2月28日付け東京新聞(朝刊)に「有馬温泉でなりきり文豪」という記事が。江戸後期から昭和初期頃、多くの作家が原稿執筆の為に長期滞在した有馬温泉。谷崎潤一郎氏や吉川英治氏等も長期滞在していたという。その事にヒントを得て、定年退職を迎えた団塊の世代をターゲットに、「自身の半生を振り返り、文豪気分でそれを執筆して貰う。」という「自分史プラン」を有馬温泉旅館協同組合が3月から始める。
自費出版を請け負う編集プロダクションの協力を得て、「自分史の目次を作る二泊三日」、「大まかな筋書きを書く四泊五日」、そして「既に『自分史』を執筆している人向けに、校正や出版計画を立てる六泊七日」の3種類のプランは用意されているとか。原稿が書き上がれば編集者が手直しし、印刷して自宅に郵送してくれる。料金は宿泊費とは別に1万5千円~3万円程。
「滞在中、編集者と打ち合わせを重ねる他、執筆具合を尋ねる電話を入れて、締め切りに追われる気持ちを味わって貰う。」、「滞在先の旅館では、従業員が『先生』と呼び、執筆の進み具合を覗きに来たり、夜食に御握りを出す。」等、徹底的に文豪気分を味わわせてくれるというのが笑える。
唯、笑ってしまう一方で、こういった成り切りを満喫したいという気持ちも良く理解出来る。昔憧れたシチュエーションの一つに「急病人が発生した機内や車内に、医師で在る(という設定の)自分が出遭わす。」というのが在った。良くドラマ等で登場するシチュエーションなので皆様も御判りの事とは思うが、「乗務員が『急病人が出ました。乗客の皆様の中に御医者さんは居らっしゃいませんか?』とアナウンスすると、ケーシー高峰氏が『ベン・ケーシー』のテーマ曲に乗って颯爽と現れる(動画)様に医師の自分が『私は医師ですが。』と登場。テキパキと応急処置をして、さっと去って行く。」というシチュエーションに憧れたもの。自分でもアホっぽい妄想と思いつつも、「こういう成り切りを満喫させてくれるなら、幾許かの金銭なら払っても良いなあ。」と今でも思ってしまうのだから重症だ。
自費出版を請け負う編集プロダクションの協力を得て、「自分史の目次を作る二泊三日」、「大まかな筋書きを書く四泊五日」、そして「既に『自分史』を執筆している人向けに、校正や出版計画を立てる六泊七日」の3種類のプランは用意されているとか。原稿が書き上がれば編集者が手直しし、印刷して自宅に郵送してくれる。料金は宿泊費とは別に1万5千円~3万円程。
「滞在中、編集者と打ち合わせを重ねる他、執筆具合を尋ねる電話を入れて、締め切りに追われる気持ちを味わって貰う。」、「滞在先の旅館では、従業員が『先生』と呼び、執筆の進み具合を覗きに来たり、夜食に御握りを出す。」等、徹底的に文豪気分を味わわせてくれるというのが笑える。
唯、笑ってしまう一方で、こういった成り切りを満喫したいという気持ちも良く理解出来る。昔憧れたシチュエーションの一つに「急病人が発生した機内や車内に、医師で在る(という設定の)自分が出遭わす。」というのが在った。良くドラマ等で登場するシチュエーションなので皆様も御判りの事とは思うが、「乗務員が『急病人が出ました。乗客の皆様の中に御医者さんは居らっしゃいませんか?』とアナウンスすると、ケーシー高峰氏が『ベン・ケーシー』のテーマ曲に乗って颯爽と現れる(動画)様に医師の自分が『私は医師ですが。』と登場。テキパキと応急処置をして、さっと去って行く。」というシチュエーションに憧れたもの。自分でもアホっぽい妄想と思いつつも、「こういう成り切りを満喫させてくれるなら、幾許かの金銭なら払っても良いなあ。」と今でも思ってしまうのだから重症だ。
秋葉原のメイド喫茶やコスプレなどもそうじゃないかと思います。
昔、アルバイトで仮面ライダーのショッカーの被り物をやりました。ショッカー役はセリフはありませんが実はむつかしいのですよw最初は恥ずかしかったのですが最後は完全に成り切ってました。なかなか楽しかったです。
人の夢(妄想?)は儚いものです。
あっ、ちなみみ自分は飛行機や電車での「お医者様はいらっしゃいませんか?」のシチュエーションには遭遇した事はないです。。。w
母親代わりと言うのはモチロンですが
子どものごっこ遊びに付き合ってお医者様から患者様まで演じますし、劇遊びの指導をしたり、リズム遊びでは動物や乗り物にもなる・・。
獅子舞、鬼、福の神、牛飼など化けたこともあります。
明日はお雛さまの「右大臣」のコスプレします。
一番なりきるのが難しいのが
「保育士」になりきることかな??
“イメクラ”も非日常を楽しむ場所なんでしょうね。行った事は在りませんが(笑)。
ショッカー役をアルバイトでされた事が在るんですね。以前にも書いたのですが、ガキんちょの頃にライダーごっこをすると好んでショッカーの大幹部役をやっていましたので、一寸羨ましく思います。台詞が無かったとの事ですが、マスクの下では小さな声で「イィー!」と例の声を出しちゃいそうですね。
なかなか面白そうなプランでは在りますよね。普通の人では味わえない、或る意味“非日常”の空間が其処には在りそうだし。思うに文豪に成り切ると、やはり執筆中はへらへらした顔では無く、夏目漱石等の如く“胃を痛めた”様なしかめっ面に自ずとなってしまうのではないかと。
tak様は機内等でそういったシチュエーションに出遭わした経験は無いんですね。あのシチュエーションに憧れる人って、意外と結構多いのではないでしょうか。以前、知人達と飲んでいた際に「どういった成り切りに憧れるか?」という話題になった所、このシチュエーションを挙げた者が自分の他に2人居ましたし(笑)。
私は城崎のほうがモアベターと思います。
なにせ「城崎にて」という
見本がありますからね。
とはいえ有馬は
神戸から六甲山を越えればすぐ。
関西に起こしの折は、是非ご利用を。
「あ、俺は今でもやってるやん」
最近リングに立ってないなあ。
ちょっと練習しないといかんなと反省した次第です(苦笑)
昨日、ネットに面白いアンケート結果が載っていました。具体的な数字は忘れましたが、「自分は社長よりも仕事が出来る。」と考えている“部下”が結構居るという結果でした。そう思っている人にとっては、成り切り社長は憧れの的なのかも。
最近飛行機に乗ることが多いですが、昨年飛行機の中で急病人が出たケースに2回遭遇しました。一度は離陸前でしたので一旦ゲートに引き返して患者さんを下ろしてから再度出発しました。もう一度は医者、看護師の乗客の支援を依頼する機内放送がありました。
人が困っているときに颯爽と現れて問題を解決してまた名乗らず去っていく、というのは「月光仮面」に代表されるヒーローの基本だと思います。