夜、家人が帰宅してリビング・ルームに足を踏み入れると、床には引き出しや書類が散乱。「まさか!?」と思って各部屋を回ると、案の定同じ状態。「空き巣に入られた。」と家人が警察に通報した直後、自分(giants-55)は帰宅。警察官の到着が本当に長く感じた。「もしかしたら、賊は未だ家の中に隠れているのではないか?」、そんな恐怖も。
警察官達が到着した時、やっと恐怖心が薄らいだ。現場検証に付き添って各部屋を回ると、1階の部屋の窓が開いていた。窓ガラス、それも鍵が付いている部分の脇だけが割られており、其処から手を入れて鍵を開けた様だ。改めて各部屋の状態を見ると、ニュースで良く耳にする「バール状の物」にて力尽くであちこちを“破壊”されていた。土足で歩き回った跡も在り、鑑識の方曰く「かなり大柄な人間だろう。」との事。又、「おうちの方が帰宅する直前迄、室内を物色していた様にも思われる。」とし、「出くわしていたら、相手が居直り強盗に化していたでしょうね。これだけ大柄で、それもバール状の物を持っていた犯人だから殺傷される可能性も在り、それを考えると変な言い方ですが幸運だったかもしれませんよ。」とも。
我が家にとっては大きい被害額だったが、一般家庭にしたらそれ程の額じゃなかったろう。悔しいのは悔しいが、それよりも何よりもバール状の物で破壊された現場を見たのがショックだった。チェ・ホンマン氏の様な大男がバール状の物を手にして破壊行為をしている光景を思い浮かべると、背筋がゾッとする思いだった。
以上は1ヵ月以上前の出来事。事件後暫くは、精神的にかなり凹んでいた。被害に在ったと怖さというよりも「家を空けた際、又、空き巣に入られるのではないか?」、「通行人を装って、外から様子を窺っているのではないか?」等々、悪い事態ばかりが頭に浮かぶのだ。今年1月の記事「泥棒や押し売り」でも触れた様に、幼い頃に空き巣被害に遭ってはいるのだが、今回程の恐怖心は無かった。幼かったという事も在るが、力尽くで破壊された現場では無かったというのが大きいと思う。あの恐怖心は、実際に当事者として目にした者じゃないと判らないだろう。
事件後、警察官やガラス屋、鍵屋等、様々な人から「空き巣の実態」と「空き巣対策」に付いて話を伺った。侵入手口で言えば「7割以上が窓ガラスの鍵の横を割り、其処から手を突っ込んで鍵を開けて入っている。」との事。「玄関の鍵を壊して入るよりも簡単だから。」というのがその理由。特殊加工された防犯ガラスを取り付けるのが一番だが、如何せん値段が超高額。窓ガラスの鍵周りに防犯フィルムを貼るのも手だが、バーナーを用いられると「焼き破り」されてしまう。空き巣は侵入に時間が掛るのを嫌がるので、窓の上下に補助錠を取り付けたりして、「この家に入るのは厄介だ。」と思い知らせるのが現実的な対策とか。アドヴァイスに従い、考えられる策を全て打つ。
家の周りから、“暗部”を極力排除するというのも重要。「周りには家が建っており、窓からうちが見えるので安心。」というのも当てにはならない。自分の家の防犯には神経を尖らしても、他人の家に対してはそれ程でも無いだろうし、それに窓がすりガラスの様に不透明な場合も結構在るのだ。他者は余所の家を見ていない、乃至は見えないというのを念頭に置かないといけないだろう。
道路工事等、人の出入りが多い時期も危険とか。「人の出入りが多いので、見掛けない人間がウロチョロしていても気にならない。」という盲点が生じる訳だ。それと「空き巣は“目印”の付いた家に入る。」という話は以前から見聞していたが、事件後に家の周りをチェックした所、明らかに人為的な目印が見付かった。直ぐに消したが、実に不気味。
空き巣は一度入った家に、再び入るケースが少なからず在るそうだ。一度入った事で家の間取りが頭に入っており、“次”は効率的に“仕事”が出来るから。
