ジャイアンツの試合を見続けて、もう40年近く経つ。故に、このチームの“性格”というのは、かなり知り尽くしているつもりだ。「こういった局面ではジャイアンツの勝つ可能性が高く、逆にこういった局面になるとジャイアンツはからっきし勝てない。」という、ずっとジャイアンツを見続けて来たからこそ感じ取れる“予感”が働き、ジャイアンツにとって良くない予感程当たる可能性が高いのだから困った物。
昨日行われた「ジャイアンツv.s.タイガース」戦。共に残り試合を4つとした状態で、「81勝56敗3引き分け」と全く同じ成績で首位に在った両チーム。直接対決の最終戦は正に“天王山”と言えたが、自分には「タイガースが勝利を収め、優勝を決定的にするだろう。」という予感しか浮かばなかった。予感に理由なぞ無いのだろうが、敢えて理由を挙げるとすれば、「ジャイアンツがどれだけ猛烈に追い上げようとも、“結果として”今季のタイガースは一度たりとも首位から陥落しなかったという事実。」が在る。これだけ接戦を繰り広げる様になって以降、「この試合でジャイアンツが勝てば、タイガースに代わって単独首位に躍り出る。」という状況が数度在ったが、そういう大事な試合にジャイアンツは勝ち切れず、結局タイガースはずっと首位陥落しなかった。野球には“流れ”という物が在り、その流れを掴み続けて来たタイガース。「この試合は、タイガースが九分九厘負けるだろう。」と思われた試合を、タイガースが大逆転劇で飾ったり、雨により試合が成立しなかったりするのを見ると、「やはり優勝するチームには、こういった奇跡的な事が起こるのだなあ。」と何度も思ったもの。
試合は、胃が痛くなる様な緊迫した展開。何度かジャイアンツの負けを覚悟したが、何とかジャイアンツが勝利。これでジャイアンツに「マジック・ナンバー2」が点灯。7月には首位タイガースに最大13ゲーム差を付けられたチームが、マジック・ナンバーを点灯するとは想像だにしなかった。「1963年、首位チームに最大14.5ゲーム差付けられた西鉄ライオンズが、最終的に優勝を果たした。」というのが、史上最大のゲーム差からの逆転優勝との事。もしジャイアンツがこのまま優勝を果たせば、その記録には及ばないものの、奇跡の逆転劇となるのは間違い無い。自身の勘をかなり信じていただけに、「信じられない・・・。」というのが今の偽らざる心境だ。
「今季のジャイアンツの優勝は、100%在り得ない。」と思った時期も。一度は完全に諦めた夢だからこそ、マジック・ナンバーを点灯させた以上は、このまま優勝を果たして欲しい。(タイガース・ファンの皆様、ゴメンなさい!
)唯、タイガースの優勝する可能性が数字的に下がったとはいえ、それでも40%近くは在ると踏んでいる。ジャイアンツの選手達は最後迄油断せず、ベストを尽くす事。人事を尽くして天命を待つだけで在る。

昨日行われた「ジャイアンツv.s.タイガース」戦。共に残り試合を4つとした状態で、「81勝56敗3引き分け」と全く同じ成績で首位に在った両チーム。直接対決の最終戦は正に“天王山”と言えたが、自分には「タイガースが勝利を収め、優勝を決定的にするだろう。」という予感しか浮かばなかった。予感に理由なぞ無いのだろうが、敢えて理由を挙げるとすれば、「ジャイアンツがどれだけ猛烈に追い上げようとも、“結果として”今季のタイガースは一度たりとも首位から陥落しなかったという事実。」が在る。これだけ接戦を繰り広げる様になって以降、「この試合でジャイアンツが勝てば、タイガースに代わって単独首位に躍り出る。」という状況が数度在ったが、そういう大事な試合にジャイアンツは勝ち切れず、結局タイガースはずっと首位陥落しなかった。野球には“流れ”という物が在り、その流れを掴み続けて来たタイガース。「この試合は、タイガースが九分九厘負けるだろう。」と思われた試合を、タイガースが大逆転劇で飾ったり、雨により試合が成立しなかったりするのを見ると、「やはり優勝するチームには、こういった奇跡的な事が起こるのだなあ。」と何度も思ったもの。
試合は、胃が痛くなる様な緊迫した展開。何度かジャイアンツの負けを覚悟したが、何とかジャイアンツが勝利。これでジャイアンツに「マジック・ナンバー2」が点灯。7月には首位タイガースに最大13ゲーム差を付けられたチームが、マジック・ナンバーを点灯するとは想像だにしなかった。「1963年、首位チームに最大14.5ゲーム差付けられた西鉄ライオンズが、最終的に優勝を果たした。」というのが、史上最大のゲーム差からの逆転優勝との事。もしジャイアンツがこのまま優勝を果たせば、その記録には及ばないものの、奇跡の逆転劇となるのは間違い無い。自身の勘をかなり信じていただけに、「信じられない・・・。」というのが今の偽らざる心境だ。

「今季のジャイアンツの優勝は、100%在り得ない。」と思った時期も。一度は完全に諦めた夢だからこそ、マジック・ナンバーを点灯させた以上は、このまま優勝を果たして欲しい。(タイガース・ファンの皆様、ゴメンなさい!


