほど怖くはなかった。
OB打者:松井秀喜
私がリアルタイムで知っている人では彼をおいて他にいません。OBに入れるべきかは私も迷いましたが、ともかく末期にはこれぞ日本の4番といった風格を漂わせていましたから。しかも休まずに必ず毎試合出てくるんだからタチが悪い(笑)。彼が海を渡っても大活躍できるのにはちゃんとした下地があると思う。
現役投手:(工藤投手)
失礼ながら、現役の投手で顔も見たくないというほど嫌な人は実はいなかったりします。横浜はよく巨人の投手を打ち崩すんで(苦笑)。まあ今年はそんなこと言ってられなそうだが。敢えて言うなら、先発工藤だったときに何となく抑えられそうな予感がしますね。嫌というほどではないですが。
現役打者:鈴木尚広選手、(仁志選手)
彼の名前を知ったのはうちの選手(尚典)と似た名前だなあというところからなんですが(笑)、とにかく俊足、03年にブレイク、一時は半ばレギュラーとして使われ(一度横浜戦で三塁打+悪送球のランニングHRやられたのを覚えてます)、このまま行ったらどんな凄い選手になるだろう、と思っていました。彼こそ数年後の1番打者に相応しいと個人的には思っております。そんなわけで嫌な選手と同時に期待している選手でもある。あとは少し前の仁志選手ですかね。99~00年頃には彼の1つのファインプレーだったり安打だったりで相手に行っていた流れが一気に巨人に傾くシーンをよく見ました。あれがセカンドにいなけりゃ勝てたのに、と何度思ったか知れません。
この件とは関係ないですが、横浜の不振についても。昨年3位に入ったことで今の戦力で十分いけるとフロントが早合点してしまった感じがします。といっても打つ方は問題なし(村田がこんな高打率を残せるようになるとは隔世の感です)、つまるところ投手陣が昨年の働きを全く出来てないことに尽きますね。6連戦続きの交流戦が今から恐ろしいです。さすがにこれ以上酷くはならないでしょうし、まだ絶望するほどでもないとは思う。
追伸:前回私の名前を「チャンバラトリオを思い出す」と評して頂きましたが、残念ながら私はそこまで上の世代ではないです(笑)。具体的には矢野選手あたりの年代になります。