我が家は自他共に認める襤褸屋で、「空き巣が狙う訳は無い。」と思っていた。実際問題、家には大した金品も無かった訳だが、警察官曰く「空き巣としては、1万円でも盗めれば御の字。これだけ景気が悪くなると、何処の家でも空き巣被害に遭っておかしくないんです。」と。“油断”していた事で怖い思いをしてしまった訳で、自身の猛省を込めて皆様に言いたい。最低限の防犯対策は取るべき。
こちらに「空き巣対策」が色々載っている。是非とも参考にして欲しい。
警察官達が到着した時、やっと恐怖心が薄らいだ。現場検証に付き添って各部屋を回ると、1階の部屋の窓が開いていた。窓ガラス、それも鍵が付いている部分の脇だけが割られており、其処から手を入れて鍵を開けた様だ。改めて各部屋の状態を見ると、ニュースで良く耳にする「バール状の物」にて力尽くであちこちを“破壊”されていた。土足で歩き回った跡も在り、鑑識の方曰く「かなり大柄な人間だろう。」との事。又、「おうちの方が帰宅する直前迄、室内を物色していた様にも思われる。」とし、「出くわしていたら、相手が居直り強盗に化していたでしょうね。これだけ大柄で、それもバール状の物を持っていた犯人だから殺傷される可能性も在り、それを考えると変な言い方ですが幸運だったかもしれませんよ。」とも。
我が家にとっては大きい被害額だったが、一般家庭にしたらそれ程の額じゃなかったろう。悔しいのは悔しいが、それよりも何よりもバール状の物で破壊された現場を見たのがショックだった。チェ・ホンマン氏の様な大男がバール状の物を手にして破壊行為をしている光景を思い浮かべると、背筋がゾッとする思いだった。
以上は1ヵ月以上前の出来事。事件後暫くは、精神的にかなり凹んでいた。被害に在ったと怖さというよりも「家を空けた際、又、空き巣に入られるのではないか?」、「通行人を装って、外から様子を窺っているのではないか?」等々、悪い事態ばかりが頭に浮かぶのだ。今年1月の記事「泥棒や押し売り」でも触れた様に、幼い頃に空き巣被害に遭ってはいるのだが、今回程の恐怖心は無かった。幼かったという事も在るが、力尽くで破壊された現場では無かったというのが大きいと思う。あの恐怖心は、実際に当事者として目にした者じゃないと判らないだろう。
事件後、警察官やガラス屋、鍵屋等、様々な人から「空き巣の実態」と「空き巣対策」に付いて話を伺った。侵入手口で言えば「7割以上が窓ガラスの鍵の横を割り、其処から手を突っ込んで鍵を開けて入っている。」との事。「玄関の鍵を壊して入るよりも簡単だから。」というのがその理由。特殊加工された防犯ガラスを取り付けるのが一番だが、如何せん値段が超高額。窓ガラスの鍵周りに防犯フィルムを貼るのも手だが、バーナーを用いられると「焼き破り」されてしまう。空き巣は侵入に時間が掛るのを嫌がるので、窓の上下に補助錠を取り付けたりして、「この家に入るのは厄介だ。」と思い知らせるのが現実的な対策とか。アドヴァイスに従い、考えられる策を全て打つ。
家の周りから、“暗部”を極力排除するというのも重要。「周りには家が建っており、窓からうちが見えるので安心。」というのも当てにはならない。自分の家の防犯には神経を尖らしても、他人の家に対してはそれ程でも無いだろうし、それに窓がすりガラスの様に不透明な場合も結構在るのだ。他者は余所の家を見ていない、乃至は見えないというのを念頭に置かないといけないだろう。
道路工事等、人の出入りが多い時期も危険とか。「人の出入りが多いので、見掛けない人間がウロチョロしていても気にならない。」という盲点が生じる訳だ。それと「空き巣は“目印”の付いた家に入る。」という話は以前から見聞していたが、事件後に家の周りをチェックした所、明らかに人為的な目印が見付かった。直ぐに消したが、実に不気味。
空き巣は一度入った家に、再び入るケースが少なからず在るそうだ。一度入った事で家の間取りが頭に入っており、“次”は効率的に“仕事”が出来るから。
