5月8日の全試合が終わった時点で、セ・リーグの「チーム打率(.259)」及び「チーム防御率(2.79)」のトップに在るのはタイガース。6日から昨日に掛けて行われた対ジャイアンツ3連戦は、投打の数字が優れているのが決してフロックでは無い事を証明する、「タイガース強し。」を感じさせる内容だった。
打撃陣も良いが、其れ以上にタイガースは投手陣が素晴らしい。特に能見篤史&榎田大樹両投手という、サウスポーが素晴らしい。「両者に対するチームとしての攻略法」を真剣に考えないと、ジャイアンツはタイガースに大きく負け越す結果になろう。
閑話休題。
1ヶ月程前、近場の“温泉”に行った際の事。施設内の食事処で夕食を取ろうと思ったら、店先には人混みが出来ていた。順番待ちのリストを覗くと、既に10数組の名前が書き込んで在り、自分も名前を記入。会計を済ませた客が店を出ると、店長(と思しきおっさん)がリストを見ては客を店内に招き入れるのだが、其の店長は客商売に従事しているのが信じられない程の愛想の無さ。結構な時間を待たせているのだから、普通は「御待たせしました。」の一言が在って然る可きと思うのだけれど、ぶすっとした表情で「中に入って下さい。」とだけしか言わない。
で、何組か呼び入れた後、リストを見た店長が口にしたのは、「次は・・・何だ?汚くて読めないなあ。」という言葉。確かに綺麗とは言えない代物だったけれど、客が書いた字を“公の場”で「汚くて読めないなあ。」と言ってしまう感覚に、驚いてしまった。結局、其の客を飛ばして、次の客を呼び入れた店長。
暫くして50代と思われる客が店長の元に行き、「結構待ってるんだけど、未だかなあ?」と問うた。店長は其の客にリストを見せて、「何処に書かれていますか?」と。案の定、其の客が書いたのは、店長が「汚くて読めないなあ。」と言った名前だった。で、店長がその客に言ったのは、「読めなかったので、飛ばしました。」の一言。流石に「汚くて読めなかった。」とは言わなかったものの、「『読めなかった。』という言い方も、客に対して失礼だよなあ。」と思った自分。
「読めなかったって・・・何だよ・・・。」と小声で漏らしていた其の客を見て、「此の人は今後、此の店を使う事は無いだろうなあ。客商売なのだから謝罪と共に、雰囲気を和らげる言い方をすれば良いのに。」という思いが。
口コミは恐ろしい物。良い評判よりも悪い評判の方が、“伝播力”は格段に凄いと言われている。不適切な言い方で、此の店は多くの客を失う事になるのではないか?
先達て「誰だって波瀾爆笑」という番組を見たのだが、ゲストは草野仁氏だった。番組の中程、(記憶違いで無ければ)「『カステラ』という名称の謂れ」が話題に。其処で番組の司会者の1人で在る溝端淳平氏が嬉しそうに、「僕、知ってます!」と謂れを語り、其れに対して矢張り司会者の1人で鈴々舎馬風師匠にそっくりの堀尾正明氏が草野氏に、「彼はそう言ってますが、合ってますか?」と問うた。
「そういう説“も”在る様ですが、“私が聞いた説では”~という事でした。」
「そういう説“も”在る様ですが」の「も」、そして「私が聞いた説では」と重ねる事により、「其の説は間違っています。」といった様な相手を傷付ける可能性を排除する。草野氏の話術の上手さ、そして気配りの妙は以前から感じていたが、改めて「凄いなあ。」と痛感。言い方って、本当に大事なのだ。
ベイスターズにはブランコを返して欲しいです(ケチ球団がみすみす手放したから自業自得なんですけどね)
毎週日曜日の地元テレビ局が放送してるドラゴンズ番組の無理やり明るい話題(兆し)に持って行く内容が哀れです
その食堂の店主なら常日頃から悪評が立って店が閑古鳥が鳴いていてもおかしくないのに現在まで繁盛してると言うことは腹が立つ事が有っても口にチャックをして心にしまって我慢するお客が多いんですかね
こう言う店主はお客に親切な対応をしてリピーターになってもらう指導を従業員にせずお客の回転率が上がるならお客なんかぞんざいに扱ってもOKと言う指導をしてるんじゃないですかね
基本的に嫌なら食うな(来るな)の考えの持ち主かも
今季のドラゴンズ、本当にどうしちゃったんでしょうね?戦力ダウンを考慮し、「厳しい1年になるだろうなあ。」とは予想していましたが、よもや最下位を経験する事になるとは・・・。
唯、此のチームは“大人の選手”が揃っていますし、過去にも「今季は駄目だな。」と思うも、不死鳥の如く甦って優勝戦線に加わったという実績も在りますので、未だ未だ悲観するのは早いと思います。未だ5月になった許りですし、何よりも「交流戦を挟んで、チーム状態がガラリと変わる。」というのが、此処数年の“トレンド”ですから。
件の食事処ですが、温泉自体が結構好評で、客も多いという事も在り、「営業努力せずとも人が来る。」という状況なのだと思います。一昔前、映画館や野球場は“閉ざされた空間”で在るのを良い事に、ぼったくりの様な金額で美味しくも無い飲食物を提供していましたよね?彼と一緒の状況なのでしょうね。
普通の環境下だったら、件の食事処は1年も持たないで潰れているでしょうね。温泉の質が良く、真面な食事を取れる所が其処しか無いという理由から、余程のヘマを遣らかさない限り(食中毒患者を出すとか。)、横柄な態度でも客は遣って来る。そんな状況なのだと思います。
「内の味が判らない奴は、客でも何でも無い。来なくて結構!」といった店主の店を、「頑固一徹な店」なんぞとメディアが激賞していた時代が在りました。料理に拘りを持つというのは大事だし、「客だから、何を遣っても良い。」といった勘違いの客も居たりしますから、店主が媚び諂う必要は無いけれど、「客への感謝の気持ち」というのが無い店は、遠からずに閉店に追い込まれるもの。「こういう食べ方をした方が、より美味しく食せますよ。」というのなら判るけれど、「此の食べ方をしない客は出て行け!」みたいなのは論外。大きな御世話です。