ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

超能力

2005年02月03日 | 時事ネタ関連
超能力者を装って、「悩み事や病気を解消させる。」と偽り、関東を中心に約30人から総額数千万円を騙し取っていたとして、一組の男女が逮捕された。超能力パワーで末期癌も治したと豪語していたらしいが、こんな胡散臭い話に騙されてしまうのも、溺れる者は藁をも掴むという気持ちから来てしまうのだろうか。

自分は、超能力の存在自体を否定はしない。世の中には人知では計りしれない存在が在ってもおかしくないと思うからだ。今から30年程前に、TV番組内で行方不明になっていた少女の遺体の場所を透視し、的中させたクロワゼット氏の様なケースも在る。貯水池に浮かぶ遺体がブラウン管に映し出された衝撃度は、今でも鮮明に覚えている。最初から遺体の場所が判っていてのヤラセではないかと、当時論議を呼んだというが、幼心に本物の超能力者ではないかと感じた。彼が本物の超能力者であったかどうかは、彼が既に鬼籍に入ってしまった為、確かめる術はない。唯、彼の様に本物ではないかと思わせるケースは稀で、殆どが胡散臭い存在に感じる。

以前からずっと思っているのが、本当に超能力を持っているのならば、仰々しく手を翳したり、しかつめらしい表情を浮かべたり、ブツブツと呪文の如き言葉を発したりする必要がないのではないかと。透視で言えば、唯、じっと相手を見詰めるだけで全てが判るのではないかと。何か其処にパフォーマンスの匂いを感じてしまう。

スマトラ沖地震に拠る津波で、父親と弟を亡くし、母親が行方不明になったままの杉本遼平君がピピ島から帰国の途に就いた。母親を捜しに行ったのだが、残念ながら見付からなかったという。何でも、彼の伯父の知人が超能力者で、母親の埋まっている場所を透視したのだとか。この人物の超能力が本物なのかどうかは何とも言えないが、どうであれ母親が見付かる事に少しでも寄与してくれればと願う。生存の可能性がゼロに等しいと言わざるを得ない今、せめて亡くなった2人と共に遼平君の傍に居させて上げたい。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
« 自閉症を巡る話 | トップ | 川藤球団(軍団?)設立!? »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お題拝借 (ぼら)
2005-02-03 12:55:00
私の知り合いにも自称超能力者がいるもんで、思わずお題を拝借して書いてしまいました。



御釈迦さんやキリストが現代に生きていたら、やっぱり詐欺で捕まるんですかね。

私は弱者しか救えないような超能力や宗教は信じたくないです。

弱者を救って悪いと言われそうですが。



弱者を救うのは超能力でも宗教でもなく、人間がやるべきことだと思います。
返信する
パフォーマンス (wowow)
2005-02-03 19:04:57
例えば、100メートル走のスタート前には集中力を高めるために色々やりますよね。超能力者がやるのもあれと同じことかと思ってあげればいいのでは。



台湾で気功師と仲良くなりましたが、彼も動作が大きかったです。効き目はゼロでしたが(笑)。
返信する
0909させて (餅きなこ)
2005-02-05 13:20:58
 きなこは、超能力も霊もUFOもUMAも、みんな

信じています。たとえ、それが情報に操作されてる

としても、その情報により「自分が、人に迷惑さえ

かけなきゃ」いいのです。

 そういうニュースって、子供の頃のワクワク感が

生まれるんです。口裂け女やコックリさんのように。

 いろんなニュースに精通している、ば○こう○ちさん

が超能力の存在を否定していないといってくれたのは

うれしかったです。

 人間の可能性ってきっとあると思います。脳って

あんま使っていないっていうし、だから、きっと。

 いづれにしても人をダマすのは最低です!

 どっかのお坊さんが、息子さんに

  「人を殴る仕事と、人を騙す仕事だけはダメ」

 と言ったそうです。

  きなこは、それを、母から聞きました。

  きっと、母も、そう言いかったんだと思いました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。