我が家は自他共に認める襤褸屋で、「空き巣が狙う訳は無い。」と思っていた。実際問題、家には大した金品も無かった訳だが、警察官曰く「空き巣としては、1万円でも盗めれば御の字。これだけ景気が悪くなると、何処の家でも空き巣被害に遭っておかしくないんです。」と。“油断”していた事で怖い思いをしてしまった訳で、自身の猛省を込めて皆様に言いたい。最低限の防犯対策は取るべき。
こちらに「空き巣対策」が色々載っている。是非とも参考にして欲しい。
うちの実家のほうは旧郡部で、カギをかける習慣が無く、かけておくと近所のものが来たときに文句言われるというような実に田舎オブ田舎、ザッツ田舎!な土地柄だったのですが、最近はさすがに事情が変わってきてるそうです。
近所の家数軒がやられたのですが、悲喜こもごも、結構取られた家もあれば、ティッシュペーパーしか取られなかった、これはこれで気味悪いし複雑…、なんて話もありました。
うちの親は「こんなボロ屋誰も入らんワイ」とカギをかけずに出歩くのでちょっと心配です。
自分は旅行・出張時も電気つけておく&FMラジオをかけて出ます。
果たして効果あるのかどうかわかりません。
自分もダミーではありますが、警備会社のシール、サムターン回し対策、近寄ると光るやつ、後、もったいないですがマンションなので換気扇ずっと回してたり一様対策はしていまが・・・一階なのとコンビニと公園が近いのでこっそり出かけるのを確認するらしいので危ないらしいです。
以前に何かしらの事がおありだと書いてらしてどうしたんだろうと心配しておりましたが、いや、本当に大変だったのですね。。。その恐怖の思い心中お察しいたします。でも御身にお怪我等されなかったことが本当に良かったと思います。これからは是非より強固な防犯対策をされて、安全におすごしくださいませ。
9年前、波照間島(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E7%85%A7%E9%96%93%E5%B3%B6)に観光に来ていた女性が絞殺されるという事件が在りました。犯人も外部から来た人間でしたが、犯罪とは無縁と言って良い土地柄で、それこそ外出時にも鍵を掛けない家ばかりという同島で起こった残忍な事件。「最早、何処でも安心という場所は無いのだなあ。」と改めて認識させられた報道。
一昨日未明には板橋区で資産家の夫婦が殺害され、家屋が燃やされるという事件が在りましたが、空き巣被害に遭って間も無い自分としては他人事には感じられませんでした。
冗談抜きにして自他共に認める襤褸屋な我が家に空き巣が入る御時世なのですから、何処に入ってもおかしくない程に世の中が荒んでいるとも言えます。電気を点けておいたり、ラジオを付けっ放しにしておくというのも効果が在るとは思いますが、やはり「窓対策」が最重要な様です。
「入られてしまったからには仕方無い。せめてこのネタを元に記事を書こう。」と開き直ったものの、暫くは恐怖心が拭い去れず、何やかんやで一ヶ月以上経ってしまいました。空き巣に入られたという話は親類や知人から少なからず聞いておりましたが、やはり自分の家が被害に遭うと、その衝撃度は別格ですね。それこそ数千円を奪う為に人殺しをしてしまう世の中故、本当に命在っての物種だとつくづく感じました。皆様、くれぐれも御用心下さい。
今回の件で警察官やガラス屋等から色々貴重な御話を伺う事が出来たのですが、例えば団地やマンションの場合、最近は低い位置の部屋よりも高い位置の部屋に空き巣が入るケースが増えているそうです。屋上から縄等を使って降り、部屋に入り込むとか。高い位置の部屋だと「まさか空き巣は入るまい。」と鍵を掛けないで外出したりと不用心な場合が多く、又、相棒が外で見張っている場合、部屋の人間(乃至はそう思われる人間)が帰宅した際、部屋に居る人間(空き巣)に携帯で連絡し、上に上がる迄の時間が掛かる事で、逃げる時間が稼げるというのも在るそうです。
