ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

3年連続で“首”の挿げ替え

2020年11月13日 | スポーツ関連

ゴールデンイーグルス三木肇監督今季限りで退任し、来季監督として石井一久GMが就任。石井新監督はGMも兼任し、三木氏は2軍監督に配置転換される。」事が、昨日明らかとなった。チームは2018年のに梨田昌孝氏、2019年に平石洋介氏、そして今季は三木氏と、3年連続で監督の“首”が挿げ替えられている。はっきり言って、異常な事だ。

昨年9月の記事「約1.8年/人~約5.0年/人」の中で、「2005年~2019年の12チームに関し、“監督1人当たり平均就任年数”、そして過去14年間(2005年~2018年)の平均順位。」を紹介した。1年で数字が大きく変わる事は無いが、改めて「2005年~2020年迄の12チームに関し、“監督1人当たりの平均就任年数”、そして今季を含む過去16年間(2005年~2020年)の平均順位。」を調べ、監督1人当たりの平均就任年数が短い順に並べてみた。

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「監督1人当たりの平均就任年数が短い順」(2005年~2020年)

1位: 
バファローズ8人→2.0年/人>
 約4.8位
    ゴールデンイーグルス<8人→2.0年/人> 4.5位

3位: スワローズ7人→約2.3年/人> 約4.3位

4位: ベイスターズ5人→3.2年/人> 約4.7位
    ドラゴンズ5人→3.2年/人> 約3.2位
    タイガース5人→3.2年/人> 約2.9位
    ライオンズ5人→3.2年/人> 約2.8位
    カープ<5人→3.2年/人> 約3.8位

9位: マリーンズ4人→4.0年/人> 約3.8位
    ジャイアンツ4人→4.0年/人> 約2.1位

11位:ファイターズ3人→約5.3年/人> 3.0位
    ホークス3人→約5.3年/人> 約2.3位
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「約1.8年/人~約5.0年/人」ではバファローズが単独1位だったが、今回はバファローズとゴールデンイーグルスが並んで1位となった。決して名誉な記録では無いが。

「監督を長く続ければ良い。」という物では無い。「ファイターズの監督を9年務め昨季と今季は5位に沈んだ栗山英樹監督は、今季限りで退任した方が良い。」と、個人的には考えているし。

とは言え、短過ぎるのも問題だ。「最低3年は続けないと、チームの形を作るのは難しい。」と思うので。ゴールデンイーグルスはチーム創設から16年間で、8人も監督が代わっている。内、田尾安志氏、マーティ・ブラウン氏、大久保博元氏、平石洋介氏、そして三木肇氏の5人は1年限りで退任“させられて”いる。こんなにも監督を使い捨てしているチームならば、選手も平気で使い捨てるのではないか。

ゴールデンイーグルスは、オーナー・三木谷浩史氏の“現場”介入目に余るというのは、以前から良く指摘されていた。又三木谷氏に取り入った“茶坊主”の存在が、更に現場を混乱させている。とも。大久保博元氏や石井一久氏なんぞも、茶坊主的な存在だ(った)と、自分は思っている。

「2018年9月1日、ゴールデンイーグルスのGMに就任した石井氏。チームを前年の最下位から3位に引き上げた平石監督が、1年限りで退任させられたのは、石井GMと対立したから。」と言われているし、「今季の監督に三木氏が就任したのは、石井GMの“子分”だったから。」という話も在る。「彼がGMとなって3年間で、3人の監督の首が挿げ替えられた。」訳だが、GMとしての責任は問われず、来季からは監督も兼任というのは、実に妙な話に思うのだが・・・。


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