ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

XXが好きじゃなくなった理由

2012年03月05日 | 其の他

物理」が好きじゃなくなった理由、其れ「高校時代の物理の授業が、余りに面白くなかった。」から。授業開始から終了、物理の担当教師は持参したノートに書かれた内容を、只管板書するだけだった。冗談では無く、本当にずっと板書しているだけで、1回の授業中に「何か質問は在るか?」というのを2、3度口にすれば良い方。「年に何度か飛ばす駄洒落も、ノートに書かれている内容を口にしているだけ。」と知ったのは、先輩からの話によって。板書された内容を延々と書き写すだけで授業が終わってしまうという、実に不毛な時間だった。

 

其れで物理が好きじゃなくなってしまったのだけれど、だからと言って「自身が、きちんと勉強しなかったのが悪い。」のは言う迄も無い。

 

大学芋」が好きじゃなくなった理由。其れは偏に自らの口の卑しさに在る。幼稚園の頃、毎年秋になると近所の畑で芋掘りに行った。短い時間内に掘り起こした分だけ薩摩芋が貰えるのだが、或る年、非常に多く掘り起こせてしまった。家に持ち帰った所、母が近所に配る分も含め、全てを大学芋に調理してくれたのだが、アホな自分は可成りの量をパクパク食べてしまったのだ。

 

其の夜、強烈な腹痛と吐き気が襲って来て、結局は一晩中眠れなかった。翌日は幼稚園を休み、腹痛や吐き気と闘う事に。そんな経験をしたので、今でも大学芋を見ると、胃液込み上げて来る。

 

証券会社」が好きじゃなくなった理由。其れは購入した金融商品を担当の証券マンに無断で売買されて、酷い目に遭った。から。今からもうウン十年前になるが、父や祖父母が残してくれた金銭の一部を母親が、大手証券会社で運用する事になった。担当の証券マンは「ハイリスク・ハイリターン」の商品をしばしば推奨して来たが、「ローリスク・ローリターンの商品が良い。」と突っ撥ねリスクの低い金融商品許りを購入。

 

しかし或る日、郵送されて来た「取引報告書」に、見知らぬ売買が数件載っているのを母が発見。資産が、大幅に目減りしているではないか。慌てて証券会社に電話するも、「そんな事は在り得ない。」の一点張り。「担当者を、電話口に出して欲しい。」と言っても、「彼は外出中で・・・。」とか「出張中なので・・・。」と取り付く島無し。頭に来て何度か店頭に赴きの担当者を取っ捕まえるも、「御客様が、『売買してくれ。』と言ったではないですか。」等としゃあしゃあと嘘を言う。「証拠を見せろ。」と言っても、「電話で御自身が、指示されたじゃないですか。」と素っ惚ける

 

ずっと押し問答をしていたが埒が明かないので、母が「判りました。其処迄素っ惚けるのなら、裁判で争う事にします。取り引きに関しては逐一、日記に詳細を記していますし、其れも証拠として提出しますから。」と切り出した所、其れ迄居丈高な対応だった支店長及び担当者の様子が一変。「当方でも改めて調べてみますので、時間を少し戴けますか?」と。

 

数日後、支店長より「此方の手違いが在った様です。申し訳在りません。損金補填しますので、其れで御了承下さい。」との電話が。「手違いじゃなく、明らかに判っていて、無断で売買した癖に。」と憤り覚えた母が、以降は証券会社の金融商品を一切購入しなくなったのは当然とも言える。

 

因みに叔母も、別の証券会社から同じ目に遭わされている。全ての証券会社でこんな事が起こっているとは思わないが、一部としてもこういう酷い所が在ると、とても取り引きをしようという気にはなれない。


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6 コメント

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保険外交員と証券会社は大嫌い (マヌケ)
2012-03-05 12:43:54
窓口である担当者が異動直後だったこともあり、新しい担当者を飛び越えて、証券会社の人間が社長に勝手にアポを取り付け、事後連絡で金融商品のご説明にあがります、つきましては社長様も同席でと電話口で切り出され、お断りするも、既に社長とアポは取っているというあまりにも失礼な、腹立たしい手口で攻めてこられたことがあります。 まるで、担当部署が了承して社長に連絡をとっているような口ぶりだったことも後日判明し、その証券とは野村なんですけど、以降、あらたな付き合いはやめました。 とにかく、毎日毎日しつこい。 上席がいないことがわかっており、出社時間前から電話してきて、あまりよくわかっていない新人などに、さも深い付き合いがあるかのような口ぶりでアポを入れたり、なれなれしい態度に、嫌われていることがあからさまなのに気持ちの悪い笑顔を作る、執念深いヘビのようで、本当にあいつらは大嫌いです。 あれほど冷たくあしらわれても食い下がる根性には敬服しないでもないですが、ストレスはないのでしょうか、とにかくすごいというか、迷惑。 
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>マヌケ様 (giants-55)
2012-03-05 14:11:15
書き込み有り難う御座いました。