55さんの予見とは反対にジャイアンツが勝つと思っていました。
先発陣や若手中継ぎ投手の自信からの安定感が増し、主力打者の怪我やスランプの脱出はもちろんのこと、控えとレギュラーの差が無く様様なオーダーが組めるようになったのが良い結果となっていると思います。
ま、本来の実力がやっと普通に出せてきたと言う事ですが。
阪神はここに来て、岡田監督の采配に落ち着きが無くなったように見えます。
明らかに藤川をはじめ、中継ぎ、押さえを使いすぎですよ。
この勝ち方しか道は無いのかもしれませんが、昨日の安藤降板は早過ぎだと思いました。
負け試合での藤川投入が多すぎます。
これではどちらが優勝しても阪神のクライマックスシリーズは期待できません。
阪神ですよ(><;
そうなんですよ。ここ最近先発もうちょっと投げさしてもいいんとちゃうの?という試合がありますね。もう余裕がなくなっているんでしょう。
しかしまだ残り3試合。何があるかわかりませんよw 打線の奮起に期待
最初のマジック点灯から阪神の勝率はほぼ5割という「並」のチームに成り下がってしまったのに対して、巨人は2勝1敗ペース。先月の3連敗で首位に並ばれてからも、阪神は5勝4敗、巨人は6勝3敗ということで、お互いの「勢い」は変わらずじまいでした。
>タイガースの優勝する可能性が数字的に下がったとはいえ、それでも40%近くは在ると踏んでいる。
残念ながら、仮に残り試合を阪神・巨人の勝つ確率がそれぞれ50%だとしても、阪神の優勝確率は7/64=10.9%にすぎないと試算できます。(計算間違ってたらすいません)
まぁ、巨人が2勝1敗を下回るとは思わないので、実質は限りなく0%に近いでしょうけどね。
原采配をこれ迄批判し続けて来ましたが(時には誉めてもいたのですが。
又、大事な所でポカを繰り返し、レギュラーに定着出来なかった鈴木尚広選手が安定性を増した事で、センターの守備に就く事が多くなり、結果的に守備力が大きく増した。大道典嘉選手や古城茂幸選手、木村拓也選手といったベテラン選手が、此処ぞという場面で良く頑張った。これ迄のジャイアンツには“珍しく”、他チームから獲得した選手達(セス・グライシンガー投手やアレックス・ラミレス選手、マーク・クルーン投手、エイドリアン・バーンサイド投手)が活躍出来た。そして中盤以降、怪我&不振だった選手達が戻って来れた。諸々の要素が、ジャイアンツにとって有利に働いたと言えます。
唯、それでも原采配には疑問を感じる所が在るんです。それは、これ迄にも何度か指摘した「不調選手の見極めの悪さ」。昨日の内海哲也投手も、6回表は引っ張り過ぎだと思っています。“結果的に”1失点で済みましたが、それは幸運だった為で、流れはタイガースに一気に移りかねない采配。短期決戦では致命傷になりましょう。まあ結果的に試合には勝ったのですから、昨日の采配を全面否定は出来ないのですが。
タイガース、昨年もそうでしたが、早い段階から中継ぎ&抑えに鞭を入れ過ぎた感は確かに在りますね。藤川球児投手の“不沈空母”振りを考えると、もう少し違った采配が在ったのかもしれません。
ジャイアンツとタイガース、どちらのチームが優勝するにせよ、CSで不気味な存在は既にそれに備えている節の在るドラゴンズ。短期決戦でのあのチームの強さは侮れませんから。
今季のタイガース、中盤迄は「此処一番に非常に強かった。」と思います。上でも書かせて貰いましたが、中継ぎ&抑えに鞭を入れるのが早過ぎたのが、終盤に来ての大失速を生み出したのかもしれません。こればかりは結果論になってしまいますし、あれだけ素晴らしい投手陣を抱えていたら、そうなってしまう岡田監督の気持ちも理解出来たりします。
唯、冷静に考えてタイガースが優勝する可能性は40%近く残っていると考えます。両チーム共に残り3試合。「ジャイアンツは対ベイスターズ1試合、対スワローズ2試合」、「タイガースは対ベイスターズ2試合、対ドラゴンズ1試合」という内訳。ジャイアンツからすると嫌なのは、最優秀防御率が掛った石川雅規投手が間違い無く先発で来るで在ろう事。この試合は恐らく、ジャイアンツが落とす事になるでしょう。ベイスターズにも記録が掛った選手が居り、尚且つ対ジャイアンツ最終戦という事で、全力を挙げて闘うでしょうから、ジャイアンツは残り3試合を「1勝2敗」の可能性も在り得ると。
