ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

糖尿病治療に光明!?

2023年11月13日 | 時事ネタ関連

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神経刺激でインスリン細胞増加 糖尿病の治療法開発に期待 東北大」(11月10日、時事通信

膵臓繋ぐ神経に刺激を加えると、インスリン分泌細胞が増える事。を、東北大の研究グループがマウスを使った実験で発見した。癲癇や一部の腸炎等では、神経に電気刺激を与える治療法が既に確立されており、研究グループは糖尿病の根本的な治療法の開発に繋がる可能性が在るとしている。研究成果は9日、国際科学誌ネイチャー・バイオメディカル・エンジニアリング」に掲載された。

血糖値を下げるインスリンは、膵臓に在るベータ細胞で作られる。研究グループは遺伝子改変により、脳と膵臓を繋ぐ「迷走神経」に近赤外光を当てると、活性化するマウスを作成。約2週間光を当て続けたマウスの膵臓を顕微鏡で観察した所、光を当てなかったマウスと比べ、ベータ細胞の数が2倍以上に増えていた。又、糖尿病状態にしたマウスに約2ヶ月間同様の刺激を与えた所、減少していたベータ細胞の数が回復し、血糖値も正常に戻った

研究グループの今井淳太東北大大学院准教授内分泌代謝学)は、日本では欧米に比べて、ベータ細胞が減り易く、糖尿病に成り易い人が多い。10年以内を目指し、治療法を開発して行きたい。と話した。
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元記事にも在る様に、「日本人は欧米人に比べると、糖尿病に成り易い。」というのは以前から指摘されている。簡単に言ってしまうと日本人のインスリン分泌能力は元々、欧米人に比べると低いというのが理由で、2016年時点、我が国では『糖尿病が強く疑われる人:約1千万人、糖尿病の可能性を否定出来ない人:約1千万人」の併せて約2千万人が糖尿病&糖尿病予備軍という話も在る。という事は、単純計算で言えば両者の人数を合わせると、日本の人口の6人に1人程度。という事になる。「糖尿病は、重篤な病気に繋がる可能性が高い。」とも言われている。

そんな恐ろしい糖尿病、マウス実験の段階とは言え、治療に光明見出だせそうな今回のニュース。是非とも、完全な治療法確立に結び付いて欲しい。


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