今から丁度10年前の2008年、「監督の平均年齢 Part1、Part2、Part3、Part4」という記事を書いた。「1938年から2008年迄、10年置きの合計“8年間”を対象に、“開幕時”にプロ野球監督を務めていた人物の平均年齢(“其の年の12月31日時点での年齢”を基準とする。)を調べた。」という内容。其れから10年経った事から、今年(2018年)に付いて調べてみた。
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【2018年】 平均年齢:50.5歳
ゴールデンイーグルス:梨田昌孝氏(65歳)
ベイスターズ:アレックス・ラミレス氏(44歳)
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「36.3歳(1938年)→39.3歳(1948年)→45.8歳(1958年)→48.5歳(1968年)→47.3歳(1978年)→49.3歳(1988年)→57.5歳(1998年)→56.7歳(2008年)→50.5歳(2018年)」という結果になった。今季は10年前と比べると、「6.2歳」若返っていた事になる。
今季は既に梨田昌孝監督が退任したが、「今季限りで退任。」という監督が他にも出て来そう。14年以上も続けている当ブログなので、過去に同じ様な調査をした記憶も在るが、「現存するチームの“監督の平均寿命(=監督の平均就任年数)”」を調べてみた。
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「現存するチームの“監督の平均寿命”」
ライオンズ:69年間で合計17人。→4.0年/人。
ファイターズ:73年間で合計21人。→3.4年/人。
ホークス:81年間で合計17人。→4.7年/人。
バファローズ:83年間で合計22人。→3.7年/人。
ゴールデンイーグルス:14年間で合計6人。→2.3年/人。
カープ:69年間で合計16人。→4.3年/人。
ジャイアンツ:85年間で合計14人。→6.0年/人。
スワローズ:69年間で合計20人。→3.4年/人。
タイガース:84年間で合計24人。→3.5年/人。
ドラゴンズ:83年間で合計25人。→3.3年/人。
ベイスターズ:69年間で合計28人。→2.4年/人。
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「“平均寿命”が一番長いのはジャイアンツ(6.0年/人)、一番短いのはゴールデンイーグルス(2.3年/人)。」というのは予想が付いていたけれど、ベイスターズが「2.4年/人」と、こんなにも短いのは予想外。