「貴重な経験をしました!」といった感じの軽いノリで記事にしようかとも思ったのですが、未だ生々しさが少なからず在り、それに皆様への注意喚起も在って、不本意乍ら?真面目な文章になってしまいました。
考えられる防犯対策は一通り取り、何とか安心して家を空けられる様になったのが救い。冗談抜きにして、我が家の様な襤褸屋が空き巣の対象になるのですから、最早どの家も空き巣の対象になっておかしくないと言えます。皆様方、くれぐれも最低限の“防御”は忘れずに。
しかし犯人と出くあわしたら、
もっと大変なことになってたかもしれないので
その点は、まだ救いだったですね。
しかしこれほどのことをして
「1万円でも収穫」という話を見て
やはり世の中物騒になってきているのは
間違いないようです。
格差社会が進んでいくと
社会がすさんでゆき、犯罪が増える。
余りに大きな格差は勝ち組にとっても
その危険性は大きく
結局は(お金で買えるものではないですが)
社会全体で損をするのに、とさえ
思えてしまいます。
金銭的な痛手は確かに在りますが、それよりも精神的な痛手の方が大きかったし、何よりも命在っての物種という気がしています。
今朝の新聞に載っていましたが、昨年迄5年連続で減少していた強盗事件が、今年の1~4月は前年同期よりも12.4%増加したそうです。年間を通しても恐らく増加になるだろとの事。又、4月の自殺者も前年同月に比べて173人増加という事で、不況の影響が様々な面で暗い影を落としている様です。
資本主義で在る以上、格差が生じてしまうのは仕方無い訳ですが、その“幅”が余りにも開いてしまうというのは国家にとって決して好ましとは言えない。ハムぞー様も書かれている様に、余りに開いた格差は勤労者の勤労意欲を無意識の内にも下げてしまう可能性も在り、国家にとって損失に成り得ると自分も感じます。
昨年、「更新されなくなったブログ」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/e057908ce998a1dc5cf9a8c6da5a8926)という記事を書きました。しばしば覗かせて貰っていたブログの中には或る日突然に更新が止まり、そのままずっと放置状態になっている物が少なからず在りました。理由も何も記されていない事から、「一体どうしたのだろうか?」と心配になってしまう訳ですが、「もしかしたら中には、不測の事態でアップ出来ない状態になってしまったケースも在るのかもしれない。最悪のケース、御亡くなりになってしまった可能性も・・・。」等と良くない想像をしてしまう事も。
口を開く度に「国民の為」を連呼する政治家の中に、果たしてどれだけ本当に「国民の為」を考えている者が居るのだろうか?「国民の為」と言い乍ら、実際には「自らに利益を齎してくれる、ほんの一握りの人間だけを見ている。」のではないかと思う事が、余りにも多過ぎます。郵政問題が重要課題で無かったとは言わないけれど、仰る様に「医療制度」や「教育制度」等、もっと優先&抜本的に改善しなければいけない課題が在ったのは確か。多くの政策が机上の空論&小手先の手直しだった為に、どれだけ現場が混乱した事か。
「国」から「地方」への権限移譲という過程で、余りにも巨大化し過ぎてしまった組織を縮小するという観点から始まった筈の「中央省庁大再編」。それから10年も経っていないというのに、突如湧いた「厚生労働省分割論」。「厚生労働省の抱える問題が余りにも多くなってしまった。」という点は理解出来るけれど、何故「先ず厚生労働省の分割在りき」的な話で進めようとしたのか?先ずは「過去の検証」をしっかりした上で無いと、又現場は混乱するだけ。「官僚達のポストを増やすだけ。」等の問題点も然る事乍ら、この話が麻生首相とナベツネ等、ほんの一握りの人間の“打ち合わせ”で然も既成事実の様に話が進められようとしていたのは、どうしても納得出来ない。余りにも反対が多く、慌てて話を引っ込めた様ですが、与野党を問わず「選挙対策の為の打ち上げ話」はもう止めて欲しいです。