監督の平均年齢の変遷を記すと「36.3歳 → 39.3歳 → 45.8歳 → 48.5歳 → 47.3歳 → 49.8歳 → 57.5歳 → 56.7歳」となる。「戦前及び戦後間も無い頃は、監督の平均年齢もかなり若いだろうな。」と予想はしていたものの、1938年&1948年共に40歳未満というのは驚き。又、今年よりも1998年の方が、平均年齢が高いというのも意外な結果だった。*2
平均寿命の推移を見ると1947年時点での男性の平均寿命は「50.06歳」で、これは一昨年の「79.19歳」に比べて約29歳も短い。それを考えると、今年の監督の平均年齢から平均寿命の伸び分「29歳」を引けば「27.7歳」となり、昔の平均年齢よりも若くなるが、まあこれはこじつけになってしまうだろう。
*1 こちらのサイトを参考にさせて貰った。
*2 今から30年前の1978年には、40代の監督が8人も!
A級アイドル・若手スターに限ったら平均年齢は27~29歳ぐらいじゃないかな?
野球の監督に関してはどうだろう…。
自分が幼かった頃、30代の人を見ると随分おじさん乃至はおばさんに見えたもの。しかし実際に自分がその年代になると、自分ではそんなに見た目が老けた感じがせず、「精神年齢が幼いからだろう。」とも思っていたのですが、例えば今の60代の人々を見ても、昔の60代に比べると格段に若く、やはり全般的に昔よりかなり見た目が若くなっているのは確かなんでしょうね。勿論、内面の若さ、仰る様に感覚(感性)の若さというのも在りましょうし。
あんだけジイさんだと思っていた
西本さんや藤本定義より
仰木さんやノムさんが
ずっと上とは・・・
昔の人は
フクて見えたんですかね?
V9の最後辺りを薄っすら覚えている程度の自分ですが、当時の川上監督は御爺さんってイメージ在りましたからね。最後の年(1974年)ですら54歳だったというのはビックリでしたし、本当に昔の人は老けて見えた、良く言えばそれだけしっかりしていたのかもしれません。
今年の監督の平均年齢より、10年前の方が高かったのは意外(?)でしたが、若いイメージがある原・落合・岡田の三監督は50歳過ぎでしたか。
(人間五十年と「敦盛」を舞った信長公の時代とは、やはり違うものですね)
ただ、ノムさんを筆頭に、王監督といった60歳過ぎの方々の活躍には、頭が下がる思いがするものの、いつまでも、そのような過酷な戦場に向かわせるのはどうかと、思うところはあります。
(高齢を押して、指揮を執り続けた故仰木の例もありますので)
ファンも野球○カなら、監督も野球○カだとは思いますが。
一定のルールを決めるのは簡単でしょうけど、難しい問題だと思います。
今回の五輪代表監督、星野、田淵、山本の三○カトリオは、所謂団塊の世代なのに、他の競技の監督、男子バレーの植田氏、男子サッカーの反町氏は40代、ソフトボールの斉藤氏は30代と若い世代の監督がチームの指揮をとってました。
僕が最も関心を持つスポーツである駅伝でも、箱根駅伝の常連校や、有名実業団チームでもこの数年指導者の世代交代が進んでいて、30代から40代の監督も珍しくありません。タイガースの岡田監督と、大学時代同期だった瀬古利彦氏も既に現場の指導からは退いています。
もちろん、その一方で小出監督のような方も健在ですが。
そういった競技に比べると、野球界は、40代のOBがなかなか指導者になれないのが大変だなと思ったのでした。
一部の報道では、王監督が「WBC監督候補」として若松勉氏を推薦したとありましたが・・・。