自分が新卒として就職活動をしていた頃は、未だ“売り手市場”という状況でした。ですので、自分の様な出来の悪い大学生でも、結構内定が貰えたという、今の学生達には申し訳無い様な世の中だったのですが、そんな状況下でも“人気業種”だった証券会社の中には“居丈高な対応”をする所“も”在りました。自分は証券会社も受けた口ですので余り悪くは書きたくないのだけれど、其れでも「こんな酷い対応するんだ。」と呆れ返ってしまう事も。

又、“都市伝説”なのかもしれませんが、当時の学生の間で広く語られていたのが、某証券会社の話。或る学生が其の証券会社から内定を貰うも、他の業種からも内定を貰い、悩んだ末に某証券会社に内定辞退を丁重に申し入れた所、担当者から「内を蹴って迄行く価値の在る会社が在るのかねえ?」と言われた後、唐突にテーブルに置かれた御茶をスーツに掛けられ、「此れクリーニング代だから。もう帰って良いよ。」と御札を渡されたとか。流石に其処迄酷い事はしないと思うけれど、「然も在りなん。」と思わせる雰囲気が当時の証券会社(特に三大証券と呼ばれた所。)には在りましたね。
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私が高級食材を苦手な理由 (ぷりな)
2012-03-05 16:53:36
トロ、カツオ、ハマチの刺身やウナギといった食材が苦手です。元々は食わず嫌いだったのですが、小学生の時にそれを克服しようと思い立って食べてみたら、脂や血合いの味に気分が悪くなり嘔吐してしまったことで本当に苦手になりました。
大人になってからは、宴会などでそういうものを出されても顔色を変えずに食べられるようになりました。かなり苦手なものは、ワサビを塗りたくって味や感触をわからなくしたうえでお茶と一緒に飲み込みます。
こういう食材が苦手であることはなかなか理解を得られず、罰当たり呼ばわりされがちです。家族もかつてはそうだったのですが、今は「こういうヤツもいた方が他の者の分け前が増える」と言っています。ただ、副作用として、「Aは好きだがBほどではない」と言ったはずが、「こいつはAが苦手」ということにすり替わっていたりすることがあります。

お母様の諦めない姿勢と毅然とした対応、素敵です。自分が相手からどう思われるかを気に病むタイプの人にはなかなかできないことだと思います。こういうことっておずおずやると埒があかず、多少ぐいぐいやれば相手も応じるんですね。また、相手がとぼけるのに対して、「取引について日記に逐一記載している」と切り出したというくだりを読んで、「ただ粘ることが交渉なのではなく、“このポイント”という部分を突くことが交渉なのだな」と感じました。勉強になります。
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>ぷりな様 (giants-55)
2012-03-05 18:18:03
書き込み有り難う御座いました。


「食した際にとても嫌な経験をし、其の事で嫌いになってしまう。」というのは、結構在るでしょうね。亡くなった父は青魚を食した際に蕁麻疹が出た事が在ったそうで、「其れ以降、暫くの間は青魚が食せなかった。」と言っていましたし。

一般的に高級な食材が苦手となると、確かに「罰当たりな。」と言われそう。自分も嘗ては松前漬けが苦手で、其の頃には良く「罰当たりな。」と言われましたし。今は大好きなのですから、味覚も加齢に伴って変わるんですね。

母が執拗に食い下がったのは、単にカスカスの資産を守りたいが為で在り、決して褒められる様な事では在りません。
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母は牡蠣はダメですが… ((まめ)たぬき)
2012-03-06 20:30:31
たまたま食べたら当たってしまい猛烈な下痢そのほかに襲われ、
何十年たってもダメだそうです。

が、証券会社の担当員はまっとうなかたにお世話になったので
証券取引には全く抵抗なかったのです。
他人様のものを「お預かりしている」という認識がない
「利益を出してやっている」のだから「勝手に売買するくらい構わないだろう」
というのはプロのやることではありませんね。

妙な担当員がいない分、ネット証券のほうがいいのかもしれません。
きっちり履歴は残りますし。
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>(まめ)たぬき様 (giants-55)
2012-03-06 20:56:28
書き込み有り難う御座いました。今回は此方にレスを付けさせて貰います。

「月」を英語表記した際、「『R』が付かない月(5月~8月)は食べるな。」と言われる牡蠣。もう今から20年近く前になりますが、シーズンの終わり頃に東北を友人2人と旅した際、最終日に居酒屋で生牡蠣の盛り合わせを食しました。帰宅して直ぐに激しい下痢となり、丸1日苦しんだ自分。其の後、同行した2人に連絡した所、1人は3日間入院したそうですが、もう1人は何故か全く元気。同じ皿から、同じ位の分量を食べたというのに・・・。其れ以降、生牡蠣は食す気になれません。牡蠣フライは平気なのですけれど。

ネット証券、確かにきっちり履歴が残るでしょうし、安心は安心ですね。(まめ)たぬき様を担当された証券マンの様に、誠実に対応してくれる方が殆どとは思いつつ、我が家を担当した証券マンの対応が余りに酷かったので、もう証券会社を利用する気にはなれない自分です。
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