それに対してタイガースの場合、ドラゴンズの存在が非常に大きな意味を持って来る気がします。ドラゴンズ・ファンの方には非常に申し訳無いのですが、CS進出確定を決めて以降、ドラゴンズは「来季を見据えた采配」に切り替えている気がします。先日のジャイアンツとの2戦目(10月5日)なぞは、そういった感じでしたよね。タイガースとの最終戦を、落合監督がどう捉えるのか?「CSに向けての仕上げ」と捉えるので在れば、レギュラー陣を据えて来るでしょうから、タイガースも厳しいと思いますが、あくまでも来季を見据えた采配という事になればタイガースの勝機は充分在り得る。そうなるとタイガースの残り3連勝の可能性も在り、ジャイアンツが1勝2敗の場合にはタイガースが1勝上回って優勝という事になります。
兎にも角にも、今日の「ジャイアンツv.s.ベイスターズ」戦の結果で大勢が見えて来るでしょうね。
昨日の試合、冗談抜きにかなりの確率でタイガースが勝つと思っておりました。何と言っても、「これだけジャイアンツが追い上げても、タイガースが『越すに越せない大井川』だった。」という現実が在りましたので。現役時代からチャンスに弱い原監督という事も在り、ジャイアンツ・ファンの自分にとって、唯一の心の拠り所は「昨日が10月8日」という事だけでした。そう、「14年前の『10・8決戦』(http://ja.wikipedia.org/wiki/10.8%E6%B1%BA%E6%88%A6)でジャイアンツが勝利を収め、優勝出来た。」という“日付の関連性”にしか期待を込められなかったんです。
ですから昨日の試合をジャイアンツが勝てた事、否、素直な気持ちで言えばジャイアンツが負けなかった事が意外でも在りました。「嬉しい!」という気持ちは、その後に来た位ですから。
詳細はiorin様宛てのレスで記させて貰いましたが、残り3試合の対戦相手を考えると、タイガース優勝の可能性は40%近く在ると思っています。これは社交辞令でも何でも無くです。兎に角、今日行われる「ジャイアンツv.s.ベイスターズ」戦の結果が大きな意味を持つでしょうね。
この時期に来て川上当たりとの来季契約が難しいかもしれないですし、その辺CSでどうやってくるのか…。
今季は阪神に非常に分が悪いので、場合によっては阪神を乗せてしまうかもしれません、その時はgiantsさん、スミマセン。
色んな意味で注目度が高かったと思われる昨日の試合、地上波にて中継した日テレ(系列)は腰が据わっていませんでしたね。「中継するならするで、最後迄放送しろよ!」と憤ったファンが多かったのではないでしょうか。BS等で続きが見られたから良かったものの、そうで無かったら、やってられない「途中でのぶち切り」でした。
勝負に「たられば」は在りませんが、昨日の場合は“幸運の女神”がタイガースよりもジャイアンツに微笑んだという感じでしたね。「もう一寸打球が横に飛んでいたら・・・。」と思ってしまう打球が、タイガースの攻撃時に何度か。ジャイアンツが必死で守り切ったとも言えるのですけれども。
個人的には「内海投手の降板のタイミングが遅過ぎた。」と思っているのですが、山口投手への絶対的な信頼感が在った為の原采配とも言えます。それだけ山口投手の頑張りは大きいし、ジャイアンツがもし優勝したらMVP候補として名前が挙がる事でしょうね。何とか新人王を取らせて上げたいです。
落合監督は実にクレバーな監督。状況の変化に応じて、その戦略をしっかりと変えられる柔軟性が在り、優勝が厳しくなった段階でCSを見据えた闘い方に、そしてCS進出を決めたら、次は来季を見据えた闘い方に切り替えた節を感じます。タイガースとの最終戦は、ドラゴンズにとってもレギュラー・シーズンでの最終戦に当たります。これをどう捉えるか?「最後の最後だから、CSへの足固めとしてレギュラー陣で臨む。」のも、又、「あくまでも来季を見据え、若手選手中心で臨む。」のも監督の考え次第。どちらかが誤りで、どちらかが正しいという代物では無い。何処のチームも負けようと思って闘っている訳も無く、仮にドラゴンズがタイガースに負けようとも、それは厳粛な結果として受け止める所存です。
原監督も岡田監督も、CSで一番恐れているチームはドラゴンズじゃないでしょうか。少なくとも自分は、ドラゴンズの存在が怖いですし。